Skip to main content
2025年10月24日12時08分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
中国迫害

中国政府、国民の携帯電話を大規模検閲 NGワードに宗教関連の言葉も

2019年12月15日21時01分
  • ツイート
印刷
関連タグ:中国中国共産党迫害
中国政府、国民の携帯電話を大規模検閲 NGワードに宗教関連の言葉も+
※ 写真はイメージです。

中国政府による世論操作の一端がこのほど、中国国有通信最大手の系列企業で働いていた元従業員の証言で明らかになった。元従業員によると、中国の現政権は国民の携帯電話を広範囲にモニタリングし、「国にとってデリケート」な言葉を検閲しているという。

中国政府による世論操作の一端を暴露したのは、国有企業で国内最大手の携帯電話事業者である「中国移動通信(チャイナ・モバイル)」のオンラインサービスを担う系列企業「中移在線服務」に勤めていた李さん(仮名)。最近、中国の信教の自由に関する情報を扱うニュースサイト「ビター・ウィンター」(英語)に語った。李さんは、中国政府が携帯電話の通話やSNSなどのメッセージをモニタリングしているため、「中国にはプライバシーがまったくない」と言う。

「誰かが共産党にとって好ましくないと思われる言葉を使った場合、その人は処罰されます。『嫌がらせを取り締まるため』という口実で、誰も彼もがモニタリングされ、管理されているのです」

李さんは退職前、同社で「検閲官」として働いていたが、約500人の同僚と共に、顧客の通話やメールをモニタリングしていたという。

この監視プログラムは、香港、マカオ、台湾を除く、中国国内の全31の省・直轄市・自治区に在住している中国移動通信の顧客全員を対象としており、政治や宗教的信条に関わるあらゆる情報を自動的に検出できるようになっている。

李さんによると、中国移動通信で「検閲官」として働く従業員は、共産党に批判的な言葉や、国家指導者に好ましくない「有害な」情報が検出されると、それを徹底的に調べるよう割り当てられるという。

「誰かが不注意でデリケートな情報を一つでも見逃した場合、月給や年末ボーナスが減給されます。私は通常、月に1万件余りの情報を処理しなければなりませんでした。ミスをすることは避けられませんでした。少なくとも年に1、2回は」

「全能なる神(または全能神)」や「法輪功」など、宗教関連の言葉やフレーズは要注意の言葉と見なされている。また共産党を示す「党」という単語や、中国共産党からの退党、中国共産主義青年団(共青団)からの退団などを示唆する言葉や会話は、念入りにモニタリングされ、コントロールされているという。

「中国共産党に好ましくないと思われるものにはどれも、『政治的』というレッテルが貼られます」と李さんは言う。「例えば、中国共産党が法輪功実践者から臓器を搾取していることを示唆するメッセージを傍受するために、緊急措置が取られます。情報のリークを防ぐためです」

「通話やショートメール、または微信(ウィーチャット、中国のチャットアプリ)などのSNSのメッセージでデリケートな言葉が検出された場合、システムが自動的に情報を傍受し、顧客のサービスは即座に無効になり、その人たちは電話をかけたり、メッセージを送信したりできなくなります。顧客がサービスを再度有効にするには、中国移動通信のサービスセンターにまで身元証明書を持参して行き、そうしたデリケートな情報を二度と公表しないことを約束する覚書きを書かなければなりません」

特に「不適切」と見られる発言をした場合、より厳しい罰則が課される恐れもある。今年5月には、福建省南東部に住む男性が国境で取り調べを受け、国境警備隊にパスポートを破られる出来事があった。警備隊は、その男性が過去に共産党や国家指導者に批判的な発言をしていたため、国外旅行を禁じたとされている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:中国中国共産党迫害
  • ツイート

関連記事

  • 中国当局、3千人収容のメガチャーチを破壊 牧師らを拘束

  • 中国の政府公認カトリック教会、信者に国歌斉唱や国旗掲揚を命令

  • 「十戒」を習近平国家主席の言葉に差し替え 進む「宗教の中国化」

  • 中国政府公認教会の牧師が自殺 「身体的にも精神的にも疲れ果てた」

  • 中国、小学校の教科書掲載の外国文学から「聖書」「神」などの文言削除

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • シリア語の世界(35)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(2) 川口一彦

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(249)聖書と考える「御社の乱れ正します!2」

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • ワールドミッションレポート(10月24日):トルコ 静かな霊的復興―教会を生む教会へ

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.