Skip to main content
2025年11月21日18時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
中国迫害

中国政府、国民の携帯電話を大規模検閲 NGワードに宗教関連の言葉も

2019年12月15日21時01分
  • ツイート
印刷
関連タグ:中国中国共産党迫害
中国政府、国民の携帯電話を大規模検閲 NGワードに宗教関連の言葉も+
※ 写真はイメージです。

中国政府による世論操作の一端がこのほど、中国国有通信最大手の系列企業で働いていた元従業員の証言で明らかになった。元従業員によると、中国の現政権は国民の携帯電話を広範囲にモニタリングし、「国にとってデリケート」な言葉を検閲しているという。

中国政府による世論操作の一端を暴露したのは、国有企業で国内最大手の携帯電話事業者である「中国移動通信(チャイナ・モバイル)」のオンラインサービスを担う系列企業「中移在線服務」に勤めていた李さん(仮名)。最近、中国の信教の自由に関する情報を扱うニュースサイト「ビター・ウィンター」(英語)に語った。李さんは、中国政府が携帯電話の通話やSNSなどのメッセージをモニタリングしているため、「中国にはプライバシーがまったくない」と言う。

「誰かが共産党にとって好ましくないと思われる言葉を使った場合、その人は処罰されます。『嫌がらせを取り締まるため』という口実で、誰も彼もがモニタリングされ、管理されているのです」

李さんは退職前、同社で「検閲官」として働いていたが、約500人の同僚と共に、顧客の通話やメールをモニタリングしていたという。

この監視プログラムは、香港、マカオ、台湾を除く、中国国内の全31の省・直轄市・自治区に在住している中国移動通信の顧客全員を対象としており、政治や宗教的信条に関わるあらゆる情報を自動的に検出できるようになっている。

李さんによると、中国移動通信で「検閲官」として働く従業員は、共産党に批判的な言葉や、国家指導者に好ましくない「有害な」情報が検出されると、それを徹底的に調べるよう割り当てられるという。

「誰かが不注意でデリケートな情報を一つでも見逃した場合、月給や年末ボーナスが減給されます。私は通常、月に1万件余りの情報を処理しなければなりませんでした。ミスをすることは避けられませんでした。少なくとも年に1、2回は」

「全能なる神(または全能神)」や「法輪功」など、宗教関連の言葉やフレーズは要注意の言葉と見なされている。また共産党を示す「党」という単語や、中国共産党からの退党、中国共産主義青年団(共青団)からの退団などを示唆する言葉や会話は、念入りにモニタリングされ、コントロールされているという。

「中国共産党に好ましくないと思われるものにはどれも、『政治的』というレッテルが貼られます」と李さんは言う。「例えば、中国共産党が法輪功実践者から臓器を搾取していることを示唆するメッセージを傍受するために、緊急措置が取られます。情報のリークを防ぐためです」

「通話やショートメール、または微信(ウィーチャット、中国のチャットアプリ)などのSNSのメッセージでデリケートな言葉が検出された場合、システムが自動的に情報を傍受し、顧客のサービスは即座に無効になり、その人たちは電話をかけたり、メッセージを送信したりできなくなります。顧客がサービスを再度有効にするには、中国移動通信のサービスセンターにまで身元証明書を持参して行き、そうしたデリケートな情報を二度と公表しないことを約束する覚書きを書かなければなりません」

特に「不適切」と見られる発言をした場合、より厳しい罰則が課される恐れもある。今年5月には、福建省南東部に住む男性が国境で取り調べを受け、国境警備隊にパスポートを破られる出来事があった。警備隊は、その男性が過去に共産党や国家指導者に批判的な発言をしていたため、国外旅行を禁じたとされている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:中国中国共産党迫害
  • ツイート

関連記事

  • 中国当局、3千人収容のメガチャーチを破壊 牧師らを拘束

  • 中国の政府公認カトリック教会、信者に国歌斉唱や国旗掲揚を命令

  • 「十戒」を習近平国家主席の言葉に差し替え 進む「宗教の中国化」

  • 中国政府公認教会の牧師が自殺 「身体的にも精神的にも疲れ果てた」

  • 中国、小学校の教科書掲載の外国文学から「聖書」「神」などの文言削除

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • チャーリー・カーク氏が殺害された大学で伝道集会、2100人以上が信仰を決心

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • ヒンズー民族主義者による迫害続くインド 宣教師のバス襲撃、キリスト教住民を村八分

  • 主が導きと助け 菅野直基

  • 武装集団がカトリック神父の住居を襲撃、神父ら数人拉致し1人殺害 ナイジェリア

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(235)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(前編) 広田信也

  • ワールドミッションレポート(11月20日):サウジアラビア 閉ざされた王国に差し込む福音の光

  • Gゼロ時代の津波石碑(7)Y染色体アダムと自己を措定した力 山崎純二

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • 武装集団がカトリック神父の住居を襲撃、神父ら数人拉致し1人殺害 ナイジェリア

  • AIは福音宣教の未来をどのように形づくるか ローザンヌ運動が福音主義の視点で考察

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • Gゼロ時代の津波石碑(7)Y染色体アダムと自己を措定した力 山崎純二

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(235)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(前編) 広田信也

  • ヒンズー民族主義者による迫害続くインド 宣教師のバス襲撃、キリスト教住民を村八分

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.