Skip to main content
2025年7月3日17時12分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

選び取り実行すべき生き方

2011年10月24日17時41分
  • ツイート
印刷
万代栄嗣牧師+
 ・・・イエスは答えて言われた。「ある人が、・・・強盗に襲われた。強盗どもは、その人の着物をはぎ取り、・・・半殺しにして逃げて行った。たまたま、祭司がひとり、その道を下って来たが、彼を見ると、・・・通り過ぎて行った。・・・レビ人も、・・・通り過ぎて行った。ところが、あるサマリヤ人が、・・・そこに来合わせ、・・・傷に・・・ぶどう酒を注いで、・・・介抱してやった。・・・だれが、強盗に襲われた者の隣り人になったと思いますか。」彼は言った。「その人にあわれみをかけてやった人です。」するとイエスは言われた。「あなたも行って同じようにしなさい。」(ルカ10・25~37)

 今日の聖書は、良きサマリヤ人の物語です。イエスを試そうと、ある律法学者が、「何をすれば、永遠の命を受けることができますか」と問い掛けてきたことに始まります。イエスは彼の心を見抜き、律法には何と書いてあるかと逆に質問されます。彼は、「『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くしてあなたの神である主を愛せよ。』また、『あなたの隣り人をあなた自身のように愛せよ。』とあります。」とすらすら答えます。それに対しイエスは、その通りでそれを実行せよと言われますが、清い生活をしていると自負している彼はカチンときて、「私の隣り人とは、だれのことですか」とさらに問い掛けます。そこでイエスが語られたのが、良きサマリヤ人のたとえでした。

 「ある人が、強盗に襲われた。なぐりつけられ、衣服をはぎ取られ、半死半生で道端に捨て置かれた。たまたま、神殿に仕える祭司が通りかかり、彼を見たが、道の反対側を通り過ぎて行った。次に、礼拝の儀式に関わるレビ人が通りかかり彼を見たが、同様に反対側を通り過ぎて行った。しかし、倒れているユダヤ人とは敵対関係にあるはずのサマリヤ人は、消毒をして包帯を巻き、家畜に乗せて宿屋に運び、一晩看病した。その上、翌朝旅立つ時に宿屋の主人にお金を渡し、『介抱してあげて下さい。不足があれば、私が帰りに払います。』と言った。」

 イエスは、「三人の中で、だれが強盗に襲われた人の隣り人になったと思いますか」と尋ねます。律法学者は、「助けてあげた人です」と答えます。イエスはここでも言われます。「あなたも行って同じようにしなさい」。

1.正しい生き方は、選び取るべきもの

 祭司とレビ人は何かの用事で急いでいて、助ける暇がないから通り過ぎたのかも知れません。それぞれに正当な理由があったのでしょう。でも、結局は助けませんでした。一方、他民族と混血し、ユダヤ人から軽蔑されていたサマリヤ人は、考えるまでもなく倒れた人を必死で介抱したのです。

 イエスは律法学者に、誰が傷付いた人の隣り人になったと思いますかと問われました。いつも親しく儀式を行っていた祭司やレビ人でしょうか。それとも、決して会話をしたこともないサマリヤ人でしょうか。「今日は都合が悪い」「いつかそのうちに」「次回はやりましょう」ではなく、イエスは私たちの心の中に問い掛けられ、正しい生き方をちゃんと選び取らなければいけないと言われています。どちらが神に喜ばれるのか、その場で選び取る勇気や決断が必要なのです。いつもイエスがそばにいて、「どれがいいと思うか」と問われている感覚を思い起こし、正しい生き方を選び取る者でありたいのです。

2.正しい生き方は、実行すべきもの

 私たちの心の中に正しい考えがある時、大切なことはその次です。その正しいことを私たちは行いたいのです。

 世の中には、クレームを付ける人が溢れていますが、そんな社会はいつかダメになります。理屈や考えや論理ばかりでは、現実は動きませんから。考えただけで終わらせないで、事を起こす人が必要です。このたとえ話を読んで、良きサマリヤ人のした決断を自分のものにしたいのです。

 イエスご自身は、良きサマリヤ人以上のことをして下さいました。薬代や宿屋の料金を支払われるどころではなく、イエス自らが、罪の力に翻弄される私たちの命を背負い、ご自分の命をささげて下さいました。その救い主がいつも私たちとともにいて下さり、「あなたも行って同じようにしなさい」と私たちに語りかけて下さることを喜びをもって受け止め、行動に移したいのです。

◇


万代栄嗣(まんだい・えいじ)

 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • シリア語の世界(27)シリア語旧約聖書の各書名と1章1節の和訳 川口一彦

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • ワールドミッションレポート(7月2日):バーレーン 湾岸諸国における霊的な戦略拠点

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • ワールドミッションレポート(7月3日):コンゴ民主共和国 戦火の中、詩篇91篇にすがるキリスト者たち

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • ワールドミッションレポート(6月29日):北朝鮮 大胆な一歩、北朝鮮で執り行われた秘密の洗礼式(3)

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.