社会
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広がる高齢者の貧困問題 豊かに老後暮らすノウハウも 聖学院大で講演会
聖学院大学の公開講演会「広がる高齢者の貧困と老後破産」が3日、同大チャペルで行われた。ソーシャルワーカーの藤田孝典氏が、日本のこれまでの社会保障の在り方や、高齢者の貧困問題の具体的な対策、老後を豊かに暮らしていくためのノウハウなどを話した。
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「宗教の社会貢献は、本物か」 宗教社会学者と僧侶が研究会
大阪市の應典院(浄土宗大蓮寺)で5月27日、「宗教の社会貢献は、本物か」と題して、宗教社会学者の稲場圭信氏(大阪大学准教授)と白波瀬達也氏(関西学院大学准教授)、僧侶の秋田光彦氏(同寺住職)による研究会が行われ、約30人が集まった。
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米宣教師の孫ギューリック3世が各地を回り、戦前の日米「人形」交流再び
昭和初期に日米親善を願って、約1万2千体の「青い目の人形」が、キリスト教宣教師シドニー・ギューリックによって、日本の子どもたちに贈られた。その祖父の志を受け継ぎ、孫のシドニー・ギューリック3世が日本各地を回って「新友情人形」を寄贈している。
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福祉・教育・教会のネットワーク構築目指し キングス・ガーデン東京が第1回シンポ
福祉施設や在宅介護サービスの充実を図るため、福祉・教育・教会のネットワーク化を進める社会福祉法人キングス・ガーデン東京が、その活動の一環として、第1回サポートネットワークシンポジウムを、5月30日に荻窪栄光教会(東京都杉並区)で開催した。
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神社油まき事件、キリスト教系団体創立者に逮捕状
全国の神社などに油のような液体がまかれていた事件で、千葉県警は、事件に関与した疑いが強まったとして、キリスト教系宗教団体の創立者で米国在住の日本国籍の男(52)の逮捕状を取った。
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日本における難民の現状をもっと知ろう 難キ連がチャリティーコンサート
難民・移住労働者問題キリスト教連絡会(難キ連)は23日、「喜びと平和につながる働きを」をテーマにしたチャリティーコンサートを、お茶の水クリスチャン・センターで行った。用意された170席がほぼ満席状態の中、ボーマン夫妻の奏でる名曲に耳を傾けた。
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「現地に継続的な支援を」 ネパール被災地視察した神戸国際支縁機構の岩村牧師が報告
先月末に発生した大地震で大きな被害が出ているネパールを訪れた、神戸国際支縁機構代表の岩村義雄氏(神戸国際キリスト教会牧師)が23日、神戸市長田区で報告会を行った。首都カトマンズ市内や近隣地区現地の様子を報告し、支援を訴えた。
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「風化させないために」 教会で疎開学童と特攻隊の交流語られる
東京都世田谷区の日本基督教団東京都民教会で23日、「戦争経験を聴く会・語る会」が行われた。戦後70年を迎える今年は、「世田谷の疎開学童と特攻隊」をテーマに、学童疎開の経験者を中心に約50人が集まり、それぞれ当時の記憶を語り合った。
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後藤健二さんに学ぶ紛争への関わり方 桜美林大国際学研究所が公開シンポ
桜美林大学(東京都町田市)で20日、「紛争にどう関わるか~ISISによる日本人人質殺害事件を考える」と題する公開シンポジウムが開催された。日本人あるいは国として今後どのように国際紛争に対応していくべきかを考えることを目的に企画された。
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宗教指導者と議員グループ、特別軍縮会合を国連本部で開催
世界宗教者平和会議(WCRP)は今月8日、国際連合本部(米ニューヨーク)で核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)との特別会合を行った。約70人が参加し、核不拡散条約(NPT)再検討会議の関連公式プログラムとして同会議期間中に行われた。
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「賀川豊彦と吉野作造」移動展、松沢資料館で開催中 2人の偉大な指導者が今伝えたいこととは?
日本社会の形成に重要な働きをしたリーダーの一人である賀川豊彦と、大正デモクラシーを代表する政治学者、吉野作造を扱った移動展「賀川豊彦と吉野作造―貧しき者、弱き者のために」が、賀川豊彦記念松沢資料館で6月27日まで開催されている。
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復興に向け、宗教者が円卓会議 重要なのは「understand」 課題共有し今後の支援の在り方模索
世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会は19〜20日、国連大学で「復興に向けた宗教者円卓会議 in 東京」を開催した。さまざまな立場の宗教者らが2日間で延べ約200人集まり、東日本大震災以降に起こった事例を報告し、宗教者が担う役割について話し合った。
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原発事故から4年、自主避難者招き講演会 「一緒に考えてほしい」
東日本大震災の発生直後から被災地を支援し続けているカトリック東京ボランティアセンター(CTVC)は15日、ハートウェッジ福島代表の湯野川政弘さんを招き、「自主避難者の秘めた思い」と題した講演会を、聖イグナチオ教会岐部ホールで行った。
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最貧国コンゴで村の再建取り組むパメラさんを訪ねて
アフリカ大陸中央に位置する赤道直下の国、コンゴ民主共和国(旧ザイール)。日本の6倍の国土を持ち、鉱山資源が豊かな国だが、いまだに世界最貧国の一つに数えられている。日本国際飢餓対策機構の近藤高史・特命大使が4月、6日間の日程でコンゴを訪れた。
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ネパール大地震:キリスト教団体支援物資、山間部の遠隔地にも 医療チームも派遣
大地震発生から2週間以上が経過したネパールでは、依然として余震が続いている。現地で支援活動を展開しているキリスト教団体の手により、山間部にある遠隔地にも物資が到達し始めている。医療チームを派遣し、現地で移動診療を行う準備も進められている。
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がんとどう向き合うか 日野原重明氏や「がん哲学外来」の樋野興夫氏招き市民公開講座
聖路加国際病院相談支援センター主催のがん診療連携拠点病院市民公開講座が9日、聖路加国際大学で催された。順天堂大学医学部の樋野興夫教授と、同院名誉院長の日野原重明氏による特別講演のほか、同院の山内照夫医師との対談も行われた。
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依存症更生のティーンチャレンジ、日本で10周年 卒業生らが喜びの証し
「ティーンチャレンジ・インターナショナル・ジャパン」が設立され、10周年を記念する集会が4月29日、金沢キリスト教会(横浜市)で開催された。オーストラリアから来日したマルコム&マージョリー・スミス牧師夫妻らが講演した。
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カト・プロの元受刑者が教派超えてトーク 勇気をもって自分を変えよう
共に過去に犯罪を犯した経験のあるシロアムキリスト教会主任牧師の鈴木啓之氏と、カトリック信者でNPO法人マザーハウス代表の五十嵐弘志氏が、6日に開かれたトーク&ライブイベントで、「生きた愛に出逢(であ)って」をテーマに対談した。
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人生は出逢いで決まる 元受刑者とシスターが渋谷のバーで対談
「人生は出逢いで決まる。~受刑者たちと出逢って~」と題するトークイベントが4月23日夜、東京都渋谷区のバーで開催され、NPO法人マザーハウスの理事長である五十嵐弘志さんと、イエスのカリタス修道女会の大野祐子シスターが対談した。
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「届け、福音!東へ西へ!」 元ヤクザ進藤龍也牧師 × 元暴走族リーダー野田詠氏牧師対談
前科7犯の元ヤクザで3度の服役を経験した、[罪人の友]主イエス・キリスト教会(埼玉県川口市)の進藤龍也牧師と、10代で暴走族に入り、4度鑑別所に入り、4度目に少年院に送られた、アドラムキリスト教会(大阪府東大阪市)の野田詠氏牧師の対談。
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