Skip to main content
2025年11月8日11時23分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
なにゆえキリストの道なのか

なにゆえキリストの道なのか(122)イエスの奇跡は本当なのか 正木弥

2017年12月16日12時35分 コラムニスト : 正木弥
  • ツイート
印刷
関連タグ:正木弥

イエスの奇跡は本当なのか。5つのパンと2匹の魚から5千人に食べさせた奇跡はどう解釈するのか。

イエスの奇跡は幾つかに分類されますが、基本的には、イエスが神様でもありますから、人間に分からない何らかの方法で奇跡をなし得たわけです。それを丸々信じるのが最善ですが、どうしても信じられない方のために、「あり得るかもしれない」という方法の1つを考えてみましょう。

全然違うかもしれないということを前提においてください。(いや、多分違うでしょうが、あり得ないということではない、というくらいに考えてください。)

1. 病気を癒やし、目や耳や足腰の機能を回復させた奇跡

イエスに出会ったその人は、イエスの温かい眼差しを受け、心がリラックスし、そのためにホルモンの分泌がうまくなされるようになり、そのため、今まで麻痺していた部位が活性化し、うまく動くようになった、それが外的には奇跡として現れた、というのかもしれません。(そうことが全然あり得ないことではないでしょう!)

あるいは、麻痺した部分とか部位へ遠赤外線とか、磁力線とか放射線とか重粒子線とか衝撃波とか、外の何か私たちがまだ知らないものを、御手を置くことによって、その御手を通して、あるいは人間には見えない何らかの方法で当てたのかもしれません。

そういうやり方はあり得ない、とは断定できません。現に、(これらは、一昔前には医療面でも全然使用してなかったものですが、)今では多くの病気の治療に積極的に使われ、大きな効果を上げていますから。

2. 死人を生き返らせた奇跡

心臓の動きが部分的に止まって麻痺している場合、現代は、AEDという機械で電気ショックを与えることにより、一時的に回復させることができます。そのため、かなり多くの場所にAEDを備え付けるようになりました。

人間がここまでできるなら、イエスがもう少し長い間麻痺したり、意識がなかったりの存在に、何かの方法でショックを与え、あるいは別の方法で機能を再稼働させることが絶対にできないとは言えないじゃないですか。

イエスが具体的にはどのようにして生き返らせたかは分かりませんが、上述1に掲げたような何かの線か波か電流か何かによって、肺か心臓か、とにかく麻痺し動かなくなっている部分、壊死(えし)している細胞・組織を、再び動かせることが絶対にできないとは言えないですね。

3. 嵐を静めた奇跡

嵐は、人間には分からないような理由で急に静まることはよくあることです。温度や湿度、気圧や気流の変化、あるいは磁力線や電磁波などによって風力や風向きが変わったり、移動したりすることは容易に察せられます。どれだ、とまでは言うことはできませんが、どれかを使って、あるいは別の何かを使って、風の勢いを弱めたり、吹く場所を変えたりするくらいのことは容易におできになったのではないでしょうか。

4. 水の上を歩いた奇跡

日本の昔の忍者は、足に浮きのような何かをつけて濠の水の上を歩いたそうです。人間ができるなら、イエスは神様ですから、人の目に見えない「浮き」か何かに乗って、あるいはホバークラフトのような原理を用いて、あるいはもっと高度な、例えば、局部的な重力遮断という方法によって、水の上に浮いて歩いたということも考えられますね。まったくあり得ないということは言えないでしょう!

5. 5つのパンと2匹の魚から5千人に給食の奇跡

宇宙の初め、卵大の宇宙の素から物質が何十桁、何百桁の倍率で急速に爆発的に増えてできた、とインフレーション理論の物理学者佐藤勝彦らは説明します。神様が天地を造った際の状況だというのです。別の方法だったかもしれませんが、とにかく、神様ならある物質を急激に増やすことは可能ではないですか。

人間は、5合の米粒をある機械に入れて、熱して、ある操作をすることによって、一瞬でたくさんのポン菓子に造り換えることができます。ほかにも、化学反応で急激に体積が増える事例は多くあります。

神であるイエスなら、5つのパンを御手の中で、空気や空中の水分などを取り込んで、5千個のパンに増やすことが絶対にできないことではないと思われます。ほかの方法だったかもしれませんが、急に、異常に増やしたのです。

☆このパンの奇跡は、命をつなぐ恵みを増やして多くの人に分け与えることのしるしとして大事な奇跡ですから、4つの福音書のすべてに記録されています。

イエスは、100パーセントの人間と100パーセントの神が1つの体で合体した方ですから、このうちの神としての能力が働くなら、(人間の目には不思議に見えても、)その不思議なことをなすことができるのです。決してあり得ないことではありません。

<<前回へ     次回へ>>

◇

正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:正木弥
  • ツイート

関連記事

  • なにゆえキリストの道なのか(121)非科学的なことをどうして信じる? 正木弥

  • なにゆえキリストの道なのか(120)クリスマスは異教的? 正木弥

  • なにゆえキリストの道なのか(119)イエス・キリストはエッセネ派の「義の教師」ではないのか 正木弥

  • なにゆえキリストの道なのか(118)キリストは2千年前の人、私に関係がない? 正木弥

  • なにゆえキリストの道なのか(117)イエスは神なのか? 正木弥

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 主は生きておられる(241)カレンダーあと1枚 平林けい子

  • ひと足ひと足、主にすがりて 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(11月8日):ブラジル 世界最大のカトリック国で起きている劇的な地殻変動(1)

  • 都合の悪いお言葉(その2) マルコ福音書10章1~12節

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 地球環境の守り人 穂森幸一

  • ワールドミッションレポート(11月7日):スーダンのマディ族のために祈ろう

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.