カトリック教会
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世界改革派教会共同体、宗教改革による分裂の修復を図る共同宣言に署名
世界改革派教会共同体(WCRC)は5日、宗教改革による過去の分裂を修復し、他のキリスト教共同体との一致と協力に向けた取り組みを目指す2つの声明に署名した。署名を受け、世界的なエキュメニカル組織である世界教会協議会(WCC)は同日、歓迎の意を表明した。
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前ケルン大司教のヨアヒム・マイスナー枢機卿死去、83歳 上智大の「名誉校友」
ドイツの前ケルン大司教、ヨアヒム・マイスナー枢機卿が5日、ドイツ南東部の町バートフュッシンクで亡くなった。83歳だった。ケルン教区は日本の東京教区や上智大学との関係も深く、マイスナー枢機卿は同大の「名誉校友」でもある。
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ドイツ議会が同性婚の合法化を可決、メルケル首相は反対票 カトリック教会は遺憾表明
ドイツ連邦議会は6月30日、同性婚を合法化する法案を可決した。アンゲラ・メルケル首相は反対票を投じたが、「今日の投票が、異なる意見を尊重する態度を促進するだけでなく、社会にまとまりと平和をもたらしてくれることを願っています」と語った。
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神学校閉鎖、司教不在の上海で新司祭4人、助祭4人
カトリック系「アジア・ニュース」によると、上海の聖ペトロ教会で6日、司祭4人が隣接する江蘇省海門教区のシェン・ビン司教により叙階された。タデオ・マ・キン上海司教は2012年以来、自宅に軟禁されており、公式な外部接触や司牧実行は禁止されている。
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英ランカスター司教、「新求道共同体」の典礼に規制
英カトリック教会ランカスター教区のマイケル・キャンベル司教は6日、運動体「新求道共同体」に対する典礼規範を発表した。同団体の活動に対する「懸念が増大している」ためという。カトリック・ヘラルド紙が報じた。
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北関東の渡瀬・鬼石キリシタン殉教者顕彰祭
「渡瀬鬼石殉教者顕彰祭」(カトリック本庄・伊勢崎・高崎・藤岡・新町・富岡教会主催)が毎年5月に行われており、今年も連休初日となった3日、埼玉、群馬のカトリック教会の司祭、助祭の7人の他、県内外からカトリック教徒を中心に約200人が参加した。
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アルゼンチンで日本人修道女逮捕、未成年者に対する性的虐待ほう助の疑い
アルゼンチンのカトリック系の施設で、聖職者らが未成年者に性的虐待を行っていたとされる問題で、施設で働いていた日本人の修道女、コサカ・クミコ容疑者(42)が4日、虐待をほう助した疑いで逮捕された。コサカ容疑者は容疑を否認している。
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世界のカトリック人口、5年で7%増 アフリカで急成長、欧州は司祭不足が深刻化
世界のカトリック人口が5年間で約7%増加し、12億8500万人に達した。バチカンの最新の統計によると、アフリカのカトリック人口は2010〜15年で19・4%成長。世界では7・4%増加した。2015年だけでも、世界のカトリック人口は1%増加した。
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米ジョージタウン大学、奴隷制度に加担した歴史を謝罪へ
米最大のカトリック系大学であるジョージタウン大学(ワシントン)は、18日に宗教的式典を開催し、奴隷制度に加担した過去を公に謝罪する。米国のイエズス会には、1838年にメリーランド州で奴隷にされた男女や子どもら272人を売却した過去がある。
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聖公会の「夕の礼拝」、バチカンのサンピエトロ大聖堂で初めて行われる
カトリック教会の総本山であるバチカンのサンピエトロ大聖堂で13日、聖公会の「夕の礼拝」(晩祷)が初めて行われた。礼拝では、ローマ聖公会センター所長のデービッド・モクソン大主教が司式をし、バチカンの典礼秘跡省次官のアーサー・ロシュ大司教が説教を行った。
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英国福音同盟「宗教改革は必要不可欠だった」 500年記念で声明
今年、宗教改革500年を迎えるのを記念して、英国福音同盟(EA)は声明を発表した。声明では、宗教改革は「必要不可欠」なものであり、イエス・キリストの教えを回復するものだったとして高く評価。一方、プロテスタントとカトリックの間には現在も相違があると強調した。
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カトリック作家の三浦朱門さん死去、91歳 曽野綾子さんの夫
カトリック作家の三浦朱門(みうら・しゅもん)さんが3日午前6時50分ごろ、肺炎のため死去した。91歳だった。喪主は、同じくカトリック作家で妻の曽野綾子(本名・三浦知寿子)さん。「朱門」の名前は、イタリア文学者だった父が12使徒のシモン・ペトロから付けたという。
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トランプ氏のキリスト教難民優遇方針、支援団体でも見解分かれる
難民受け入れの一時停止などを命じた、ドナルド・トランプ米大統領の大統領令を受け、キリスト教の迫害監視団体や難民支援団体などの間で見解が分かれている。世界的な迫害に拍車を掛けるだけだと指摘する声がある一方、大統領令の本質的な意味を読み取るよう訴えた。
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『現代文化とキリスト教』(1)「カトリックの移民支援の重層性」白波瀬達也氏
本書は関西学院大学キリスト教と文化研究センターの研究プロジェクト「現代文化とキリスト教」での7つの発表が収められているが、神学ではなく宗教社会学者による2つの発表が特に現代社会におけるキリスト教に関する重要な研究と思われるのでご紹介させていただきたい。
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大阪府:大阪城ホールで高山右近列福式 ユーチューブで生中継も 2月7日
戦国時代のキリシタン大名高山右近(1552~1615)の列福式が2月7日(火)正午から、大阪城ホール(大阪市中央区)で教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿の司式により行われる。
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スーダンの教会に反キリスト教チラシ、宗教指導相が非難
北アフリカのスーダンで、幾つかの教会に反キリスト教のチラシが貼られる事件があったことを受け、アルマ・ミルガニ・フセイン宗教指導相は、非難するコメントを発表した。オンライン新聞「スーダン・トリビューン」によると、チラシは昨年のクリスマスの時期に貼られた。
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スラム街の子どもたち400人が受洗、貧困で洗礼ためらう家庭も マニラ
マニラのスラム街で暮らす数百人の子どもたちが14日、カトリック教会の伝道活動の一環である集団洗礼式で洗礼を受けた。フィリピンの貧しい家庭は、洗礼式後に行なわれる祝会の食事を用意する余裕がないため、洗礼式に参加すること自体をためらってしまうという。
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日系ブラジル人で初、赤嶺エンジ氏が大司教に
沖縄系三世の赤嶺エンジ氏(54)=洗礼名ジュリオ=が、ローマ教皇フランシスコからサンパウロ州ソロカバ市の大司教に任命された。ブラジル初の日系大司教。任命は昨年12月28日で、就任式は2月25日午前10時からソロカバ大聖堂で行われる。
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教皇フランシスコ、既婚司祭を近く容認か ブラジルの有力神学者が予見
ブラジル出身の有力な解放の神学者であるレオナルド・ボフ氏(79)は最近、ローマ教皇フランシスコが間もなく、カトリック教会における司祭の独身制を緩和し、既婚司祭を容認する可能性があることを明らかにした。
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英で「3人の親」持つ子ども、来年にも誕生へ デザイナーベビーに警戒も
英政府機関は15日、遺伝的に3人の親を持つ子どもの出産を可能にする技術の利用を最終的に承認した。これは、女性2人の卵子と男性1人の精子を使って体外受精を行うことで、いくつかの遺伝病を撲滅できる画期的な技術とされているが、倫理上の問題から論争になっている。
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