第51回日本ケズィック・コンベンション箱根大会は1日目の21日、午後7時から聖会が行われ、主講師のロジャー・ウィルモア氏が講演した。ウィルモア氏は、「お一人おひとりがこのところで、生涯が変わるイエスとの出会いを経験していただきたい」と語り、「今晩あなたが座っているその席にリバイバルを起こしてくださいと祈ろうではありませんか」と呼び掛けた。
ウィルモア氏は、リバイバルについて「神の臨在のもとで新しくされる経験」と説き、「まさにこれこそ私たちがケズィックに出ている目的」と強調した。また、リバイバルは「世のあらゆる問題に対する教会の答え」で「どの国においても求められていること」と説いた。さらに「大きなリバイバルは道徳的、政治的な問題の多い時代に起こった」と指摘した。そのうえで、歴代誌下7章14節を強調し、リバイバルの条件を説いた。
ウィルモア氏は、「神はご自身の民にリバイバルを与えたいと願っておられる」と強調し、「神は私たちに対して無関心なのではない。神の民が条件を満たすことを待っておられる」と説いた。ウィルモア氏は、「今日の世界の困難はクリスチャンがすべきことをしていないことからきている」と説き、「神は私たちを待っておられる。リバイバルは神の民にかかっている」と強調した。
ウィルモア氏は、クリスチャンが果たすべきリバイバルの4つの条件を挙げた。第1は「へりくだること」。ウィルモア氏は、ペトロの手紙一5章5節を強調し、「高ぶりはすべての罪の母。神は高ぶりを憎まれる。すべての罪の根はプライドにある。自らへりくだらなければならない」と説いた。また、詩編51編を引用し、「打ち砕かれ悔いる心を神がしりぞけられることはない」と語った。
第2は「祈ること」。ウィルモア氏は、「神の大きなリバイバルは決して説教セミナーで起こるのではない。祈祷会から起こる」と強調し、「緊急性をもって熱い心で求めるところに神はこたえてくださる」と説いた。
第3は「神の御顔を求めること」。ウィルモア氏は、「神の御顔を求めるとは、神との顔と顔とを合わせた関係を求めること」と説き、「もし私たちが心の底から神を求めるなら、神に出会うことができる」と語った。
第4は「悔い改めて罪から離れること」。ウィルモア氏は、「一番大きなリバイバルの障害は罪」と強調した。そのうえで、哀歌3章40節を引用し、「御霊によって私たちの心を探っていただきたい。そして本当にきよくされて神に近づきたい」と語った。
最後にウィルモア氏は、ヨハネの手紙一1章9節を強調し、「自分の罪を告白するなら、神はその罪を赦してくださる。そして私たちをきよめてくださる。今晩あなたの心に神がリバイバルを起こしてくださいますように」と語った。
大会は23日まで3日間の日程で行われる。
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