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さくら時計(5)万華鏡 星野ひかり
闇の深き所から、無数に触手が伸びてくるのが見えるようでありました。その触手は私のからだをまさぐり、細い足首をつかみました。触手はめりめりと私の足首にめり込んで、私の一部となっていくようでありました。
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新・景教のたどった道(63)作家と景教(1)司馬遼太郎 川口一彦
今は亡き歴史小説家の司馬遼太郎(1923〜96)は『空海の風景』(表紙写真は中公文庫「上」のもの)、『ペルシャの幻術師』(同、文春文庫のもの)、『兜率天への巡礼』を、陳舜臣(1924〜2015)は『曼荼羅の人』を、観音寺潮五郎(1901〜77)は『蒙古来る』などを著しました。
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転生なきビジョンはない(その3)
レギオンはイエスに対峙する。「神の名においてお願いします。どうか私を苦しめないでください」。これがレギオンの言い分である。悪霊の言葉なのか、それとも悪霊に憑(つ)かれた人の心の叫びなのか、それは判断できない。恐らくその両方であろう。
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心の目は見えていますか 安食弘幸
あるハンターが特殊な能力を持つ猟犬を手に入れました。普通は水辺にいる鳥を撃ち落とすと、猟犬は水にザブンと飛び込んで獲物をくわえて戻ってきますが、この猟犬は泳がないで水の上を走って取ってくるのです。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(45)聖書から見る、高齢ドライバーによる交通事故と免許返納
高齢ドライバーによる死亡事故、交通事故などが全国で相次いでいます。警察庁の発表によれば2020年に高齢ドライバー(75歳以上)が起こしてしまった死亡事故が333件(全国)で、これは、全体の約14パーセントに当たるということです。
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当たって砕けろ 佐々木満男
「『当たって砕けろ』ってよく言いますけど、意味が分かりません。当たって砕けたら、自分がなくなっちゃうじゃないですか?」こう聞かれたことがある。
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救い主キリストによる癒やし 万代栄嗣
紅葉の美しさを感じる季節となりました。これからのクリスマスシーズン、日々喜びと感謝を持って歩んでまいりましょう。今日の聖書箇所では、イエス様が伝道を始められた直後の癒やしについて語られています。
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イエス・キリストこそが道、真理、いのち さとうまさこの漫画コラム(22)
イエス・キリストこそが道であり、真理であり、いのちなのです。私たち主にあるキリスト者は、キリストが歩んだ道についていきます。その道とは、聖書の御言葉による道しるべに従うことであり、聖書から知る真理により…
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(134)神様の器として限界を超える 広田信也
「一般社団法人 善き隣人バンク」 の目指す行動モデルは、ルカの福音書10章に示される「善きサマリヤ人のたとえ」に示されています。この箇所は傷ついた人を助ける模範として広く知られていますが、2千年前のイスラエルでは、このサマリヤ人の取った行動は…
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誰の目に向かって生きるのか? 菅野直基
人は、誰かから認められ、愛され、喜ばれたいと願いながら生きているのではないでしょうか。それが本能だからです。この聖句で書かれている「主人」とは、神様のことです。
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隠された宝 穂森幸一(196)
英語で討論する会に参加していたとき、私が牧師であることを知った英語教師の方が、「日本ではキリスト教に対しては好意的という方々が圧倒的に多いという世論調査の結果が示されているのに、クリスチャンの数は全人口比1パーセントという状況が戦後続いて…
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パウロとフィレモンとオネシモ(52)「人にしてもらいたいと思うこと」―赦されたのだから赦し合う― 臼田宣弘
今回はエフェソ書4章25節~5章5節を読みますが、この箇所は旧約聖書の十戒と関係が深いので、最初にそれを提示します。
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アフリカ奥地に神の愛を―リビングストンの生涯(13)困難な旅を続けて
いよいよ自分の計画を実行に移す時が来たことを思い、リビングストンはセケレトウに話した。「長いこと考えていたのだがね。このリンヤンティから大西洋まで水路が開かれたら、世界中の商人が貿易するためにやってきて、象牙や布、木材を高い値で買っていく…
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(44)聖書から見る、連続する電車内事件
このように凶悪な犯罪、一般の方々が巻き込まれてしまう卑劣な犯罪が連続して起こっています。しかも、誰もが気軽に利用する、生活のために不可欠と言える ”電車” という空間内での事件。そして、逃げ場もなく、また、対策もほぼない…。
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私たちのまことの神殿であるキリスト 万代栄嗣
自然界が実りの季節であるように、私たちもイエス様の前に実を結ぶ者となりたいと思います。コロナ禍の不自由さの中でも、今も生きて働かれるイエス・キリストのからだである私たちの教会は、あの手この手で神様の福音を伝えるために活動しています。
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私たちに必要な方 岡田昌弘
自分に必要な人とは、どのような人でしょうか。良き相談相手、良き友、良き助け手、良き協力者、良きパートナー、良き援助者、良き出資者などなど、もしかするとすべての良き人が必要なのかもしれません。
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ビジネスと聖書一口講座 From ハワイ(11)なぜマザー・テレサはそう言ったのか? 中林義朗
皆さん、こんにちは。ビジネス牧師の中林義朗です。今日は「なぜマザー・テレサはそう言ったのか?」という話をしていきたいと思います。1981年、マザー・テレサが日本を訪問したことを覚えていらっしゃる方が多いと思います。
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誠実で敬虔なクリスチャンたちが、なぜ試練や災難に直面するのか 加治太郎
私たちは皆、試練や苦難に直面することでしょう。キリストもこの地上では試練や艱難(かんなん)があることをおっしゃいました(参照・ヨハネ16:33)。しかし、試練や苦難に遭うのは、私たちが神様の愛を失い、言動に問題があるからでしょうか。
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電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも…一体誰のせいなの? 菅野直基
うまくいかないことをすべて人のせいにする人が多い。だから、うまくいかないことを自分のせいだと考える人がいたら、「えっ!?」と思うのではないでしょうか。しかし表向きは「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのもすべて私のせい」と言っていても…
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転生なきビジョンはない(その2)
私自身は精神科に入院した経験はないが、10年ほど精神科外来に通院していたので、そこがけして異様な場所ではないと断言できる。しかし、たまたまその病院に仕事で訪問していた人が、このように語ったことを思い出す。
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