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百人一読

百人一読―偉人と聖書の出会いから―(78)ロナルド・レーガン 篠原元

2018年1月23日07時29分 コラムニスト : 篠原元
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百人一読―偉人と聖書の出会いから―(78)ロナルド・レーガン 篠原元+
ロナルド・レーガン(1911~2004)

「私が心の中で見たもの、それは岩の上に建てられた高くて堂々とした町である。その町は、海の波にも、吹きつける風にも負けないぐらい堅固だ。神に祝福され、あらゆる人々が集まってきて、調和と平和のうちに暮らしている・・・」(『100人の聖書』117ページより)

こう語ったのは、米国第40代大統領ロナルド・レーガンです。ハリウッドで映画俳優として活躍し、後にカリフォルニア州知事を務め、1981年に大統領に就任し、2期8年の任期を全うしました。また、現職大統領として3度も日本を公式訪問したほか、1989年に大統領職を退いたのちにも来日。その際は東京ドームで(プロ野球日本シリーズ戦での)始球式を行いました。

その、レーガンの言葉を最初にご紹介しました。「調和と平和のうちに暮らしている」。素晴らしい暮らし方です。こんな暮らしを周囲の人々とできているでしょうか。皆さんの家庭や周りがこのようになったら、それは素晴らしいことではないでしょうか。

最近、調和&平和な光景と正反対の光景を見てきました。電車の中で、まるで映画のワンシーンのようでした。

その日、都内某所に出掛けるために、千代田線の電車に乗りました。途中から、目の前に親子だと思われる2人が座りました。その日は、休日でも祝日でもなかったのに、なぜか出掛けている様子。「学校は?」と思いますが、聞きはしません。

そして、この2人が、うるさい!(いい意味で)。その親子(おそらく。兄妹には見えませんでした。おじと姪の可能性とかいろいろありますが)の会話の様子が素晴らしかったのです。2人で、電車を何回も乗り継いでどこかに向かっているのが会話から分かります。目的地がどこかまでは分からなかったですが、2人とも楽しそうに話しています。2人の仲の良さが分かります。

お昼は何食べようかとか、我慢できるかなとか話しています。「カレー、かつ丼・・・」とお父さんが候補を挙げていき、娘がいろいろ楽しそうに反応しています。2人ともまさに楽しそうです。

ちなみに、女の子がある発見をして、声に出して言っていました。自分も、それまで意識していなかったのですが、電車の中のつり革って微妙に高さが違うものですね。千代田線だけかもしれませんが。

会話を楽しんでいる2人。こんなふうに仲良く会話を楽しんでいたら、スマホもマンガも要りません。仲良く話しているうちにあっという間に目的地に着くでしょうね。

そして、映画みたいな話ですが、その親子(父と娘?)の隣にもう1組、親子らしき2人が座っていました。こっちは、お母さんと小学生中学年くらいの娘(おそらく)でした。

この2人の暗いこと!隣の父と娘の方はワイワイ愉快にしゃべっている、まさに太陽の明るさと言うならば、隣のこちらの母と娘は終始ほぼ会話ゼロ、笑顔ゼロ、娘はずっとスマホか何かをいじっている、まさに北極という感じです。

同じ2人で出掛けるというのでも、こんなに違うものですね。一方の親子には平和と調和を感じますが、もう一方の親子はただ座っているだけで、明るさや楽しみというものが全然感じられませんでした。まさに光と闇、と言うべきでしょうか。

平和や調和のうちに暮らすというのは、スマホがあるからとか、何かあるからできるわけではないのですね。そうでなくて、語り合い、コミュニケーションによってできるものだと思われます。今日から、ちょっとしたコミュニケーションを心掛けたいですね。家族同士のちょっとした会話、職場の人間同士での少しの会話、クラスメート同士でのほんのひと言の掛け合い、そこに平和や調和が生まれるキッカケがあるのかもしれません。

最後に、去年のことですが、神宮にいた時のことです。もちろん、神宮に参拝に行ったわけではなく、神宮球場に野球観戦に行ったのです。私の席の前に、4人組が座っていました。家族なのか、友人なのか、どういう関係なのか推測が難しい4人組でしたが、1人は中年女性でした。

さて、試合といえば、ピッチャーの立ち上がりが悪くて、デッドボールの連チャンです。でも、普通なら(私もそうですが)、それで終わりですよね。あまり気にしないですよね、ケガをしてしまった選手たちのことは。

でも違うのは、目の前に座る中年女性は長いこと気にしていました。デッドボールをくらってしまった選手のことを。「痛そうにしてるよ」とか「指が・・・」と言いながら。聞こえるので、意識してデッドボールを手にくらった高校球児を見てみると、明らかに痛そうにしていて、手に力が入らないようです。

普通、観客はそこまで考えないし、気にもしないはずです。観客は、試合全体の行方に注目していますから。デッドボールを受けた選手がいても、その後彼がどうなったかをそんなに気にしないものです。でも、あの中年女性は、その選手のことを長く気にしていました。

平和&調和な日々は、自分のことだけでなく、周りの人のことを顧みて、周囲にいる人のことを思いやってあげるときになせるものなのかもしれません。レーガン大統領が語ったような、調和と平和のうちの暮らしや毎日に近づければいいですね。そのためにこそ、いろいろ、私たちから始めませんか。小さな会話。ほんの少しのコミュニケーション。そして、ちょっとしたことでも、他の人のことを思いやってあげる心。

他の人のことを、クラスメートや同僚を少しでも思いやってあげることができるなら、彼(彼女)のちょっとした変化にも気付き、声を掛けてあげることもできるはずです。そこから、ちょっとした平和が生まれるのでしょうね。

ちりも積もれば山となります。皆さんの周りで生まれる小さな平和&調和が、やがて大きな平和につながると信じて。

次回の百人一読は、アメリカ合衆国建国の父であるベンジャミン・フランクリン。避雷針やグラスハーモニカなどを発明した彼は、ある重要な忠告を残しました。その忠告の内容を探ります。

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*

【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)

ご注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

◇

篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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