英ケズィック・コンベンション、今年140周年 新しい用地取得へ

2015年7月20日12時45分 翻訳者 : 木下優紀 印刷
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ケズィックの街。手前がダーウェントの古い鉛筆工場(写真:ケズィック・コンベンション)

今年140年周年を迎える英国の超教派聖会「ケズィック・コンベンション」が、英中西部カンブリアにある新しい用地を購入する機会に恵まれ、働きを拡大するための資金を募っている。

ケズィック・コンベンションは現在、「コンベンション・センター」と「ロンズリー・センター」の2つの施設を所有しているが、参加者が増えていることもありこれらの施設では限界に近い状態だという。しかし、ローンズリー・センターに隣接する有名な色鉛筆ブランド「ダーウェント」の古い鉛筆工場が売りに出されたことで、ケズィック・コンベンションの会場を一つにまとめられる大きなチャンスとなっている。この土地は数年間手を付けられておらず、ローンズリー・センターの2倍以上の広さがある。

1875年にカンブリアの湖沼地帯にある街、ケズィックで始まったケズィック・コンベンションは、毎年夏に3週間にわたって開かれる大会で、約1万2千人が参加する。保守的福音派の気風と個人的な弟子関係を強調することで知られている。参加費などはなく、資金は自発的な献金に頼っている。過去参加した有名な講演者には、ビリー・グラハム牧師やジョン・ストット牧師がいる。

ケズィック・コンベンションは、新たな用地取得のために今後3年間にわたる「ダーウェント・プロジェクト」を行い、500万ポンド(約9億6千万円)を集めることを目標としている。この資金のほとんどが用地購入、廃墟の撤去、アクセスや他の用地も含む眺望の整備に使われる予定で、2017年の夏の大会を1カ所で、より大規模に行えるように進める予定だ。また、1年の他の時期にも新しい活動を始めることができるよう施設の設備を向上することも計画している。

このプロジェクトは、英国内のキリスト教指導者たちから後援を得ている。後援者の一人、ジョン・レノックス教授(オックスフォード大学)は、「私はケズィック・コンベンションがより大きなスケールを持つ霊的なオアシスとなるために、また年にもっと多くのコンベンションを開けるようにミニストリーの収容人数を大きくしようというこの新しい試みを、一も二もなく支援します」と語った。また、英国国教会カーライル教区のジェームズ・ニューカム主教は、「私は、祝福をさらに広げるであろうケズィック・ミニストリーズの拡大を心から称賛します」と述べた。

ケズィック・コンベンションの運営を行うケズィック・ミニストリーズのピーター・メイデン元会長は、「10年前、私たちは鉛筆工場の土地を見て、ここをコンベンションの拡大のために購入できないか考えましたが、当時はその時ではなかったのです。しかしここ数年の間に、このコンベンションのミニストリーは成長し続けました。そして、今こそ前進し、この伝説の土地を購入する神の時なのです」と語った。

今年のケズィック・コンベンションは、「キリストのための全生涯」をテーマに、7月11日から始まり現在開催中。31日までの3週間にわたって行われる。また、今年は140周年を記念する大会ということもあり、一部は英BBCでも放送されるという。

ケズィック・コンベンションは、日本でも歴史ある超教派の聖会として開催されている。1962年に箱根(神奈川県)で開催された「日本キリスト者修養会」をきっかけとして始まり、後に「日本ケズィック・コンベンション」と改称、現在は毎年2〜3月に沖縄から北海道までの全国各地で開催されている。箱根での大会が最も歴史が長く、今年で54年目。大阪での大会は今年50周年を迎えた。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。

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