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霊・魂・体

霊・魂・体(4)魂:心、考え方、感情(2) 加治太郎

2021年9月3日10時27分 コラムニスト : 加治太郎
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霊・魂・体(4)魂:心、考え方、感情(2) 加治太郎+

今回も引き続き、「霊・魂・体」の魂に関してお話を続けたいと思います。私たちの信仰生活を決定付けると言っても言い過ぎではない、魂、つまり、心、考え方、感情をどのようにして養い、神様が喜ばれる正しい決断をし続け、豊かな、栄える信仰生活を歩み続けることができるのでしょうか。この疑問は、おそらく多くのクリスチャンの方々がお持ちかと思います。

「わたしたちが愛し合うのは、神がまずわたしたちを愛して下さったからである」(1ヨハネ4:19)

この御言葉の箇所を見ても分かる通り、まず、神様に愛されているということを知ることが何よりも大切です。それが分かれば、人々を愛し、祝福となる豊かな信仰生活を歩み通すことができます。

しかし、この神様に愛されているという真実に関して、ほとんど深く、具体的に触れられていないのが現状かと思います。神様の愛を漠然と捉え、感じとるものとして教えられていると思いますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。天のお父様が私たちを愛され、キリストがこの世に来られ、十字架に架けられたことを通して、私たちが神様の義の賜物を受け取り、救われ、天国には行けますが、神様の愛はそれだけでしょうか。残念ながら、今の日本の教会のほとんどは、この段階で留まり、これが神様の愛のすべてかのように繰り返し伝え、それ以上深入りしていないように思えます。

また、日々の信仰生活で、隣人を愛し続けようと努力していると思いますが、現実はいつもそうではなく、さまざまな問題と葛藤しながら毎日を歩み、本当に神様の愛を表現できているのか疑心暗鬼な信徒が多いのではないでしょうか。

私たちは日々、御言葉、神様とのコミュニケーション、お祈りなどを通して、神様の愛を知り、養われ続けることが大切です。創世記から黙示録までが神様の人類へのラブレターであり、非常に広く、深く、この地上での一生を通じて学び続け、成長し続けることが大切なのです。恵みの上に、さらに恵みを体験し続けることが大切です。このように養われて初めて、私たちは神様の愛を周囲の人々へ表現することができるのです。これが神様の真実です。この原則を理解していなかったときの私は、隣人を心から愛せない葛藤がありました。複雑な心境でした。しかし、神様の愛をさまざまな御言葉を通して知り、神様の愛で満ちあふれ、どのような人々へも心から愛をもって接することができるようになったのです。私の考え方、心が変えられたからです。魂が養われることは、私たちの信仰生活にブレイクスルーをもたらします。

「わたしたちすべての者は、その満ち満ちているものの中から受けて、めぐみにめぐみを加えられた」(ヨハネ1:16)

私は信仰を持ってから複数の教会に通いました。しかし、神様の愛や恵みを毎週の説教で学び、体験し続けることができませんでした。私は愛に飢え渇いていたのでしょう。飢え渇いていましたから、イライラしたり、自力に頼って何とかしようとしたりして頑張っていたことが多くありました。私たちは御言葉を通して、キリストの広く、深い愛を日々学び続けることが非常に大切なのです。罪が赦(ゆる)されたので、愛されているのは真実ですが、そこで止まっては駄目です。キリストの満ちあふれる愛を多角的に体験することが、豊かな信仰生活につながるのです。御言葉を知り、理解することを通して、感情も良い影響を受けることを体験しましょう。

最近は、ヨシュア記のデボーションを日々しておりましたので、その箇所からの恵みも分かち合わせていただきたいと思います。ヨシュア記の原点は1章3節の御言葉にあると考えています。この御言葉が、ヨシュア、イスラエルの民に信仰の力を与え、つまり、神様の愛を体験させ、信仰により、大胆に前進し続けることができたのでしょう。

「あなたがたが、足の裏で踏む所はみな、わたしがモーセに約束したように、あなたがたに与えるであろう」(ヨシュア1:3)

もしかしたら、神様の愛を感覚的に体験できるものだと誤解していないでしょうか。神様が約束されたこの真実は、私たちに既に与えられているのです。私たちが夢に向かって前進するときに、夢を勝ち取るために頑張るのではなく、既に与えられている夢を所有するために前進するのです。しかし、肉眼では見えないものを神様の愛として感じることができないことから、誤解し、落胆する方もいるかもしれません。しかし、私たちの内側に居られる神様が、御言葉が、私たちへの愛の約束であることを知り、理解したときに、私たちは神様の愛を知り、やがて感情的にも神様に愛されていることを感じることができるようになるでしょう。これが、私たちの魂を養う力として行動へと導き、原動力となるのです。私たちが人々を愛するように導かれるのです。

ヨシュアとイスラエルの民が直面した敵の地が民の足元に置かれ、民が所有したように、私たちの結婚生活、子育てなどで直面するさまざまな挑戦も私たちの足元に置かれている真実を知るときに、神様が治められる領域として私たちが家庭で御恵みと祝福を体験することができるのです。何よりも大切なのは、家庭の祝福は既に与えられているということを信じ、受け入れ、神様の愛を体験することです。そして、やがては実生活でも実を結ぶことができるのです。神様の愛を、御言葉を通して知れば知るほど、理解が深まれば深まるほど、素直に受け入れれば受け入れるほど、神様の愛が私たちの内側からあふれ出ることを体験できるでしょう。

「それであなたに言うが、この女は多く愛したから、その多くの罪はゆるされているのである。少しだけゆるされた者は、少しだけしか愛さない」(ルカ7:47)

「霊・魂・体」の魂は、神様の愛により、日々養われ続ける必要があります。これが、今後お話をする体へと私たちを導く力となります。私たちは内側から変えられ、行動へと導かれるのです。世の中のプレッシャーによって行動へと導かれるのではないのです。肩にのしかかるさまざまなプレッシャーは、すべて私たちの足元に置き(参照・エペソ1:22)、勝利を体験し続けましょう。社会、世の中、人の目を気にすることは罠であり、神様を信頼する者には、神様の御守りがあります(参照・箴言29:25)。

次回も、この最も大切な魂に関して、引き続きお話をしたいと思います。次回をお楽しみに!

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◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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