Skip to main content
2025年10月14日07時42分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
救い・SOZOとは

救い・SOZOとは(2)救いと癒やし 加治太郎

2021年4月30日17時40分 コラムニスト : 加治太郎
  • ツイート
印刷
関連タグ:加治太郎
救い・SOZOとは(2)救いと癒やし 加治太郎+

前回は、救いの恵みを豊かに体験するために、まずは考え方を変えることが大切だとお伝えしました。救いを意味するギリシャ語のSOZOには広く、深い意味が含まれています。救いとは、ただ単に天国に行くためのチケットを受け取るだけではありません。このSOZOの意味するところを正しく理解し、素直に受け入れ、信じることが大切です。そうすれば、私たちの信仰生活は一層豊かに祝福されることでしょう。今回は、この救いに含まれる恵みの一つである、癒やしについて説明していきたいと思います。

「しかし彼はわれわれのとがのために傷つけられ、われわれの不義のために砕かれたのだ。彼はみずから懲らしめをうけて、われわれに平安を与え、その打たれた傷によって、われわれはいやされたのだ」(イザヤ53:5、口語訳)

現代のキリスト教会において、癒やしについては非常にさまざまな解釈があります。しかし大切なことは、私たちが御言葉によって導かれることであって、肉眼で見えるものに惑わされないということです。なぜならば、信徒たちは信仰によって歩み、見えるものによって歩むのではないからです(参照・2コリント5:7)。今、多くのクリスチャンたちが目に見えるものによって歩み、信仰によって歩まない選択をしています。さらにひどくなると、目に見えるものにより、聖書の解釈まで変えてしまっています。このアプローチは非常に危険で、私たちの歩みにおいて御言葉の力が働かなくなってしまうのです。癒やしが実際に体験できないのは、御言葉の解釈ではなく、別のところに問題があります。御言葉の解釈を変えて、今直面している病の現状を正当化するのではないのです。

「わたしたちは、見えるものによらないで、信仰によって歩いているのである」(2コリント5:7、口語訳)

2千年前にキリストが十字架に架けられ「打たれた傷によって、われわれはいやされたのだ」という御言葉が、変わらぬ真実であることはお分かりでしょう。さらには、このイザヤ書53章5節に書かれ、信徒たちに与えられている「平安」はヘブライ語でSHALOMですが、このSHALOMには、完全、健康などの意味も含まれます。つまり、癒やされた完璧な健康は、信徒たち全員に、2千年前に十字架上で与えられました。キリストが人類の救いのために死なれたときに、完全な癒やしが与えられたのです。これが真実です。しかし残念なことに、祈っても癒やされなかったが故に、この聖書箇所の解釈までも変えてしまっていることが非常に多いのが現状であり、これは大きな問題なのです。

例えば「体のがんは癒やされないけれども、心の傷は癒やされるから、御言葉の癒やしの意味も変えてしまおう」という話を、頻繁に耳にします。さらにひどくなると、神が意図的に病気を与えられたという解釈もあります。神は愛する一人息子を人類の罪のためにわざわざ送られ(参照・ヨハネ3:16)、その一人息子が私たちの病のためにも死なれたのに、あらためてもう一度、神が私たちに病を与えられるという解釈は、矛盾していることがお分かりいただけるでしょう。十字架に架けられたのは一度だけですから(参照・ローマ6:10)、病のために何度も十字架に架けられるということも矛盾し、聖書的ではありません。たとえ私たちの肉眼では失望させられることがいろいろと起きたとしても、真実を正しく理解して信じ、受け入れ続けることに焦点を合わせることが大切なのです。これが正しい、信徒たちの信仰生活です。

ではなぜ、この救い・SOZOの恵みの一つである完全な癒やしを、現代の多くのクリスチャンたちが実際に体験できないでいるのでしょうか。キリストはこのことに関して何と仰っているでしょうか。ここが、非常に大切なポイントです。(続く)

<<前回へ     次回へ>>

◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:加治太郎
  • ツイート

関連記事

  • 救い・SOZOとは(1)考え方を変える 加治太郎

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • ビリー・グラハム伝道協会とサマリタンズ・パース、福音主義財務責任協議会を脱退

  • グラミー賞受賞のクリスチャンソングライター、飛行機事故で死亡

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 聖霊の働きを妨げるもの 万代栄嗣

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 愛と赦し 佐々木満男

  • グラハム氏の伝道集会に1万4千人が参加、言語的分断超え620教会が協力 ベルギー

  • シリア語の世界(34)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(1) 川口一彦

  • グラミー賞受賞のクリスチャンソングライター、飛行機事故で死亡

  • ビリー・グラハム伝道協会とサマリタンズ・パース、福音主義財務責任協議会を脱退

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • マルコの証言を通してイエスと出会う90分 「マルコドラマ」日本で初上演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 愛と赦し 佐々木満男

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(最終回)哲学と聖書(前半) 三谷和司

  • グラハム氏の伝道集会に1万4千人が参加、言語的分断超え620教会が協力 ベルギー

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 『奇跡の人生』 20世紀の英国を代表する新約聖書学者が遺した「信仰の置き土産」

編集部のおすすめ

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.