ルカによる福音書
-
ルカ福音書を読む(41)「2人の徴税人の招き」―レビとザアカイ― 臼田宣弘
今回は、5章27~32節と19章1~10節を読みます。ここでは、徴税人のレビとザアカイをイエス様が招いたお話が伝えられています。徴税人とは住民から税を徴収する人のことですが、当時は不正な取り立てが横行していたようです。
-
ルカ福音書を読む(40)「イエス様に従った見えるようになった人」―エルサレムへの途上で― 臼田宣弘
今回は、18節31~43節を読みます。イエス様は12弟子に対して、「今、わたしたちはエルサレムへ上って行く」と言われました。エルサレムが近づいてきたのです。そして、3度目の死と復活の予告をされます。
-
ルカ福音書を読む(39)「富める議員」―永遠の命を受けるためには― 臼田宣弘
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今回は、18章18~30節を読みます。今回のお話は、マタイ福音書とマルコ福音書にほぼ同じ内容の並行記事があります。
-
私たちのためのクリスマス 万代栄嗣
ヨセフとマリヤは人口調査のためベツレヘムへ上っていき、マリヤは月が満ち、男の子を産み、飼葉桶に寝かせました。今日お開きした箇所は、その夜、真っ暗闇の野原で羊の番をしていた羊飼いの所に、まばゆい光と共に天の御使いが現れ…
-
ルカ福音書を読む(38)「祈りについての2つの例え」―低みからの祈り― 臼田宣弘
今回は、18章1~14節を読みます。ルカ福音書は、男女がペアになったお話が多くあることを、今までお伝えしてきました。今回のお話は、根気強く祈りなさいというものです。これは、友達のところにパンを借りにいった人の例え話とペアであると思います。
-
ルカ福音書を読む(37)「クリスマスの出来事」―全ての人たちへの知らせ― 臼田宣弘
御子イエス・キリストの御降誕を心からお祝いいたします。今日、クリスマスは世界的な行事です。日本もそうですが、キリスト教徒の人口が少ない国々でもクリスマスは祝われます。
-
ルカ福音書を読む(36)「再び来たるイエス様を待ち望む」―アドベントの時に― 臼田宣弘
17章20~37節では、イエス様が再びファリサイ派の人々を相手にして対論をなさっています。彼らが、「神の国はいつ来るのか」とイエス様に問うたのです。それに対してイエス様は、「実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ」と言われました。
-
ルカ福音書を読む(35)「金持ちと貧しいラザロの例え」―大きな淵に架けられた橋― 臼田宣弘
前回、イエス様が語られた「不正な管理人の例え」とその解釈において、「神と富とに仕えることはできない」ということが示されたことをお伝えしました。ファリサイ派の人々が、それを聞いていてイエス様をあざ笑った場面から、今回のお話は始まります。
-
主に用いられる人 万代栄嗣
アドベントは、ラテン語のアドベンティス(到来)に由来し、救い主イエス・キリストの到来であるクリスマスまでの備えの日々を意味します。今日お開きした箇所は、マリヤの賛歌といわれています。
-
ルカ福音書を読む(34)「マモンからの解放」―友達を作りなさい― 臼田宣弘
今回は、16章1~13節を読みます。イエス様がなさったこのお話は、「不正な管理人の例え」といわれているものです。この例え話には、実にさまざまな解釈があります。今回は「私はこのように捉えている」ということで、その内容をお伝えしたいと思います。
-
恵みの期待感を持ってクリスマスの日々を歩もう 万代栄嗣
今日の聖書箇所で、老夫婦に起こった神の恵みを感謝したいと思います。今日の箇所の直後に、御使いガブリエルがマリヤの所にやってきて、受胎告知がなされ、いよいよクリスマスの物語が始まっていくことになります。
-
ルカ福音書を読む(33)「放蕩息子と兄と父の例え」―全ての人を憐れまれる神様― 臼田宣弘
今回は、15章11~32節を読みます。これは、非常に良く知られたイエス様の例え話です。幼稚園や教会学校で子どもたちに話すと、とても喜ばれますし、また良く理解してもらえるものです。
-
良いこだわりを持って癒やしを求め続けよう 万代栄嗣
私たちを主イエス様の救い、癒やしの恵みで覆い、力強い癒やしの恵みをもたらしてくださいますことを信じ感謝します。先日、元プロ野球の名投手が自宅の火災によって亡くなり、現場から逃げ出す様子もなかったことが報じられ驚きました。
-
ルカ福音書を読む(32)「見失った羊と無くした銀貨の例え」―全ての人を憐れまれる神様― 臼田宣弘
今回は、15章1~10節を読みます。徴税人や罪人たち、そしてファリサイ派の人々や律法学者たちがいる場所で、今回の「見失った羊の例え」と「無くした銀貨の例え」、また次回お伝えする「放蕩息子と兄と父の例え」が語られているのです。
-
ルカ福音書を読む(31)「宴席に招かれるとは」―ファリサイ派の議員の家で― 臼田宣弘
今回は、14章7~24節を読みます。この箇所は、第29回でお伝えした、ファリサイ派の議員の家での「水腫の人の癒やし」の後の、食事の席での出来事です。ここは、一部マタイ福音書に並行記事がありますが、ほぼルカ福音書に固有なお話です。
-
ルカ福音書を読む(30)「神の国」―小さいことが是とされる― 臼田宣弘
今回は、13章18~30節の「神の国」について教えている3つのお話を読みます。最初の2つは、「からし種の例え」と「パン種の例え」です。「からし種の例え」は、共観福音書全てに並行記事がありますが、「パン種の例え」はマルコ福音書にはありません。
-
ルカ福音書を読む(29)「安息日の2つの癒やし」―律法の本来の意味― 臼田宣弘
今回は、13章10~17節と14章1~6節を読みます。ここでは、イエス様が安息日になさった2つの出来事が伝えられています。安息日とは土曜日のことですが、神様が6日間で世界を創造され、7日目に休まれたことを覚える日です。
-
ルカ福音書を読む(28)「悔い改めの呼びかけ」―そして救いの業へ― 臼田宣弘
今回は、13章1~9節を読みます。この箇所は、新共同訳聖書では別々の段落になっていますが、一つのお話として読んだ方がよいと思います。また、このお話は他の福音書に並行記事のない、ルカ福音書に固有なものです。
-
ルカ福音書を読む(27)「主人の帰りを待つ僕」―再臨のイエス様を待つ― 臼田宣弘
今回は、12章35~48節を読みます。このペリコーペ(聖書におけるまとまった一つの単位)は、マタイ福音書24章36~51節のペリコーペと重複するところがあります。しかし、並行記事といえるほどのものではありません。
-
ルカ福音書を読む(26)「富と神の国」―天に富を積むということ― 臼田宣弘
今回は、12章13~34節を読みます。ここでは、イエス様が「富と神の国」について語られたことが伝えられています。イエス様は、群集に向かって一つの例え話を語られました。
人気記事ランキング
-
根田祥一氏に賠償命令、体験談装った匿名ブログの記事拡散で本紙の名誉を毀損
-
「カリスマ聖霊刷新を力強く推進した器」 手束正昭牧師召天記念礼拝
-
小児がんやダウン症の子どもたちに羊の編みぐるみを がん患者の元神学生の思い
-
慈しみと憐れみの神 安食弘幸
-
「聖書が人生を変えた」と考える若年成人の割合が増加 米「聖書の状況」調査
-
キリスト教書店大賞、2024年のノミネート作品発表
-
フランスで復活祭に1万2千人が受洗 「脱キリスト教化」進む中でも増える洗礼志願者
-
ジーザスと私(12)暗雲が立ち込める 桜井知主夫
-
イスラエル軍、ヨルダン川西岸でキリスト教徒の女性を拘束 カンタベリー大主教が懸念
-
超自然的現象と科学(6)アダム(エバの夫)以前の「人類」についての考察3 愛多妥直喜
-
東京基督教大学、朝岡勝理事長が辞任 山口陽一前学長が学長代行に
-
根田祥一氏に賠償命令、体験談装った匿名ブログの記事拡散で本紙の名誉を毀損
-
「カリスマ聖霊刷新を力強く推進した器」 手束正昭牧師召天記念礼拝
-
著名な無神論者のリチャード・ドーキンス氏、自身を「文化的なクリスチャン」だと語る
-
【書評】『死刑囚になったヒットマン 「前橋スナック銃乱射事件」実行犯・獄中手記』
-
【イースターメッセージ】心配性のあなたに 姫井雅夫
-
キリスト教出版社「イーグレープ」の穂森宏之社長死去 70歳
-
米メガチャーチで419人が受洗、創立40年の歴史で最多
-
シドニー郊外の教会でライブ配信中に刺傷事件、10代男が主教を襲う 4人負傷
-
台湾地震、花蓮唯一のキリスト教書店「マナ書房」入居するビルが倒壊