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厳しい状況に直面したとき、まずどこに行くか 加治太郎

2021年11月26日09時57分 コラムニスト : 加治太郎
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厳しい状況に直面したとき、あなたがまず行うことは何でしょうか。自分で考えることでしょうか。家族、友人、知人のアドバイスや、インターネットの情報などから答えを求めることでしょうか。聖書を開き、御言葉を求めることでしょうか。お祈りすることでしょうか。尊敬するメッセンジャーのメッセージを聞くことでしょうか。神様との会話を始めることでしょうか。

私たちはヨブ記を通して、陥りやすい誤った選択の例を見ることができます。ヨブの友人の一人であるエリパズは、ヨブの直面している状況を十分に理解せずに、ヨブに語り、会話を続けます。ヨブの悪行が神様の怒りを招き、呪われているかのように告げます(参照・ヨブ15:17〜35)。しかし、これは真実ではありませんでした。ヨブは、御前で神様が喜ばれる、義なる存在であり(参照・ヨブ2:3)、義なる信徒としての成長のプロセスを経ていたのです。エリパズは、ヨブが直面していた苦難の本質的な原因を見ることができませんでした。それにもかかわらず、ヨブはエリパズとの会話を続けました。

私たちが向かう先は、何よりもまず神様であることが大切なのです。

私は以前所属していた教会で、賛美チームの一部のメンバーと人間関係が良好でなかったときがありました。その時にマタイ5章23、24節の聖書箇所に導かれ、自らの選択で賛美チームから外れたことがあります。その後は賛美チームに戻ることを牧師に許されず、長い忍耐の時期を経ました。

聖書箇所に導かれるまでは良かったのですが、その後は賛美チームに戻るために、特に牧師をはじめ、一部メンバーなどから認められるために動いていたことに、後になって気付くことになりました。信仰により堂々と歩むのではなく、罪悪感を持ちながら、自分を責めながら、失望もしながら、フラストレーションも感じながら教会生活を歩んでいたことを覚えています。

人々にアドバイスを求めましたが、残念ながら心に平和が与えられる知恵を得ることはできませんでした。まるで、家族、資産を失った直後のヨブのような考え方と姿勢でした。私は当時、毎日のように聖書を読み、祈りやデボーション、信徒たちとの交わりにも励み、福音伝道を目的とした音楽活動なども行い、誠実な信仰生活を歩んでいましたから、信仰生活から離れたということは一切ありませんでした。私は、エリパズがヨブを責めたのと同じように一部の関係者から非難されていましたが、そのような状況を霊的な視点で見ることができていませんでした。新たな知恵を必要とし、次のレベルへと成長する機会が訪れていたのです。

御言葉の真実が私たちを自由にします(参照・ヨハネ8:32)。周囲の偏った見方、考え方、意見などではありません。私たちの内側に住まわれる聖霊様が、流れるように、内側から外側へと私たちを導かれるのです(参照・ヨハネ7:38)。私たちが成長するときには、罪悪感ではなく、聖霊様の実である平和を体験できます(参照・ガラテヤ5:22)。聖霊様が、人々からのアドバイスを求め、また周囲の人々を喜ばせるようにも、私たちを導かれるのです。内側からの霊の流れに乗って、歩み続けるのです。

上記の賛美チームでの出来事に関して、私がどのように取り組むべきであったかは、後になって分かるようになりました。いかに厳しい状況に直面しても、何よりもまず、神様との会話、交わりを大切にし、そこから受け取る導きに従い、堂々と、大胆に歩み続けることが大切なのです。人目を気にしながら、罪悪感を持ちながら、恐縮しながら歩むのではありません。聖霊様が内側から私たちを悔い改めへと導かれ、平和と喜びをもって新たな成長のステージへと導かれるのです。外から来る批判や叱責、懲らしめ、圧力が私たちを成長に導くのではありません。

「人を恐れると、わなに陥る、主に信頼する者は安らかである」(箴言29:25)

今、厳しい状況に直面されているならば、まず、神様との会話を始めましょう。そして、神様がどのようなお方であり、私たちをどのように見られているかを理解することに努めましょう。恵みが満ちあふれます(参照・2ペテロ1:2、3)。

神様の本質的なご人格は愛です(参照・1ヨハネ4:8)。神様は、私たちに豊かな、満ちあふれる人生を与えるためにキリストをこの世に送られました(参照・ヨハネ10:10)。神様のご人格を正しく理解することを通して、私たちはブレイクスルーを体験することができるのです(参照・ヨブ42:10)。

神様の豊かな祝福がありますように!

◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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