パキスタンの青年キリスト教徒ら、テロ襲撃から教会守る自衛団を結成

2015年7月17日11時25分 翻訳者 : 木下優紀 印刷
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インドとの国境に近い都市ラホールにあるガワルマンディ・フード・ストリートの様子(写真:Kamran Ali)

イスラム教が優勢な国家において、近年、教会がテロリストの襲撃の標的となっていることを受けて、聖書の言葉にヒントを得たパキスタンの若いキリスト教徒たちが、教会を守るために自衛団を結成した。

銀行家、市民活動家、教師、コンピューター技師という異なる人生を歩んでいる16人のキリスト教徒が、礼拝の場を守るという目的のために団結した。彼らは、ルカによる福音書11章21節の「強い人が武装して自分の屋敷を守っているときには、その持ち物は安全である」という言葉から、自衛団の結成を考え出したという。

初めに自衛団は、パキスタンの文化的中心地で、最も人口が集中している都市ラホールのバハー・コロニーにあるシャローム長老教会の警備から始めた。それ以降、この若いキリスト教徒たちは働きを拡大し、近郊の少なくとも6つの教会の警備を行っている。

パキスタンにおけるキリスト教人口は2%ほど。2013年には、北西部の都市ペシャワルにある教会の外で爆弾が爆発する事件が発生するなど、同国においてキリスト教徒はテロ襲撃の被害者であり続けている。

自警団のスポークスマンであるワッカール・ピーター・ジルさんは、将来はより多くの教会を守りたいと話した。「私たちは日ごとに神に祝福され、力を受けています。そして、教派とは無関係に、ラホールや国内の他の場所にあるより多くの教会に赴くことを願っています」

より多くの教会を警備するため、ジルさんは自分と同じようなパキスタンの若いキリスト教徒たちに、自警団に入ることを勧めている。「私たちが若い人たちに伝えたいことは、皆さんが教会の屋台骨であるということです。そして皆さんとその支援がなければ私たちは働きを続けることができませんし、救い、愛、平和と幸福のともしびを、将来の世代に届けることができないということです」

ジルさんはまた、「この働きや、教会で行われている多くの奉仕にぜひ参加してください。私たちの前の世代は、歴史となっています。私たちは皆、現代を生きていますが、皆さんは教会とキリスト教の未来なのです。皆さんが将来のキリストの大使なのです」と語った。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
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