Skip to main content
2025年5月17日12時19分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

誠実で敬虔なクリスチャンたちが、なぜ試練や災難に直面するのか 加治太郎

2021年11月12日11時44分 コラムニスト : 加治太郎
  • ツイート
印刷
関連タグ:加治太郎

しかし、わたしたちを愛して下さったかたによって、わたしたちは、これらすべての事において勝ち得て余りがある。(ローマ8:37)

私たちは皆、試練や苦難に直面することでしょう。キリストもこの地上では試練や艱難(かんなん)があることをおっしゃいました(参照・ヨハネ16:33)。しかし、試練や苦難に遭うのは、私たちが神様の愛を失い、言動に問題があるからでしょうか。悪魔であるサタンを神様が意図的に用いて信徒たちを懲らしめ、成長を促すために災いを与えられているのでしょうか。

このことに関して明確に書かれている聖書の箇所として、ヨブ記が挙げられるでしょう。ヨブは誠実で、敬虔な信仰者であると神様がおっしゃいました(参照・ヨブ1:1)。しかし神様を横にして、悪魔であるサタンがヨブに攻撃を仕掛け、突然、試練、苦難、災難に直面します。神様がヨブを攻撃することを悪魔に指示したように見受けられます。さらには、この状況を見た妻と友人の一人であるエリパズは、ヨブの言動に問題があり、神様が怒りをもって裁かれ、その報いを受けていると言います。文面だけを見ていると、そのように理解しがちで、この解釈が一般的であると思います。しかし私たちは、御言葉をさらに深く知り、真実を明確に理解する必要があります。

神様の本質は愛です(参照・1ヨハネ4:8)。神様に愛されているから、私たちは神様を、人々を愛することができるのです(参照・1ヨハネ4:19)。私たちは成長のプロセスを経ていますから、主にあって義なる者も試練を経ますし(参照・ヤコブ1:2、4)、悪が治めるこの世の中に身を置いていますから、攻撃は受けます(参照・ヤコブ4:7)。神様が災難を与えたのではなく、アダムとエバが罪を犯して創造で与えられたこの地上での権威(参照・創世記1:28)を失い、悪にこの世の中の支配権を与えてしまった結果、さまざまな問題が起きているのです。

一方でヨブには、成長する必要のあるところがありました。それは、自分の考え方を神様の考え方に変えることです(参照・ローマ12:1、2)。自分を呪い、神様は命を奪われると誤解し、恐れからささげものをすることは問題であり、その実を刈り取っていたことは確かでしょう(参照・ガラテヤ6:7)。これは、誠実で敬虔な信仰生活を送る者でも経る成長のプロセスです(参照・ピリピ1:6)。神様の愛を失い、救いを失い、私たちに対して、神様が悪魔を用いて叩きのめし、目を覚まさせようとしているのではありません。ヨブが経たプロセスは、誠実に信仰生活を歩む人々が経る成長の旅なのです。そのような信徒たちは、豊かで栄える信仰生活を歩みます。私たちの考え方を変えることを通して、神様はさらに豊かで栄える歩みを私たちにご計画され、期待されているのです。

悪魔が語り掛けるうそを聞き入れてはなりません。十字架上での罪の贖(あがな)いの後に生きる現代のクリスチャンたちには、神様の権威が与えられています(参照・ルカ10:19)。この地上で征服者、勝利者以上の存在であり(参照・ローマ8:37)、この暗闇の世の中を治める悪魔さえも、私たちの足元で破壊されているのです(参照・ローマ16:20)。旧約時代に生きたヨブには、悪魔を足元に置く権威は与えられていませんでしたから、現代のクリスチャンたちはヨブ以上に栄える人生を歩むことができるのです。

この地上のあらゆる悪の根源にある悪魔は既に滅びています(参照・コロサイ2:15)。たとえ、悪魔の活動の実を見ても、その悪の実もやがて廃れるのです(参照・マルコ11:21)。今日も勝利者、征服者以上の存在として、あらゆる苦難、試練、災いをものともせずに、前進し続けましょう!

神様の豊かな祝福がありますように!

◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:加治太郎
  • ツイート

関連記事

  • 経済的に困難な状況でも、信仰により歩み続ける恵み 加治太郎

  • 霊・魂・体(7)体:言動、行動(2) 加治太郎

  • 霊・魂・体(6)体:言動、行動 加治太郎

  • 霊・魂・体(5)魂:心、考え方、感情(3) 加治太郎

  • 霊・魂・体(4)魂:心、考え方、感情(2) 加治太郎

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 世界では神を信じている人の方が多い 85カ国・地域9万1千人を対象に大規模意識調査

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(222)心を癒やす祈りと賛美 広田信也

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 聖書普及事業150年記念式典・レセプションの申し込み受け付け始まる

  • ワールドミッションレポート(5月17日):パキスタン 南部パンジャブ州のサライキ語話者のために祈ろう

  • 不公平な愛 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(5月16日):米国 民族言語の聖書翻訳が共同体にリバイバルをもたらす

  • ワールドミッションレポート(5月13日):インド パンジャブ州で拡大するリバイバル

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 世界では神を信じている人の方が多い 85カ国・地域9万1千人を対象に大規模意識調査

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

編集部のおすすめ

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.