妹尾光樹のイスラエル旅行記(最終回)イスタンブールへ

2015年8月19日07時21分 コラムニスト : 妹尾光樹 印刷

第9日目(現地時間:5月26日火曜日)

今回のイスラエル聖地訪問、そして第一の目的であったエンパワード21大会への参加は、これからの私の牧会にも大きな影響をもたらすものと期待しています。

帰りはトランジットの関係で、イスタンブールで13時間の余裕があり、メトロ(METRO)に乗り継ぎ、市内観光をしました。メトロは昼というのに満員電車で、日本のそれと全く同じでした。しかしイスタンブールの人たちは人懐っこく温かです。市内には何本かの電車が走っていますが、共通のカードで乗れて、それに都度チャージするシステムです。全線同額料金で、入る時カードから引き落とされ、出る時はそのままスルーする方式ですが、チェックは甘く、改札を飛び越える少年たちがいたり、身障者用入り口から簡単に入れたり、結構払わなくても乗れちゃう雰囲気なのがトルコらしさ(おおらか)かなと感じました。もちろん私は払いましたよ~。

妹尾光樹のイスラエル旅行記(10)イスタンブールへ
妹尾光樹のイスラエル旅行記(10)イスタンブールへ

ここに来たらぜひ見たかったのは、東方教会の中心地であったコンスタンチノープルのアヤソフィアと呼ばれている教会堂です。東ローマ帝国(ビザンチン帝国)時代に正統派キリスト教の大聖堂としての建設を起源とし、帝国第一の格式を誇り、コンスタンチノープル総主教座の所在地でもあったのですが、1204年から61年まではラテン帝国支配下においてローマ・カトリックの教徒大聖堂とされていました。その後は1453年5月29日から1931年までの長期間にわたりモスクとして改築を繰り返し、現在の特徴的な姿となりました。1935年2月1日から博物館として使われています。2階の回廊には、ギリシャ正教時代のモザイク画がいくつも残っており、近くでじっくり見ることができます。あのビザンチン帝国時代の人々が同じものを見ていたかと思うと、感慨深かったです。なお、建物内は一部、修復工事をしていました。昔、コンスタンチノープルと呼ばれた今のイスタンブールは、395年のローマ帝国東西分割後は、東ローマ帝国の首都となり、「新ローマ」「第2のローマ」といわれ、東ローマ帝国の隆盛とともに、30~40万の人口を誇るキリスト教圏最大の都市として繁栄し、「都市の女王」「世界の富の3分の2が集まる所」とも呼ばれました。建てられた当時、世界最大の建造物で、その会堂の大きさと建築技術には圧倒されます。床はすべて大理石が敷き詰められ、壁や柱には手彫りの彫刻が施され、壁にある聖画はみな、石を埋め込んだモザイク画です。中央会堂は床からドーム天井の最上まで、ゆうにビル20階分はあり、ここでグレゴリアチャンタを賛美できればどれほど素晴らしいだろうと、私の霊はうずうずしました。

妹尾光樹のイスラエル旅行記(10)イスタンブールへ
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トルコに来たら絶対本場のあの2つを食べたいと思っていたのですが、念願かなって口にすることができました。トルコアイスとケバブです。この2つは東京のアメ横で体験済みですが、いや~本場で食べるとやっぱりまいう~! 違いました! 最後にグランドバザール(Grand Bazaar)に行きました。日本でもデパートなどでおなじみのこの言葉ですが、ここが発祥の地。アメ横を巨大規模にした迷路のような商店街に、ただただ圧倒されました。ここの人たちは、商魂たくましい! 子どもの物売りも多く、自販機などの場所には必ず子どもたちがいて、ニコッと笑いながら小銭をせびりにきます。テラスでケバブを食べていると、食べているテーブルに商品を並べて押し売りしてきます。物乞いや、やたら日本語の上手な物売りに囲まれます。私はこんな雰囲気が嫌いではないので、結構面白がってみたりします~。後、異常に喫煙者が多いのも特徴です。水煙草文化があるせいでしょうか? 喫茶店にも水煙草が置いてありました。エルサレムは物価が高く、日本の1・2~3倍でしたが、イスタンブールに来るとそれを実感しました。イスタンブールはエルサレムに比べ約半額の感じです。ちなみにエルサレムでは、ミネラルウォーター(350CC)1本が1ドル、イスタンブールでは0・5ドルでした。

妹尾光樹のイスラエル旅行記(10)イスタンブールへ
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(文・妹尾光樹=純福音成田教会牧師)

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