Skip to main content
2025年11月1日07時53分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 全般

トルコ東部に「ノアの箱舟」の遺跡? 米創造論団体は懐疑的

2021年10月18日16時39分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ノアの箱舟トルコ
トルコ東部に「ノアの箱舟」の遺跡? 米創造論団体は懐疑的+
トルコ東部のテンデュレック山近くにあるドゥルピナール遺跡。ノアの箱舟が大洪水後に漂着した場所の可能性があると主張する人々もいる。(写真:Mfikretyilmaz)

トルコ東部にある大きな船のような地形について、研究者らが聖書に記されている大洪水後、ノアの箱舟が漂着した場所の可能性があると主張していることについて、米ケンタッキー州の創造論団体「アンサーズ・イン・ジェネシス」は懐疑的な立場を示している。

「ノアの箱舟スキャン」(英語)と呼ばれるプロジェクトに関わる考古学者らは9月、トルコ東部のテンデュレック山近くにあるこの船の形をした地形を地中貫通レーダーで3Dスキャンしたところ、異常な形が確認されたことを報告し、旧約聖書に記載されているノアの箱舟の「正確な長さ」と一致するとしていた。

トルコの研究者とその他の支援者からなるチームは今後、「この地形において、これまでで最も完全な地球物理学的調査と科学的研究」を行うことを計画している。

一方、アンサーズ・イン・ジェネシスのケン・ハム会長は7日、団体のホームページに掲載した文章(英語)で、テンデュレク山近くにあるドゥルピナール遺跡と呼ばれるこの地形は、1959年の発見以来、長年にわたってノアの箱舟が漂着した場所ではないかと推測されてきたと説明。アンサーズ・イン・ジェネシスの研究部門の責任者である地質学者アンドリュー・スネリング氏の発言を紹介している。スネリング氏は、箱舟がそのままの形で今日まで残っているとは考えない立場を採る。

「ノアとその家族が箱舟から降りた後、住居を造るのに必要な成熟した木がなかったことから、彼らは(必要なくなった)箱舟を解体して木材を回収したと考えるのが妥当です」とスネリング氏は言う。

「その上、この(「ノアの箱舟スキャン」の研究者らの)主張によれば、箱舟の場所は、創世記の記述にあるような山の上ではなく、谷の中にあることになります。『アララト山』(創世記8:4、「山」が複数形であることに注意)の正体と位置は正確には不明ですが、この場所でさえ(泥流の下の)火山性溶岩流の上に位置しており、(トルコ東端の)アララト山と同様に、(テンデュレク山は)最近まで噴火していた大洪水後の火山なのです。箱舟が山に漂着したのは大洪水が発生してから150日目です。ですから、噴火している火山、あるいは大洪水後に再び噴火する火山に漂着したとしたら、ノアとその積荷は危険にさらされます」

スネリング氏は、研究者らが使用した「地球物理学的イメージング」も、最終的には「解釈者のバイアスに基づく解釈の対象となる」と指摘。「現実には、これらの『調査員』は、実際に遺跡を掘り下げて発掘するまで、この『船型の地形』の中に何があるのかを確定することはできないでしょう」と述べている。

「地球物理学的イメージングで現れた珍しい平行線や角のある特徴について、彼らは好きなだけ理論を語ることができますが、実際に現場を掘ってそれらの特徴を目で見て確認するまでは、彼らの理論は単なる理論でしかありません」

スネリング氏はまた、信仰者がノアの箱舟を「歴史的事実として受け入れる」ために、箱舟それ自体が発見される必要はないと断言する。

「私たちにはすでに、常に存在し、すべてを知っておられる創造主の言葉による間違いのない証言があります。たとえ箱舟が発見されたとしても、嘲笑者たちはその証拠を否定し、自分たちが信じている神話のために崇拝者たちが作ったレプリカであると見なすでしょう」

「ノアの箱舟スキャン」の研究者らは、2014年と19年に実施された民間の地球物理学的調査により、「地面の下にある層と興味深い角状の構造」が示されたとし、「新しい地中レーダー調査(GPR)のデータでは、8~20フィート(約2・4~6メートル)下に平行線や角張った構造物が見られます」と説明している。

「地面の下のこれらの平行線と角は、自然の地層では見られないものです。興味深いことに、この船の形は、聖書(創世記6:15)に記されている箱舟の正確な長さであることも確認されています」

プロジェクトの責任者であるアンドリュー・ジョーンズ氏は、英サン紙(米国版、英語)に対し、GPRのデータは「この場所が単なる固い岩の塊であったり、泥流によるランダムな破片の集積であったりした場合に期待されるものではありません」と言い、「しかしこれらの結果は、これが聖書のノアの箱舟の条件に合致した人工の船であれば、期待できるものです」と語っている。

プロジェクトには、ジョーンズ氏の他に、ノアの箱舟の研究を専門とする非営利団体「ダウティングトーマス研究財団」のライアン・マウロ会長や、イスタンブール大学のフェティ・ユクセル助教授らが参加している。チームのメンバーは、8月に4日間かけて調査を行った。ジョーンズ氏はこれまで、地球物理学的調査やコアボーリング調査、地質学的調査が完了するまで発掘は行わないと述べている。

ジョーンズ氏によると、ユクセル氏はこの地域での作業許可を取得しており、これにより今後の作業が加速すると話している。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ノアの箱舟トルコ
  • ツイート

関連記事

  • 実物大「ノアの箱舟」の次は「バベルの塔」 米創造論団体がテーマパークの拡張計画発表

  • 中国人クリスチャン・ビジネスマン、カナダで1億円超の実物大ノアの箱舟建設を計画

  • 実物大ノアの箱舟完成 「アーク・エンカウンター」の祝賀式典に7千人

  • 「ノアの箱舟」テーマパーク、就職条件は?「旧約の洪水があったと信じなさい」

  • ノアの箱舟そっくりの物語記した4千年前の石板発見

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(10月31日):エジプト 福音の力—何世代にもわたる暗闇を撃破(1)

  • ワールドミッションレポート(11月1日):コンゴのルワル族のために祈ろう

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.