Skip to main content
2025年10月29日10時55分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 書籍

ミルトス、賀川豊彦著の復刻版『小説キリスト』を刊行

2014年3月25日19時18分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
ミルトス、賀川豊彦著の復刻版『小説キリスト』を刊行+
3月24日に刊行された賀川豊彦著の復刻版『小説キリスト』(写真:ミルトス提供)

イスラエル・ユダヤ専門の日本唯一の出版社である株式会社ミルトス(東京都千代田区)は24日、賀川豊彦(1888〜1960)が1933年に記した『小説キリスト』の復刻版を刊行した。

「世界的なキリスト教伝道者であり、大ベストセラー『死線を越えて』の作者、生協の父と呼ばれる賀川は、渾身5年の歳月をかけて、この小説キリストの愛の姿を描いた。感動の大作」「80年ぶりに復刻する本書は、賀川文学の集大成と言える」と、同社はそのウェブサイトで記している。

それによると、「本書には、賀川の幅広い社会運動の根底にあった『イエスのように生きたい』という彼のキリスト信仰が垣間見られる」という。

■ ノーベル平和賞・文学賞の候補にもなった賀川豊彦。同社から出版された賀川の著書『吾が闘病』『イエスの宗教とその真理』に続いて、なぜいまこの本の復刻版が発売されたのか?

ミルトスの代表取締役である河合一充氏はこの点について、本紙からの問い合わせに答え、「賀川豊彦松沢資料館の加山久夫館長より、推薦がありました。弊社は古典的なキリスト教書で絶版になっているものの復刻を願っておりますが、賀川がノーベル賞の文学賞に1947、48年頃候補に挙がっていたことを50年後にリリースされて知ったことをキッカケに賀川の文学についてシンポジウムがありました。詳しくは、本書の編者あとがきにあります。徳島の香川記念館の田辺健二館長の熱烈な推薦があったとのこと。小説の形ではありますが、賀川豊彦の信仰とキリスト観がよく現れている、貴重な文学作品ですので、当社で発刊を企画いたしました」と答えた。

ミルトスのウェブサイトには、加山氏の編者あとがきから次のような文が引用されている。

「洗礼者ヨハネの死からイエス自身の十字架死へ、さらに散文詩による復活に至るイエス劇は、著者の並々ならぬ創作意欲が伝わってきます。牧師である賀川が社会運動に関わることについて、『私はイエスの弟子だから社会運動を行うのです』と語るように、彼の幅広い社会運動の思想と実践の根底には、イエスのように生きたいという彼のキリスト信仰がありました。本書はまさに『賀川のイエス・キリスト』なのです」

■ 初版からすでに81年を経た小説だが、復刻版と初版との違いは何か?

「戦前の本ですから、現代人に読みやすく、現代仮名づかい、新漢字などの修正をしました。他には、最近の聖書学、聖書地理学、ユダヤ教関連の知識を元に本文を検討し、若干の訂正を試みました。しかし、全体には著者の表現を最大限に生かして、初版の雰囲気を残しました。不快語差別用語の問題もありますが、残しました」と河合氏は説明した。「著者自身が、執筆を意図して、2度、聖地巡礼をしており、表現はかなり正確で、体験を活かしており、聖地旅行を何度もしている編者も感心する点多々ありました」

第1章「ガリラヤ湖畔のイエス」から第12章「十字架への道」まで、12の章からなるこの本が「小説」となっている理由について、河合氏は「著者は、四福音書を自由に使い、また行間を読むように、フィクションも含めて、キリストを描いていきます。ヨセフスも利用していますし、該博なキリスト教書の知見を含んでいます。イエスの心理描写にしても、賀川の宗教体験に基づいた部分もあり、創作性を含む意味で、『小説キリスト』と題したもののようです」と述べた。

価格は税抜きで1冊3150円。ミルトスのウェブサイトにあるオンラインショップでも注文できる。問い合わせは同社(電話:03・3288・2200)まで。

  • ツイート

関連記事

  • 賀川記念館、50周年記念で特別展「描かれた賀川豊彦」を3月末まで開催

  • 現代に賀川豊彦伝えたい 賀川資料館が講演会

  • 賀川豊彦の精神受け継ぐ「天国屋カフェ」 100年ぶりに復活

  • 賀川豊彦、日本人初のノーベル文学賞候補と判明

  • 賀川思想の特色は「深い贖罪愛」 阿部志郎名誉学長

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(6)恐れずに主の導きに従う 加治太郎

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(250)聖書と考える「推しの殺人」

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(10月29日):アンゴラとザンビアのルヤナ族のために祈ろう

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.