Skip to main content
2025年11月6日19時23分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

冒とく罪で収監中のアーシア・ビビさん、上告認められ死刑執行延期に

2015年7月27日16時46分 翻訳者 : 小又香織
  • ツイート
印刷
関連タグ:アーシア・ビビ英国パキスタン・キリスト教協会(BPCA)死刑パキスタン
冒とく罪で収監中のアーシア・ビビさん、上告認められ死刑執行延期に+
アーシア・ビビさんの解放を求めるデモ参加者=2010年11月21日、パキスタン東部のラホールで(写真:Mohsin Raza)

冒とく罪により死刑判決を受け収監中の5人の子どもを持つキリスト教徒のパキスタン人女性、アーシア・ビビさん(50)の死刑執行が22日、パキスタン最高裁判所により延期された。

ロイター通信によると、ビビさんの弁護士であるサイフ・ウル・マルック氏は、「アーシア・ビビさんの死刑執行は、新しい判決が出るまで延期となります」と語った。

既に刑務所で6年余りも過ごしているビビさんには、イスラム教信仰を侮辱したとして、2010年に死刑判決が出されている。これは、ビビさんがイスラム教徒と同じ飲み水を飲んだことが冒とく行為だとして、イスラム教徒の女性グループに告発されたことによる。

この女性グループは裁判で、ビビさんが「私の信じるキリストは、私のために死にました。では、ムハンマドはあなたのために何をしましたか?」と質問したと訴えている。これは、南アジアのイスラム教国においては、冒とくだと十分受け取られる発言だ。

ビビさんの上訴は今月初めに認められ、各種報道では、これが死刑を逃れる最後のチャンスと報じられている。

論議を呼んでいるパキスタンの冒とく法は、キリスト教徒などの宗教的少数者を罰するために使用されていると、いくつかの人権擁護団体は指摘している。冒とく法の改正は提案されはいるものの、具体的な改正には一つも至っていないのが現状である。

「提案されている法案は、表向きでは、冒とく罪を負わせることがより困難になっているように見えます。それは、いかなる冒とくも『犯罪意思』という法的概念において、(犯行が)意図的だとされるということに焦点を当てています」。英国パキスタン・キリスト教協会(BPCA)の代表を務めるウィルソン・チョードリー氏は6月、米クリスチャンポストにこう語った。

「しかしながら、地元警察による冒とく法に関わる多くの殺傷事件が起きています。また、地元のイマーム(イスラム教の指導者)率いる暴徒からの圧力に、地元警察当局が委縮する場合もありますから、今回の法改正は、少しは効果があるのではないかと見ています」

ビビさんは長期の収監のため、刑務所内で腸の出血と、歩行の困難を含めた多数の健康上の問題を抱えていると、家族は述べている。

チョードリー氏は、ビビさんが経験している悲劇は「正義とは呼べないもの」だとし、欧米諸国はパキスタンが変わることを望むなら、同国への財政支援の仕方を見直すべきだと述べている。例えば米国は、対外援助として、数百万ドル(数億円)という額を毎年パキスタン側に提供している。

BPCAの役員メーウィッシュ・バッティ氏は、ビビさんの上告尋問が行われることになったのは、パキスタン政府への国際社会からの厳しい目が幾分起因していると語った。

「パキスタンの法的な手続きは、多くの場合非常に遅いですが、それにもかかわらず、今回のこの早い動きをうれしく思っています」とバッティ氏は語った。

「恐らく、パキスタン政府が感じている国際的圧力が、彼女の裁判への対応の早さという結果に表れています。私は今回、裁判所が正しい判断をし、アーシア姉妹を釈放することを願っています。6年間に及ぶ薄汚い、暗い独房の中の完全な孤独は、国の不当に対する憎しみと相まった場合、特に非常に大きなトラウマをもたらすことは間違いないでしょうが」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:アーシア・ビビ英国パキスタン・キリスト教協会(BPCA)死刑パキスタン
  • ツイート

関連記事

  • 冒とく罪で収容中のパキスタン人キリスト教徒の母親、健康状態が悪化 歩行困難、吐血も

  • パキスタンの女性キリスト教徒の死刑取り下げ求め 署名27万人超

  • パキスタンの青年キリスト教徒ら、テロ襲撃から教会守る自衛団を結成

  • イスラム教冒とくの疑いでキリスト者夫婦に集団暴行 パキスタン

  • パキスタンのカラチに事業家が巨大な十字架建設

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 都合の悪いお言葉(その2) マルコ福音書10章1~12節

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(251)聖書と考える「良いこと悪いこと」

  • ワールドミッションレポート(11月6日):ベネズエラ 福音冊子が切り開く新たな地平

  • ワールドミッションレポート(11月5日):西サハラ 砂漠の民に福音を

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.