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雪よりも白く

雪よりも白く(10)十字架の力 榮義之

2018年10月26日07時28分 コラムニスト : 榮義之
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関連タグ:榮義之

イエス・キリストの十字架はすべての呪いから解放してくれます。人生にはさまざまな呪いがあります。しかし、どのような呪われた人生からも救い出し、解放され祝福に満ちた人生に変えてくれます。

キリストは、私たちのためにのろわれたものとなって、私たちを律法ののろいから贖(あがな)い出してくださいました。なぜなら、「木にかけられる者はすべてのろわれたものである」と書いてあるからです。(ガラテヤ3:13)

十字架によりすべての呪いは取り去られました。信じるとき祝福の人生が始まります。祝福を受け継ぐ人生を生きるのです。

悪をもって悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのだからです。(1ペテロ3:9)

幸いなことよ。悪者のはかりごとに歩まず、罪人の道に立たず、あざける者の座に着かなかった、その人。まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。その人は、水路のそばに植わった木のようだ。時が来ると実がなり、その葉は枯れない。その人は、何をしても栄える。(詩篇1:1~3)

イエス・キリストの十字架により、その素晴らしい祝福を受け継ぐだけでなく、祝福を与えることができるのです。私は長年ラジオ牧師を務めていますが、ある時、番組の録音でスタジオに行くときは、出会う人みんなの祝福を祈ろうと決心しました。帰りに駅から家まで約30分歩きました。犬がほえても猫が横切っても、ともかく家々を祝福しながら帰りました。

その日、すごいことに気付きました。それは祝福を祈っても失ったものは何もなかったことでした。そればかりでなく、心が大きく豊かになったように感じました。それから犬にほとんど吠えられなくなり、何を見てもまず祝福する習慣を身に付けるようになりました。神の恵みは豊かです。祝福を与える人生を生きることができます。

この世で富んでいる人たちに命じなさい。高ぶらないように。また、たよりにならない富に望みを置かないように。むしろ、私たちにすべての物を豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように。また、人の益を計り、良い行いに富み、惜しまずに施し、喜んで分け与えるように。また、まことのいのちを得るために、未来に備えて良い基礎を自分自身のために築き上げるように。(1テモテ6:17~19)

十字架は、すべての貧しさを取り除きます。世界には貧しさが満ちています。経済の貧困があり、知識の貧困があり、何よりも心の貧困が人々を惨めにしています。聖書は何と言っているでしょうか。

あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです。(2コリント8:9)

イエス・キリストが十字架に死なれたのは、キリストの貧しさによって、私たちが富む者となるためだと明言しています。心豊かに生きるだけでなく、すべてのことに恵まれて生きることができると約束されています。

あなたがたは、すべてのことに、すなわち、信仰にも、ことばにも、知識にも、あらゆる熱心にも、私たちから出てあなたがたの間にある愛にも富んでいるように、この恵みのわざにも富むようになってください。(2コリント8:7)

私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます。神は、あなたがたを、常にすべてのことに満ち足りて、すべての良いわざにあふれる者とするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることのできる方です。(2コリント9:6~8)

受けるよりは与えるほうが幸いな人生を与えるために、イエス・キリストは十字架に死なれたのです。その無尽蔵の富は、あなたが信じて用いるのを待っているのです。

イエス・キリストの十字架の救いには、さらに素晴らしい意味があります。それは、「これは、その死によって、悪魔という、死の力を持つ者を滅ぼし、一生涯死の恐怖につながれて奴隷となっていた人々を解放してくださるためでした」(ヘブル2:14〜15)。

人間はなぜ死ぬのか、その理由を最初に述べましたが、罪の支払う報酬は死です。千年も万年も生きたいと願っても必ず死にます。アダムとエバが悪魔に欺かれて以来、人間は死にゆく存在となりました。「朝には紅顔ありて夕べには白骨となる」との言葉に、人の世の無常を思います。

しかし、イエス・キリストは人間の無常を打ち破り、死の力を用いる悪魔を、ご自分のいのちを十字架に釘付けることによって、滅ぼしました。悪魔はイエス・キリストが十字架にかけられるようになったとき、大喜びしたことでしょう。しかし3日目の朝、死は打ち破られました。

イエス・キリストは肉体をとられた神の御子でした。人間の歴史は死という真っ黒な刷毛で塗りたくられていました。イエス・キリストの復活により、その死の闇は朝日の輝きよりも輝く復活の力によって破られたのです。

「死よ。おまえの勝利はどこにあるのか。死よ。おまえのとげはどこにあるのか。」 死のとげは罪であり、罪の力は律法です。しかし、神に感謝すべきです。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。(1コリント15:55~57)

イエス・キリストの十字架こそ、救いの力です。信じるときに罪が赦(ゆる)されるだけでなく、病が癒やされ、呪いから解放され、貧しさから自由になり、死に打ち勝つ人生を生きることができます。

聖(きよ)く正しく、健康で豊かに祝福された人生を、神の子とされ、永遠のいのちを持ち、天国に行ける幸いを体験できるのです。(続く)

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※ 本コラムは、小冊子「雪よりも白く」から転載・編集したものです。クリスチャントゥデイをご覧になり小冊子をご希望される方には、1人1冊を無料でプレゼントします。申し込みは、榮義之(メール:[email protected])まで。

◇

榮義之

榮義之

(さかえ・よしゆき)

1941年、鹿児島県種子島生まれ。生駒聖書学院名誉院長、同名誉神学博士。日本ペンテコステ教団代表、エリムキリスト教会主任牧師、エリム宣教会代表、朝日放送ABCラジオ牧師などを歴任。著書に『輝き・可能性への変身』『天の虫けら』『30秒の祈りが世界を変える!』など。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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