Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

キリストは模範 岡田昌弘

2022年9月20日20時05分 コラムニスト : 岡田昌弘
  • ツイート
印刷
関連タグ:岡田昌弘

私たちは、誰かを模範にして生きています。価値観や人格の形成には、模範になる優れた人が必要だからです。

聖書によれば、信仰の父アブラハムは、神によって選ばれた信仰の模範です。彼は信仰により義とされました。キリストを信じ、イエスを模範とする私たちも、信仰により義とされると聖書に書かれています。

1. 善と忍耐

罪を犯したために打ちたたかれて、それを耐え忍んだからといって、何の誉れになるでしょう。けれども、善を行っていて苦しみを受け、それを耐え忍ぶとしたら、それは、神に喜ばれることです。(1ペテロ2:20)

「罪を犯したために打ちたたかれて、それを耐え忍んだからといって、何の誉れになるでしょう」とある意味は、「ありがちなことですが、あなたが罪を犯して罰せられ、罪からの試練を忍耐しても、結果的に誉れにはならない」ということです。これではキリストを証しできません。

一方で「善を行っていて苦しみを受け、それを耐え忍ぶとしたら、それは、神に喜ばれることです」とある意味は、「あまりないことですが、善行によって苦しみを受け、善からの試練を忍耐するなら、結果的に神に喜ばれます」ということです。つまり、これによってキリストを証しできるのです。

もっぱら肉的である私たちは、罪による試練を忍耐することで自己満足していて、何も誇れるものがないのかもしれません。しかし、善行による試練を忍耐しているとしたら、その人の人生は神に喜ばれ、誇れるものとなります。

2. 足跡と模範

あなたがたが召されたのは、実にそのためです。キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、あなたがたに模範を残されました。キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、おどすことをせず、正しくさばかれる方にお任せになりました。(1ペテロ2:21〜23)

21節の意味するところを要約すると、次の通りです。「あなたが神に呼ばれたのは、善行で試練に会っても忍耐し、神に祝福される人生を生きるためです。善行して忍耐する私たちの模範として、キリストも地上での善行による苦難を忍耐し、死刑までの33年間の足跡を、信仰の模範として残されました」

22、23節の意味はこうです。「キリストは人としての人生を忍耐しただけでなく、信仰により、罪を犯すことなく、うそをつくこともなく、そのキリストの忍耐は模範として残されました。それはキリストが、神に選ばれた私たちの道となるためでした」

キリストの忍耐は、キリストを模範にしてその足跡に従う私たちの道となるためでした。「私が道であり、真理であり、いのちなのです」とキリストが言われたように、ついにキリストの足跡は、私たちを御国にあるいのちに到達させるのです。

私たちは、キリストの模範を聖書から学び、キリストの苦難の足跡に従うことで祝福されます。

3. 十字架と義

そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。あなたがたは、羊のようにさまよっていましたが、今は、自分のたましいの牧者であり監督者である方のもとに帰ったのです。(1ペテロ2:24、25)

24節の意味するところを要約すると、こうなります。「神により、人の罪の身代わりとして御子キリストが選ばれましたが、キリストご自身の意志で、死刑の十字架を負われました。それは私たちが、模範としてのキリストに従い、罪からくる死を離れ、信仰による義に生きるためです。私たちの傷は、キリストの打ち傷により癒やされたのです」

25節の意味を要約するとこうです。「羊は、飼い主がいないと迷い、傷つき死んでしまいます。あなた方は牧者や監督がいない羊のようにさまよっていましたが、天地創造の初めのアダムとエバの時のように、まことの牧者キリストのもとに帰ったのです」

イエス・キリストを信じる私たちは、キリストの死により、天地創造の初めのエデンの園の時のように、まことのいのちをもって生きる特権を得て、罪赦(ゆる)され、義人として生きます。病と死の傷がなかったエデンの園の時のように、キリストの打ち傷によって癒やされるのです。

まとめ

罪による試練を忍耐しても、誇れるものは何もないですが、善行による試練を忍耐すれば、神に喜ばれ、誇れる人生となります。

キリストの忍耐は、キリストを模範にしてキリストの足跡に従う、神に選ばれた人々のためのものです。

牧者がいない羊のようにさまよっていた私たちは、天地創造の初めのアダムとエバの時のように、まことのいのちを得て癒やされて、まことの牧者キリストのもとに帰るのです。

<<前回へ     次回へ>>

◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:岡田昌弘
  • ツイート

関連記事

  • 生ける石、礎の石 岡田昌弘

  • 自由人・神の奴隷 岡田昌弘

  • 選ばれた民 岡田昌弘

  • 真理に従う 岡田昌弘

  • この終わりの時 岡田昌弘

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.