拉致から6年、シリアのアレッポ大主教2人がいまだ行方不明

2019年4月12日18時26分 印刷
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2013年4月に拉致されてから6年がたつ、アンティオキア総主教庁(アンティオキア正教会)のアレッポ大主教ボウロス・ヤジギ(左)と、シリア正教会のアレッポ大主教ヨハンナ・イブラヒム

内戦中のシリア北部の都市アレッポで2013年4月、アンティオキア総主教庁(アンティオキア正教会)のアレッポ大主教ボウロス・ヤジギと、シリア正教会のアレッポ大主教ヨハンナ・イブラヒムが拉致されてから6年がたつ。世界教会協議会(WCC)の「コンセンサスと協力に関する常任委員会」は9日、これを受け両大主教の解放を求める声明(英語)を発表した。

同委は、WCCの「正教会参加に関する特別委員会」の後継組織で、WCC中央委員会内の委員会の一つ。5日から10日まで、バラマンド大学(レバノン)のダマスカス聖ヨハネ神学研究所で会合を開催し、声明を発表した。同研究所はヤジギ大主教が所長を務めていた場所でもある。

両大主教は2013年4月22日、アレッポとトルコ国境とを結ぶ道を車で移動中に襲われ、その後行方が分からなくなった。車には4人が乗っており、運転手は殺害されたが、1人は無傷で逃れることができたという。拘束されていた司祭2人の解放交渉に向かう途中だったとされ、当時かなり高額の身代金を所持していた可能性も伝えられている。

同委は声明で、シリアとレバノンにある正教会との連帯を表明。両大主教の拉致後、WCCが継続して解放を呼び掛けてきたことに言及し、両大主教による地域社会やエキュメニカル運動に対する貢献を想起するとともに、2人の早期解放を呼び掛けた。

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