最近発表された宗教および公共生活に関する国際ピューリサーチセンターフォーラムの調査結果によると、世界で最も支持されている宗教はキリスト教であることが改めて示された。一方で世界人口の3分の1はいかなる宗教にも関与せず生活していることも明らかになった。18日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。
全世界230カ国以上で調査が行われ、それぞれの国の調査対象者に信じている宗教があるか、あるとすれば何を信じているかを聞いた集計結果から、世界人口の32パーセントにあたる22億人がキリスト教を信じており、23パーセントにあたる16億人がイスラム教、15パーセントにあたる10億人がヒンドゥー教、7パーセントにあたる5億人が仏教を信じていることが示された。
一方で世界人口の6パーセントにあたる4億人がアフリカ、アジア、アメリカその他の地域に伝わる土着宗教を信じ、現在に至っても土着宗教にまつわる宗教儀式を実践していることが示された。
ユダヤ教徒は世界人口の0.02パーセント、1,400万人が信仰しており、その他日本神道、天理教、道教、ジャイナ教、バハーイ教、シーク教、魔術崇拝、ゾロアスター教を信仰している人は、合わせて世界人口の1パーセント程度存在していることが示された。
調査結果では、世界キリスト教徒のうち半数はカトリック教徒であり、37パーセントが自身をプロテスタントの伝統の中にある教派に属していると認めていることが示された。世界キリスト教徒の人口のうち、モルモン教、「ものみの塔」など聖書的信仰とは異なるいわゆる「異端」と言われる部類に分けられる宗教を信じている人々の割合は1パーセントに満たないことが示された。
同調査によると、「キリスト教徒が多数を占める10カ国に世界キリスト教徒の約半分(48パーセント)が集まっている。キリスト教徒が多数派である国は米国(11パーセント)、ブラジル(8パーセント)、メキシコ(5パーセント)、ロシア(5パーセント)、フィリピン(4パーセント)、ナイジェリア(4パーセント)、中国(3パーセント)、コンゴ(3パーセント)、ドイツ(3パーセント)、エチオピア(2パーセント)である」という。
またキリスト教以外のすべての諸宗教は地理的に一つの地域に信じる地域が偏重されており、キリスト教だけは世界六大陸でほぼ満遍なく広まっている示された。ヒンドゥー教、仏教、その他諸宗教はアジア・太平洋地域に偏重しており、無宗教者も同地域およびヨーロッパに偏重して存在していることが示された。
一方でキリスト教徒は欧州大陸、北米大陸、南米大陸、アフリカに満遍なく広まっている一方、イスラム教徒が大多数を占める中東地域では少数しか存在していないことが示された。またヒンドゥー教信徒の97パーセントはインドとネパールに住んでいる一方、キリスト教徒の87パーセントは世界157カ国に存在していることが示された。
一方無宗教者が大半を占める国は中国、北朝鮮、チェコ、エストニア、香港、そして日本のわずか6カ国であることが示された。「無宗教者」に分類される人は、単にどの具体的な宗教も選ばなかった人であり、必ずしも「無神論者」とはいえないという。なお、今回の調査では、米国でも無宗教者が増加していることが示された。
今回のピュー調査では、2010年に行われた2万5千以上の世界の人々の宗教に関する国勢調査から得られたデータが基にされているという。
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