賀川豊彦の精神受け継ぐ「天国屋カフェ」 100年ぶりに復活

2010年11月15日15時31分 印刷

キリスト教主義の社会運動家として世界的に著名な賀川豊彦が貧困者に安価で食事を提供しようと、100年前に開いた食堂「一膳飯天国屋」の精神を受け継ぐ飲食店「天国屋カフェ」が人気を集めている。神戸新聞が伝えた。

同カフェは賀川記念館(神戸市中央区)に併設された日本基督教団神戸イエス団教会の牧師、上内鏡子氏が「生きづらさを感じている人が食事を囲んで集える場をつくろう」(同紙)と企画。同記念館がオープンした4月から、ボランティアスタッフの運営でコーヒーや紅茶、500円のランチなどを提供している。

9月からはカフェのPRと資金集めを兼ねて月1回の夜間営業も開始。アルコールを全品300円、手作り惣菜を3品500円などで提供し、地域住民の憩いの場として賑わっているという。

一膳飯天国屋は賀川が貧しい地域住民に栄養のある食事を安価で提供しようと、現在の同記念館の近くに開店。無銭飲食が横行したため、わずか3ヶ月で閉鎖に追い込まれてしまった。しかし、正月には100人に無償で雑煮を振舞ったなど成果もあったことが賀川が創設した伝道と社会福祉活動のための組織「救霊団(現・イエス団)」の年報に記されているという。

営業時間は木、金、土曜日の午前10時から午後4時まで。次回の夜間営業は12月10日の予定。問い合わせは、同記念館(078・221・3627)まで。

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