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米ピッツバーグのシナゴーグ銃乱射、宗教指導者らが祈りと連帯呼び掛け

2018年10月29日23時53分
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関連タグ:アメリカユダヤ教ロニー・フロイドサミュエル・ロドリゲス
米ピッツバーグのシナゴーグ銃乱射、宗教指導者らが祈りと連帯呼び掛け+
事件のあった米北東部ペンシルベニア州ピッツバーグで、27日夜に行われた追悼集会の様子(写真:トム・ウルフ同州知事)

米北東部ペンシルベニア州ピッツバーグにあるシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)「ツリー・オブ・ライフ」で現地時間27日午前、同州に住む白人の男が銃を乱射し、11人が死亡、6人が負傷する事件が発生した。

事件を起こしたのは、ロバート・バウアーズ容疑者(46)。半自動小銃1丁と拳銃3丁で武装してシナゴーグに乱入し、「すべてのユダヤ人は死ななければならない」と叫びながら銃を乱射。安息日の礼拝に訪れていたユダヤ人11人を殺害し、警察官4人を含む6人を負傷させた。負傷者のうち2人は重傷だという。

バウアーズ容疑者は、米警察の特殊部隊「SWAT」との銃撃戦の末、投降し拘束された。連邦検察は同容疑者を暴力(殺人)や銃刀法違反、公民権法違反、増悪犯罪(ヘイトクライム)などを含む29件の罪で起訴した。

事件を受け、ユダヤ教だけでなく、キリスト教やイスラム教の宗教指導者らは、礼拝の場を狙った凶悪な犯行を一斉に非難。被害者との連帯を表明した。

米プロテスタント最大教派である南部バプテスト連盟元議長のロニー・フロイド氏(クロス・チャーチ主任牧師)は、遺族や被害者の家族のために祈るよう要請。「銃撃を阻止しようとした警察官も負傷しました。これはまったくあからさまな憎悪による行為で、すべてのクリスチャンが非難すべきものです。米国には反ユダヤ主義があってはなりません」と語った。

イスラエルの情報を発信するウェブサイト「イスラエル365」のディレクタ―で、『イスラエル聖書』の編集者でもあるトゥーリー・ワイズ氏は次のように述べた。

「礼拝の家でユダヤ人が殺害されることには、長く血なまぐさい歴史があります。これまでと異なる点といえば、この事件が2018年の米国で起きたということです。この事件は耳障りでおぞましいもので、どこであろうとテロは跡形もなく消し去らねばらないことを示す警鐘となるべきものです」

ラビ(ユダヤ教の宗教指導者)であるワイズ氏は「宗教的な動機によるテロに対抗し、世界中の人々が団結しなければなりません」と強調。「ユダヤ教徒と友人であるキリスト教徒の架け橋となるべく人生をささげた正統派のラビとして、私はイスラエルを愛するすべての人たちが団結し、愛する者を亡くした遺族のために祈り、預言者イザヤの言葉を実行するよう呼び掛けます。『慰めよ、わたしの民を慰めよと、あなたたちの神は言われる』(イザヤ40:1)」

ピッツバーグでは27日夜、小雨の中、犠牲者を悼むろうそくがともされた。ピッツバーグ・イスラムセンターは、深い同情と哀悼の意を表明し、地元のイスラム教コミュニティーに対して、負傷者のための献血を呼び掛けるなどした。

ホロコーストの記録保存や反ユダヤ主義の監視などを行う「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(SWC、本部・ロサンゼルス)は27日夜、声明を発表。共にラビであるマービン・ハイヤー所長と、エイブラハム・クーパー副所長による次のメッセージを伝えた。

「ピッツバーグの由緒あるユダヤ人地区のシナゴーグ『ツリー・オブ・ライフ』で発生した恐ろしい事件に、私たちはうんざりしています。私たちの思いと祈りは、亡くなられた方々のご遺族、負傷された方々のご家族、またシナゴーグの会衆、そしてユダヤ人コミュニティーの方々と共にあります」

米国の福音派指導者らも声明を発表した。

1万3千人の教会員を有するメガチャーチ、ダラス第一バプテスト教会主任牧師のロバート・ジェフレス氏は、「世界中のクリスチャンが事件の犠牲者のために祈ることでしょう。私たちはユダヤ人との連帯を表明します。また、いかなる形式の反ユダヤ主義も非難します」と語った。

全米ヒスパニック・キリスト教指導者会議(NHCLC)代表のサミュエル・ロドリゲス氏は次のように述べた。

「米国人として、また信仰上の仲間として、私たちは証言できます。伝統や信条のいかんを問わず、礼拝する者がその信仰故に狙われるなら、それほど卑劣で恐ろしく、野蛮なことはありません。本日、心無い者により引き起こされた悲劇的な殺人も同じです。NHCLC一同は、ピッツバーグのシナゴーグ『ツリー・オブ・ライフ』と米国全土のユダヤ人コミュニティー全体と団結し、信仰的な近親関係と愛、数千年に及ぶ切っても切れない絆を表明します」

ジェフ・セッションズ米司法長官によると、連邦検察はバウアーズ容疑者に対して死刑を求刑する可能性がある。

事件の捜査を指揮する連邦捜査局(FBI)のボブ・ジョーンズ特別捜査官は、犯行現場は22年の捜査経験の中で最悪のものだと語った。事件はバウアーズ容疑者の単独による犯行とみられており、ジョーンズ捜査官は同容疑者について「捜査機関の知る限り、本日以前の犯罪歴は認められない」と話している。

バウアーズ容疑者は、ソーシャルメディアに多くの反ユダヤ主義的な書き込みをしており、事件を起こした27日早朝にも投稿していた。ドナルド・トランプ大統領が、ユダヤ人による米国の「侵略」を阻止するために何もしていないと非難する投稿もあったという。

ジョーンズ捜査官によると、バウアーズ容疑者はシナゴーグに侵入して銃を乱射した後、その場を立ち去ろうとしたが、応援要請で駆け付けた警察官らと鉢合わせになり、銃撃戦が起きた。同容疑者は再びシナゴーグに戻って3階部分に立てこもり、その後到着したSWATとの銃撃戦の末に投降した。

バウアーズ容疑者は複数の銃弾を受け、病院に搬送されたが、命に別状はないという。近隣の病院に運ばれた被害者の中には、61歳の女性、70歳の男性、55歳の警察官が含まれていた。子どもの犠牲者はなかったという。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:アメリカユダヤ教ロニー・フロイドサミュエル・ロドリゲス
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