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救い・SOZOとは

救い・SOZOとは(6)義の賜物 加治太郎

2021年6月26日10時07分 コラムニスト : 加治太郎
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救い・SOZOとは(6)義の賜物 加治太郎+

前回までは、考え方を変える、癒やし、そして経済的な祝福に関してお話をさせていただきましたが、今回は賜物として、神様から頂く恵みとして最も大切な義に関してお話をしたいと思います。私たちは、キリストを通して頂く義により(参照・1コリント1:30)神様との関係が回復し、正され、全てのお約束を受け取ることができるのです(参照・2コリント1:20)。何という素晴らしい恵みでしょうか。ハレルヤ!

「神はわたしたちの罪のために、罪を知らないかたを罪とされた。それは、わたしたちが、彼にあって神の義となるためなのである」(2コリント5:21)

おそらく、現代の多くのキリスト教会において一般的に教えられている罪の赦(ゆる)しは、信仰を持ったときまでは赦され、その後の罪はその都度告白して赦しを求めるというものだと思います。つまり、罪を告白し続けないと神様の義を失い、救いまでも失うという教えです。私も信仰を持ち始めた頃はこのように考えていました。

全ての罪は告白できないので、思い立った罪だけ告白すればよいと考えていました。悔い改めに関しても、いわゆるざんげをすればよいと考えていました。神様の義は善業により積み上げていき、神様の祝福に近づけると信じていました。デボーション、祈り、奉仕などを多く上手にすると、自分の信仰が素晴らしく、他の信徒たちよりも優れていると誤解するようになりました。自らが教会などの重要なポストに推薦されたり、頼まれたり、選ばれないと怒りを覚えました。

何と、このような信仰でも神様の憐れみにより結んだ良い実もありましたが、限界を感じ始めました。悪習慣などに関しても棚に上げていたような状況でした。この状況をどのように克服できるのかについて、御言葉を通して導いてくださる方との出会いがありませんでした。

「もし、ひとりの罪過によって、そのひとりをとおして死が支配するに至ったとすれば、まして、あふれるばかりの恵みと義の賜物とを受けている者たちは、ひとりのイエス・キリストをとおし、いのちにあって、さらに力強く支配するはずではないか」(ローマ5:17)

しかし、2013年ごろにある素晴らしい牧師、メッセンジャーとの出会いを通して、御言葉の理解に関してブレイクスルーを体験しました。義の賜物の恵みに関しての理解が深まり、自由を体験しました。キリストは、過去、現在、将来の人類の全ての罪のために、ただ一度だけ十字架に架けられたのです(参照・ローマ6:10)。2千年前にキリストが十字架に架けられたのであれば、過去約100年の間にこの世に生まれた私たちの過去の罪も、当時からすれば将来の罪になるのは明確です。信徒たちの過去、現在、将来の全ての罪は既に赦されているということです。つまり、信徒たちの悔い改めは、救いを再度得たり、維持したりするためのものではなく、成長するためのものなのです。救いのための悔い改めは、ただ一度だけです。これは非常に重要なポイントです。

キリストを救い主として受け入れたときの悔い改めは、その後のクリスチャンとしての成長の過程でも適用できるものです。この悔い改めの語源であるギリシャ語のmetanoeoは、ざんげではなく、考え方を変えることです。「神様、本当に申し訳ございませんでした」だけではなく、「今、主の御名により、考え方を正し、今後は正しい道を選択します!」と考え方を変えること、そして、それを行動に表すことが正しい悔い改めの姿勢なのです。

信徒たちが意図的に考え方を変えて信仰を絶ったりしない限りは、神様の喜ばれない他の罪によって救いまで失うという教えは聖書的でないのです。信仰生活の焦点は、義の賜物を土台として成長し続けることです。前述した通り、悔い改めはギリシャ語でmetanoeoですが、信仰を持つときと(参照・使徒行伝3:19)、その後の成長過程(参照・ルカ17:3)の両方で用いられています。

しかし、多くの教会で教えられている成長過程での悔い改めは、恐る恐る行われていないでしょうか。罪の報いとして神様からの裁きを受けないために、救いを失わないために、神の義を保つために恐れから行う、これは聖書的でないことが既にお分かりでしょう。つまり、信徒たちの悔い改めの目的は、裁きを受けないためや地獄に行かないためではなく、ますます成長してキリストのように、この地上において光り輝くためなのです(参照・ピリピ1:6)。クリスチャンたち、信徒たちは、いかなる状況においても勝利者なのです!

私が神様の義を、恵みにより信仰を通して受け取った真実を聖書的に理解し、素直に受け入れると、私の信仰生活は次のレベルへと引き上げられました。第3回でもお話しさせていただいたポルノ中毒からの自由、周囲の人たちの期待に応えるためではなく、内側の神様の霊に導かれて人々に仕える恵みのほか、さまざまな恵みを体験できるようになりました。

人々に仕えなさいというメッセージを多く聞きますが、どれほどのクリスチャンたちが本質的な意味を理解して行動に移しているかは、疑問が残る点です。なぜならば、私自身が以前、教会のリーダーに言われたからとか、漠然とその方が信徒として正しい選択なのではないかとか、周囲の信徒たちに良く思われるからといったあやふやな理由ばかりで、確信と自由がなくただひたすら頑張っていたからです。

自分のやり方や常識で進めるのではなく、御言葉の知恵を頂きながら進める割合が、増し加えられていきました。既に勝利している、恵みを受け取った、願いは叶えられたというスタート地点から物事に取り組むようになりました。神様の義を授かった者たちは、圧倒的な勝利を得ているのです(参照・ローマ8:37)。神様の義の賜物を受け取り、信仰により、新たな地に足を踏み入れ(参照・ヨシュア)、勝利し続けるという素晴らしい歩みを日々体験しています。

このようにして、神様はインドなどのアジア地域の海外宣教、カルチャースクールでのゴスペルクワイアの活動、新しい信徒たちとの出会いなどの扉を開き続けてくださいました。新たな信仰の旅が始まったのです。新たな地に足を踏み入れる信仰の旅を今日も続け、そのために必要な御言葉の学びに日々励み、最高の人生を歩んでいます。キリストを通してできないことは無いのです!(参照・ピリピ4:13)キリストを通して受け取る神様の義のプレゼントは、最高の人生の源なのです。ハレルヤ!

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◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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