日本国際飢餓対策機構、ロヒンギャ難民支援のための緊急募金を呼び掛け

2018年2月6日19時38分 印刷
+日本国際飢餓対策機構、ロヒンギャ難民支援のための緊急募金を呼び掛け
バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプ=2月1日(写真:UN Women/Allison Joyce)

日本国際飢餓対策機構(JIFH、大阪府八尾市)は、ミャンマー軍による弾圧により、隣国バングラデシュなどに逃れているイスラム系少数民族ロヒンギャの難民を支援するための緊急支援募金を呼び掛けている。

バングラデシュに逃れてきたロヒンギャ難民の数は推定で約65万人に上る。その約55パーセントが18歳未満の子どもたちだ。難民の大半がジャングルに隠れながら徒歩で山や川を渡り、水も食糧もなく弱り切った状態で国境を越えている。また、モンスーンによる連日の豪雨で避難場所が洪水となり、難民をさらに苦しめている。

衛生環境が整わない状況下で、命を危険にさらす感染症や急性水様性下痢症などのまん延も懸念されている。特に、5歳以下の子どもたちの多くが栄養不足と下痢で死に直面している状況だ。

同機構は、現地のパートナー団体と協力し、難民キャンプや仮設住宅などで暮らす住民40万人を支援するため、健康と衛生状態の改善に取り組んでいる。

現地にあるNGOの協力を得て、難民と受け入れ地域の人々に手洗いや飲料水の浄化方法、病気の予防法などを教える衛生ボランティアの育成プログラムを実施しており、今後さらに進めていきたい考えだ。

また、国連児童基金(ユニセフ)や国際医療チームと共に生活必需品を配布しているほか、移動医療隊を編成し、多数の難民到着や新しい地への移動、緊急医療に対応している。

同機構は、「これらの活動は皆様のご支援、ご協力がなければ行うことができません。どうぞロヒンギャ難民とその受け入れ地域の人々を皆様の愛で支えてくださいますようお願い致します」と呼び掛けている。

募金の申し込みは、同機構のホームページで受け付けている。

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