世界のカトリック信者は13・2億人、信者増も聖職者減 最新統計発表

2020年10月19日18時47分 印刷
+バチカン・サンピエトロ大聖堂
バチカンのサンピエトロ大聖堂からの眺め(写真:Diliff)

18日の「世界宣教の日」を前に、バチカン(ローマ教皇庁)福音宣教省が管轄するフィデス通信は16日、カトリック教会の最新の統計(英語)を発表した。それによると、世界のカトリック信者は前年比1571万6千人増の13億2899万3千人だった。

統計は2018年末時点の数値。同年末の世界人口は前年比8802万人増の74億9639万4千人で、世界人口に占めるカトリック信者の割合は17・73パーセントと、前年に比べ大きく変わらなかった。

一方、司教や司祭、修道女の数は減少した。

司教は12人減少し5377人、司祭は517人減少し41万4065人となった。司祭が最も大きく減ったのは欧州で2675人の減。次いで南北アメリカが104人の減少だった。一方、アフリカは1391人、アジアは823人、オセアニアは48人の増加だった。信者が増える一方で司祭は減少していることから、司祭不足がさらに深刻化しており、司祭1人当たりの信者数は3210人となった。

修道女は7249人減少し、64万1661人となった。欧州と南北アメリカで減少が激しく、欧州が7167人、南北アメリカが3253人の減で、オセアニアも267人の減だった。一方、アフリカは2220人、アジアは1218人の増だった。

信徒宣教師は37万6188人で、前年から2万388人増えた。欧州(128人増)、南北アメリカ(8129人増)、アジア(1万2433人増)では増加し、オセアニア(12人減)、アフリカ(290人減)では減少した。

新しく教会を訪れた人のための入門講座などを担当するカテキスタは、4万3697人減少し307万6624人となった。南北アメリカで4万846人と大きく減少し、欧州は9418人、オセアニアは321人減少した。一方、アフリカは5133人、アジアは1755人増加した。

大神学校の神学生は552人増え、11万5880人。増加したのは、アフリカ(964人増)、アジア(354人増)、オセアニア(52人増)で、欧州(696人減)、南北アメリカ(122人減)では減少した。

小神学校の神学生は3年連続の減少となり、前年比617人減の10万164人となった。増加したのはアジア(340人増)のみで、他の地域は、南北アメリカで529人、アフリカで226人、欧州で169人、オセアニアで33人が減った。

カトリック教会が運営する幼稚園は7万3164園で、園児数は737万6858人だった。小学校は10万3146校あり生徒数は3501万1999人、中学校は4万9541校あり生徒数は1930万7298人だった。また、カトリック教会運営の高校に通う生徒は225万1600人、大学に通う学生は370万7559人だった。

この他、カトリック教会が運営する病院は5192、診療所は1万5481だった。さらにカトリック教会が運営する施設は、ハンセン病患者のためのホームが577、老人ホームまたは慢性疾患者、障がい者のためのホームが1万5423、孤児院が9295、託児所が1万747、結婚相談所が1万2515、社会復帰センターが3225、その他の施設が3万1091だった。

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