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救い・SOZOとは

救い・SOZOとは(2)救いと癒やし 加治太郎

2021年4月30日17時40分 コラムニスト : 加治太郎
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救い・SOZOとは(2)救いと癒やし 加治太郎+

前回は、救いの恵みを豊かに体験するために、まずは考え方を変えることが大切だとお伝えしました。救いを意味するギリシャ語のSOZOには広く、深い意味が含まれています。救いとは、ただ単に天国に行くためのチケットを受け取るだけではありません。このSOZOの意味するところを正しく理解し、素直に受け入れ、信じることが大切です。そうすれば、私たちの信仰生活は一層豊かに祝福されることでしょう。今回は、この救いに含まれる恵みの一つである、癒やしについて説明していきたいと思います。

「しかし彼はわれわれのとがのために傷つけられ、われわれの不義のために砕かれたのだ。彼はみずから懲らしめをうけて、われわれに平安を与え、その打たれた傷によって、われわれはいやされたのだ」(イザヤ53:5、口語訳)

現代のキリスト教会において、癒やしについては非常にさまざまな解釈があります。しかし大切なことは、私たちが御言葉によって導かれることであって、肉眼で見えるものに惑わされないということです。なぜならば、信徒たちは信仰によって歩み、見えるものによって歩むのではないからです(参照・2コリント5:7)。今、多くのクリスチャンたちが目に見えるものによって歩み、信仰によって歩まない選択をしています。さらにひどくなると、目に見えるものにより、聖書の解釈まで変えてしまっています。このアプローチは非常に危険で、私たちの歩みにおいて御言葉の力が働かなくなってしまうのです。癒やしが実際に体験できないのは、御言葉の解釈ではなく、別のところに問題があります。御言葉の解釈を変えて、今直面している病の現状を正当化するのではないのです。

「わたしたちは、見えるものによらないで、信仰によって歩いているのである」(2コリント5:7、口語訳)

2千年前にキリストが十字架に架けられ「打たれた傷によって、われわれはいやされたのだ」という御言葉が、変わらぬ真実であることはお分かりでしょう。さらには、このイザヤ書53章5節に書かれ、信徒たちに与えられている「平安」はヘブライ語でSHALOMですが、このSHALOMには、完全、健康などの意味も含まれます。つまり、癒やされた完璧な健康は、信徒たち全員に、2千年前に十字架上で与えられました。キリストが人類の救いのために死なれたときに、完全な癒やしが与えられたのです。これが真実です。しかし残念なことに、祈っても癒やされなかったが故に、この聖書箇所の解釈までも変えてしまっていることが非常に多いのが現状であり、これは大きな問題なのです。

例えば「体のがんは癒やされないけれども、心の傷は癒やされるから、御言葉の癒やしの意味も変えてしまおう」という話を、頻繁に耳にします。さらにひどくなると、神が意図的に病気を与えられたという解釈もあります。神は愛する一人息子を人類の罪のためにわざわざ送られ(参照・ヨハネ3:16)、その一人息子が私たちの病のためにも死なれたのに、あらためてもう一度、神が私たちに病を与えられるという解釈は、矛盾していることがお分かりいただけるでしょう。十字架に架けられたのは一度だけですから(参照・ローマ6:10)、病のために何度も十字架に架けられるということも矛盾し、聖書的ではありません。たとえ私たちの肉眼では失望させられることがいろいろと起きたとしても、真実を正しく理解して信じ、受け入れ続けることに焦点を合わせることが大切なのです。これが正しい、信徒たちの信仰生活です。

ではなぜ、この救い・SOZOの恵みの一つである完全な癒やしを、現代の多くのクリスチャンたちが実際に体験できないでいるのでしょうか。キリストはこのことに関して何と仰っているでしょうか。ここが、非常に大切なポイントです。(続く)

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◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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