Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. 論説
創立18周年企画新型コロナウイルス

「マイチャーチ主義」の見直しと「イエス様の目」 岡谷重雄・ココロケア副代表

2020年5月25日22時28分 執筆者 : 岡谷重雄
  • ツイート
印刷
関連タグ:ココロケアホームレス新型コロナウイルス
「マイチャーチ主義」の見直しと「イエス様の目」 岡谷重雄・ココロケア副代表+
配布する食料を用意するココロケアのスタッフ

クリスチャントゥデイは2002年の創立以来、多くの皆様に支えられ、5月20日で満18周年を迎えることができました。これまで長きにわたり、ご愛読・ご支援いただき、誠にありがとうございます。創立18周年を記念して、今年は新型コロナウイルスが世界を席巻している状況を踏まえ、「100年に1度のパンデミック、教会は何を問われているのか?」をテーマに企画を用意致しました。コロナサバイバー、牧師、神学校教師、大学教授、政治家、ホームレス支援者など、さまざまな立場の方から寄稿を頂きました。第6回は、ホームレス・生活困窮者の伝道・支援に取り組む超教派のクリスチャン信徒のネットワーク「ココロケア」で副代表を務めておられる岡谷重雄さんの寄稿をお届けします。

◇

新型コロナウイルス禍におけるココロケアの活動

ココロケアは東京・代々木公園界隈で、ホームレス・生活困窮者の方々と人格的な交わりを通し、伝道・弟子化に加え、物質的なニーズにも対応する超教派のクリスチャン信徒のネットワークです。通常は、毎週土曜日、月曜日に「通路チャペル」、木曜日に聖書研究会をしています。新型コロナウイルス禍においては、感染リスクを下げるために段階的に活動を制限し、緊急事態宣言下では、月曜日の通路チャペルのみを行い、内容も食料が入った袋に聖書のメッセージを書いたトラクトを入れて配るだけの活動となりました。

他方で、現下の状況により仕事を失った方、ネットカフェなど寝泊まりする所がなくなった方など、苦しんでおられる方々は増えており、また、炊き出しをする団体が減ったこともあって、私たちの所に来られる方はいつもの倍になりました。また、経済が落ち込んでいることもあり、私たちに食料を供給してくれていたフードバンクなどの団体にも影響が出、私たち自身で食料などを購入することも増えました。

「マイチャーチ主義」の見直しと「イエス様の目」 岡谷重雄・ココロケア副代表
雨の中でも長い列を作って多くの人々が食料とトラクトを受け取ってくれる。

通常時の通路チャペルでは、スモールグループに分かれて、ボランティアのクリスチャンと参加されている方々とで聖書の内容や人生について分かち合うのですが、「3密」を避けるため、これについては中止せざるを得ませんでした。いつも来られている方々からは、早く以前のようにスモールグループもあり、土曜日の通路チャペルもある状態になってほしいという声があります。

またこの間、ZOOM(ズーム)を使っての報告会と祈り会を持ちました。そして6月6日からは、土曜日の通路チャペルも再開することに決めました。ただし当面は、感染リスクを下げる観点から、通常の礼拝とスモールグループを持つ形態ではなく、食料とトラクトを配布する形態で行う予定です。

「マイチャーチ主義」の見直しと「イエス様の目」

新型コロナウイルス禍において、教会・クリスチャンが何を問われているのか、について思うことは、まず第一に「マイチャーチ主義」を見直すきっかけだと考えています。

新型コロナウイルスにより、私たちの通常の教会活動が失われ、これまで通りの教会ではなくなりました。自分や自分の家族が教会に通い、そこで礼拝するという目に見える形の地域教会が、ある意味活動制限を受けることになりました。疫病が流行するとき、そこには大きな歴史の変化があり、また神の民の在り方も変化してきました。今、私たちは、自分たちがひょっとしてこれまで偶像化していた自分たちの教会観や信仰について、悔い改めに導かれているのではないでしょうか。神様がしみもしわもないキリストの花嫁として、教会を立て上げられるということを、新たな視点で見つめ直すように、この逆境の中で問われているのではないでしょうか。

「マイチャーチ主義」の見直しと「イエス様の目」 岡谷重雄・ココロケア副代表
ココロケアのスタッフと食料の入った袋。トラクトや聖書のメッセージと共に配っている。

次に考えさせられているのは、「イエス様の目」についてです。長期にわたる外出自粛の中にあっても、オンラインで礼拝やミーティングができることは本当に感謝なことです。このIT技術のおかげで、移動しなくても交わりに参加することができ、直接会えなくても、オンラインで会えるという恵みにあずかれるようになりました。またこの機会に、海外の友人たちとの交わりがより深くなりました。ひと世紀前に今のような事態が訪れていれば、私たちクリスチャンも恐らく分断され、大きな打撃を受けたことでしょう。

しかし一方で、この恵みにあずかれていない方々がいることに痛みを感じます。例えば、教会に通うお年寄りの中にはITそのものに忌避感を持っている方もおられるでしょう。しかしそれ以上に、経済的に恵まれず、IT機器にアクセスできない方々が大勢います。その方々は交わりの外に置かれてしまっています。否、彼らはもともと別の理由で、教会にさえ歓迎されてこなかったのかもしれません。イエス様の目はそういう方々にも向けられています。イエス様は、善きサマリヤ人の話の最後に「行って、あなたも同じようにしなさい」と仰りました。この声が聞こえた方はぜひ、ココロケアにご連絡ください。

<<第5回へ     第7回へ>> 

◇

岡谷重雄

岡谷重雄

(おかや・しげお)

1970年代、父の仕事の関係で西ドイツに在住。そこで祖父の死を通し復活のイエス・キリストを信じる信仰に導かれる。妻と息子3人の5人家族で米国やフランスなどに住む。6年前、友人に背中を押され通路チャペルに初参加。これまで触れたことのない主イエスの働きを体験。“Go and do likewise” というイエス様の声に従い、現在、ココロケア副代表を務めている。

関連タグ:ココロケアホームレス新型コロナウイルス
  • ツイート

関連記事

  • 代々木公園のホームレス伝道「通路チャペル」 ココロケアの働き

  • 新型コロナウイルス感染症と戦うために 政治の世界に召された者として

  • 新型コロナをめぐるグレース宣教会の対応 「異常事態」ではなく「新常態」として

  • 新型コロナは神からの罰か 村岡崇光

  • 「国際防疫の孤児」台湾がコロナ防疫に成功した理由 政府と教会の対応

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.