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アフガンキリスト改宗者解放後姿消す

2006年3月29日18時13分
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【アフガニスタン・カブール(AP通信)】米紙クリスチャンポストによると、イスラム教からキリスト教に改宗したことで死刑判決に直面したアフガニスタンの男性アブドル・ラーマン氏(41)が、28日に刑務所から解放された後イスラム教聖職者らによる殺害を恐れて直ちに姿を消したという。


 イタリア外務大臣Gianfrano Fini氏は、アフガニスタン政府にアブドル・ラーマン氏のための避難所を提供して身の安全を保証するように要求したと述べた。


 アフガニスタン司法大臣Mohammed Sarwar Danish氏はAP通信に対し、ラーマン氏は厳重なカブール郊外にある警備の行き届いたPolicharki刑務所から27日遅くに開放されたと伝えたという。


 28日、Danish司法大臣は、「私たちは検察当局の要求により、ラーマン氏を昨夜解放しました。彼が解放されるとき、彼の家族が迎えに来ていましたが私は彼がどこに連れられていったかはわかりません」と述べたという。


 司法長官代理のMohammed Eshak Aloko氏は検察当局がラーマン氏の解放について「彼は精神的に裁判に耐えうる状態ではない」と書簡で伝えた事を知らせた。


 Aloko司法長官代理はまた、ラーマン氏はおそらく医療ケアのために海外へ向かったのだろうと述べたという。


 27日には、学生を含む何百人もの聖職者らが「キリスト教徒に死あれ!」と繰り返し叫びながら、アフガニスタン北部の都市Mazar-e-Sharifで、26日に裁判所が今回の件を却下すると判決を下したことに対する抗議運動を行ったという。イスラム教聖職者の一部は、ラーマン氏は明らかに背教の罪に値するのであるから、もし彼が解放されたらアフガニスタン民衆を扇動してラーマン氏を殺害すると語った。


 アフガニスタン北部クンドゥズ在住のイスラム教年配聖職者のFaiez Mohammed氏は、「アブドル・ラーマン氏は殺害されなければならない。イスラム教徒がそのように要求している。アフガニスタンを占領している外国人キリスト教徒らは我々の宗教を攻撃している」と述べたという。


 ラーマン氏は先月、彼の2人の娘の親権争いの最中に彼が聖書を保持していたのを警察官が発見、逮捕されたという。彼は、16年前にパキスタンで国際キリスト教団体に加盟し、医療援助提供者としてアフガン難民を支援した際、キリスト教に改宗したことが原因で先週裁判にかけられていた。ラーマン氏はアフガニスタンのイスラム法下において死刑判決に直面した。


 今回の裁判は、2001年後半に強硬派タリバン政権を追放するのを援助し、アフガニスタンハミド・カルザイ大統領に軍事支援を提供している米国やその他諸外国から厳しく非難されていた。米ブッシュ大統領やその他の欧米諸国の首脳陣はアフガニスタン政府は個人の信条を保護するべきだと主張した。


 国連広報官エイドリアン・エドワード氏は、ラーマン氏はアフガニスタン国外で避難所を探していると述べた。


 エドワード氏は、「私たちは今回の件を平和的に解決できる第三国で避難所が提供できることを望んでいます」と述べた。


 イタリア外務大臣兼副総理大臣のフィニ氏は内閣において、ラーマン氏のための避難所を確保する道を模索する予定であると述べたという。


 フィニ氏は、今回のキリスト教改宗のための裁判に関するイタリア国家としての「憤激」の意を表明した。またローマ教皇ベネディクト16世も、カルザイ大統領にラーマン氏を保護するように訴えたという。


 イタリアはアフガニスタンと密接な関係をもっている。というのも、アフガニスタンの前国王Mohammed Zaher Shah氏は彼の家族と共に祖国を追放されたときローマに30年間滞在することを許可されたのである。この元王家は数年前にタリバン政権が追放された後、カブールに帰国した。


 米国務省広報官のシーン・マコーマック氏はワシントンD.C.にて、ラーマン氏の解放後に彼の安全を守るための対策を施したかとの質問に、「(ラーマン氏が解放後どこへ行くかは)ラーマン氏次第です」と述べた。またマコーマック氏はアフガニスタン国民に対し、判決が気に食わないものであったからといって暴力に身を委ねないようにとコメントした。


 ラーマン氏の裁判に対する国際的な反感と国内トップイスラム聖職者らの死刑要求との板ばさみに遭い、カルザイ大統領は今回難しい立場に立たされているという。

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