Skip to main content
2025年10月31日21時19分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

キリストは模範 岡田昌弘

2022年9月20日20時05分 コラムニスト : 岡田昌弘
  • ツイート
印刷
関連タグ:岡田昌弘

私たちは、誰かを模範にして生きています。価値観や人格の形成には、模範になる優れた人が必要だからです。

聖書によれば、信仰の父アブラハムは、神によって選ばれた信仰の模範です。彼は信仰により義とされました。キリストを信じ、イエスを模範とする私たちも、信仰により義とされると聖書に書かれています。

1. 善と忍耐

罪を犯したために打ちたたかれて、それを耐え忍んだからといって、何の誉れになるでしょう。けれども、善を行っていて苦しみを受け、それを耐え忍ぶとしたら、それは、神に喜ばれることです。(1ペテロ2:20)

「罪を犯したために打ちたたかれて、それを耐え忍んだからといって、何の誉れになるでしょう」とある意味は、「ありがちなことですが、あなたが罪を犯して罰せられ、罪からの試練を忍耐しても、結果的に誉れにはならない」ということです。これではキリストを証しできません。

一方で「善を行っていて苦しみを受け、それを耐え忍ぶとしたら、それは、神に喜ばれることです」とある意味は、「あまりないことですが、善行によって苦しみを受け、善からの試練を忍耐するなら、結果的に神に喜ばれます」ということです。つまり、これによってキリストを証しできるのです。

もっぱら肉的である私たちは、罪による試練を忍耐することで自己満足していて、何も誇れるものがないのかもしれません。しかし、善行による試練を忍耐しているとしたら、その人の人生は神に喜ばれ、誇れるものとなります。

2. 足跡と模範

あなたがたが召されたのは、実にそのためです。キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、あなたがたに模範を残されました。キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、おどすことをせず、正しくさばかれる方にお任せになりました。(1ペテロ2:21〜23)

21節の意味するところを要約すると、次の通りです。「あなたが神に呼ばれたのは、善行で試練に会っても忍耐し、神に祝福される人生を生きるためです。善行して忍耐する私たちの模範として、キリストも地上での善行による苦難を忍耐し、死刑までの33年間の足跡を、信仰の模範として残されました」

22、23節の意味はこうです。「キリストは人としての人生を忍耐しただけでなく、信仰により、罪を犯すことなく、うそをつくこともなく、そのキリストの忍耐は模範として残されました。それはキリストが、神に選ばれた私たちの道となるためでした」

キリストの忍耐は、キリストを模範にしてその足跡に従う私たちの道となるためでした。「私が道であり、真理であり、いのちなのです」とキリストが言われたように、ついにキリストの足跡は、私たちを御国にあるいのちに到達させるのです。

私たちは、キリストの模範を聖書から学び、キリストの苦難の足跡に従うことで祝福されます。

3. 十字架と義

そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。あなたがたは、羊のようにさまよっていましたが、今は、自分のたましいの牧者であり監督者である方のもとに帰ったのです。(1ペテロ2:24、25)

24節の意味するところを要約すると、こうなります。「神により、人の罪の身代わりとして御子キリストが選ばれましたが、キリストご自身の意志で、死刑の十字架を負われました。それは私たちが、模範としてのキリストに従い、罪からくる死を離れ、信仰による義に生きるためです。私たちの傷は、キリストの打ち傷により癒やされたのです」

25節の意味を要約するとこうです。「羊は、飼い主がいないと迷い、傷つき死んでしまいます。あなた方は牧者や監督がいない羊のようにさまよっていましたが、天地創造の初めのアダムとエバの時のように、まことの牧者キリストのもとに帰ったのです」

イエス・キリストを信じる私たちは、キリストの死により、天地創造の初めのエデンの園の時のように、まことのいのちをもって生きる特権を得て、罪赦(ゆる)され、義人として生きます。病と死の傷がなかったエデンの園の時のように、キリストの打ち傷によって癒やされるのです。

まとめ

罪による試練を忍耐しても、誇れるものは何もないですが、善行による試練を忍耐すれば、神に喜ばれ、誇れる人生となります。

キリストの忍耐は、キリストを模範にしてキリストの足跡に従う、神に選ばれた人々のためのものです。

牧者がいない羊のようにさまよっていた私たちは、天地創造の初めのアダムとエバの時のように、まことのいのちを得て癒やされて、まことの牧者キリストのもとに帰るのです。

<<前回へ     次回へ>>

◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:岡田昌弘
  • ツイート

関連記事

  • 生ける石、礎の石 岡田昌弘

  • 自由人・神の奴隷 岡田昌弘

  • 選ばれた民 岡田昌弘

  • 真理に従う 岡田昌弘

  • この終わりの時 岡田昌弘

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • ワールドミッションレポート(10月31日):エジプト 福音の力—何世代にもわたる暗闇を撃破(1)

  • ワールドミッションレポート(10月30日):イエメン 苦難はあれど希望は消えず

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(31)夢の中での再会

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.