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百人一読

百人一読―偉人と聖書の出会いから―(74)ドワイト・アイゼンハワー 篠原元

2017年12月26日08時34分 コラムニスト : 篠原元
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百人一読―偉人と聖書の出会いから―(74)ドワイト・アイゼンハワー 篠原元+
ドワイト・アイゼンハワー(1890~1969)

ドワイト・アイゼンハワー。アメリカ合衆国第34代大統領です。連合国遠征軍最高司令官、陸軍参謀総長、NATO軍最高司令官を歴任し、大統領に就任。2期8年間、難病を抱えながらも米国大統領としての激務を遂行した偉大な人物です。

そのアイゼンハワーが死を間近にしていた、人生最期の頃の出来事です。(『100人の聖書』113ページを参照しています)

病院に招かれたビリー・グラハム(米国の牧師)は、アイゼンハワーと30分間だけ話すことができると伝えられました。病室に入ると、アイゼンハワーは自分の命が残り少ないのを知っているにもかかわらず、いつものように満面の笑みで迎えてくれたのです。そして、約束の時間が来たとき、アイゼンハワーは、もう少しここにいるようにと、グラハム牧師に頼みました。

そして、このように言ったのです。「どうすれば私の罪が赦(ゆる)されて天国に行けると確信できるのか。もう1度話してくれないか。いま重要なのは、そのことだけなのだ」

グラハム牧師は、新約聖書を取り出して、アイゼンハワーのために聖書を読んでから、こう語りました。「私たちが天国に行けるのは、よい働きをしたからでも、教会に献金してきたからでもありません。全面的に、そして完全に、イエス・キリストが十字架でしてくださったことによってのみ、私たちは天国に入ることができるのです」

するとアイゼンハワーは、心に平安が訪れたようでした。そして祈って、こう言いました。「ありがとう。私も準備ができたよ」

これが、偉大なアメリカ合衆国第34代大統領であり、勇敢な軍人としてさまざまな功績を残したアイゼンハワーの姿です。彼は、人生の最期に、ある大切な準備をちゃんと終えました。旅立つための準備です。

2017年も残りわずかとなりました。いろいろあったと思いますが、アイゼンハワーのように、皆さんがあることの準備をして、1年を終えることができればなあと思います。

単刀直入に質問させてください。皆さんは、天国へ行く準備はできているでしょうか。天国へ絶対にいけますか。こんなことを書くのはどうでしょうか、でも、人間というのは、いつ死んでもおかしくない存在です。

どんなに気をつけて車を運転していても、後ろからダンプに追突されたら、それで人生終わりです。どんなに希望に輝いて生きていても、凶悪犯罪に巻き込まれたら、そこで人生は終わりです。

「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」という映画では、主人公である女子高生の桜良(さくら)が希望に満ちて出掛けます。おしゃれして、男の子が待っている場所へと向かいます。でも、とうとう、桜良はその男の子と会うことはできませんでした。彼女は道中、通り魔に襲われて命を落としてしまいます。

どんなに、希望に溢れて生きていても、結構うまくいっている人生を歩んでいても、人間はいつ死ぬか分からない存在なのです。1年の最後の週、新年・お正月を迎えるこのような日に、スゴイ内容のコラムで、中には「?」と思わる人もいるかもしれません。

でも、備えをなし、心に平安を持って2017年を終え、また備えができた状態で、新しい平安な心持ちで2018年をお迎えしていただければと思うわけです。

何だかんだ言っても不安な世の中です。首都直下型の巨大地震が30年以内に起こる確率。それがいつなのか、まったく分かりませんよね。某国からのミサイルがいつ飛んでくるかも分からない。

死んだらどうなるのかよく分からずに、考えると怖くなり、恐れてしまうものです。だからこそ、人はなんとか備えをしないといけないのですが、備えができている日本人は少ないものです。

しかし、アイゼンハワーはクリスチャンだったようで、ある準備を成し遂げて、平安を持って、いつか来る死を迎えられたようです。なぜでしょうか。つまり、クリスチャンとは、備えができた人だからです。

よく、クリスチャンというと弱い人とか、真面目とか、堅苦しいとか思われるかもしれませんが、そうではありません。教会っていう場所は、弱い人が行く場所ではなく、準備できている人の場所なんですね。準備するための場所と言えるはずです。

お酒が飲みたいなら居酒屋に行けばよろしいでしょう。デートを楽しみたいならディズニーランドやディズニーシーにでも行かれたらいいでしょう。でも、人生そのものの備え、また死に対するちゃんとした備えをしたいなら、キリスト教会ってわけです。

なぜなら、教会は、ちゃんと備えをしておいて、平安で楽しい、そして、素晴らしい一生を過ごして、最後は、100パーセント天国に行けるという確信を持って安心して死を迎えられるように、教えてくれる場所だからです。そんな場所、他にありませんよね!?

分かりやすく単刀直入に申します。教会で教えることは次のようなことです。クリスチャンとなる=死んだら絶対に天国へ行ける。そして、これが、本当にすべての人がなすべき、死への備えなのです。

「死んだらどうなるか分からん」とか「俺は地獄に・・・」とか「私は、もしかしたら豚になるか。いや、千の風かな?」とか考え、死を怖がる必要は、クリスチャンになったらありません。クリスチャンになるということは、死への準備をちゃんとして、いつ死んでも自分が天国へ行ける状態になるということなのです。つまり、安心して人生をエンジョイできる生き方であり、死を恐れる必要も皆無にできるわけです。

だから、クリスチャンになれば最高です。クリスチャンとなった人は、いつ死んでも大丈夫なんですから。これが、聖書の教えです。聖書の教えは簡単です。「クリスチャンになったら、いろいろしないといけないし、やめないといけないんじゃ。アタシには、無理かな・・・?』と考える必要はありません。というより、そんな暇ないはずです。

そんなことをいろいろ考えているうちに、巨大地震が発生したり、某国からのミサイルがあなたの街に飛んできたら、それで一瞬で終わり。いろいろ考えていたあなたは死んで、どこに行っちゃうのでしょう。ああでもないこうでもないと考えている間に、事故や事件に巻き込まれて終わり、「アッ!結局、天国への準備できてなかった・・・」なんて人生はナンセンスです。

2017年最後の今、2018年へのいろいろな準備をしているでしょうけれど、同時に、いつ来てもおかしくない死への準備をしませんか。言い方が変かもしれませんが、要するに、天国への準備ですね。

もう1度言いますが、クリスチャンは、死んだら天国へ行けるのです。天国に行ける人間になっておいて2018年を迎えるのと、準備できていないままの状態で迎えるのでは、まさに天国と地獄の差です。もう、何が起こってもおかしくないこの頃ですから。

もし、前者のような人間になっておくならば、「仮に死んでも大丈夫♪天国なんだから!」と安心して、平安な心で過ごせるのです。新年2018年は! そして、例年よりも恐れや心配がめちゃくちゃ削減するでしょう。何だかんだ言って、人という生き物は、恐れて、心配して、時間を浪費してしまっているものですから。

さあ、アイゼンハワーのように、天国にいつでも行けるための準備を済ませて、「私も準備ができたよ♪」と笑顔で言い、うれし笑いをしながら2017年を終えたいですね。大晦日、テレビを見ながら笑うのでなく。

「天国に行ける状態」になって、2017年を終え、2018年をお迎えください。それでは、皆様、最高に良い新年をお迎えください。今年1年ありがとうございました。

新年の百人一読は、1月2日からアップいたします。新年、最初に取り上げるのは、あのモニカ事件です。

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*

【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
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◇

篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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