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なにゆえキリストの道なのか

なにゆえキリストの道なのか(117)イエスは神なのか? 正木弥

2017年11月11日07時17分 コラムニスト : 正木弥
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福音書を読むと、イエスは人間そのもののように見える。神なのか。

なにゆえキリストの道なのか(57)三位一体の神とはどういうものか 正木弥

上の図を見てください。左上の「神」の一部である方(子である神) が、本体(父なる神)から離れて、小さく、小さくなられて、乙女マリヤの胎にまで入られ、その(人間の)卵子と一体化して、人間の体を形成し、十月十日たって、人間の赤ちゃんとして生まれ、イエスと名づけられ、そして成長しました。

このイエスは、100パーセントの人間と100パーセントの神が合体した方であり、いわば200パーセントの存在でした。この方のうちで、人間としての部分と神としての部分が、「混合することなく、合成することなく、分離することなく、分割することなく」、1つに合体していました(キリストの二性一人格)。この方のうちで神としての意思と人としての意思がありましたが、人としての意思はいつも神としての意思に従属していました。

2千年前、地上のイエスに出会った人々は人間でしたから、視覚の上でイエスのうちに神である部分を見分けることはできませんでした。従って、そのような人々は、頭や手や足などイエスの中の人間の肉体の部分がまず目に映ったわけです。イエスは人間の姿をされ、歩き、座り、横になり、疲れ、空腹や苦しみを覚え、人間の言葉を話し、時に憤りを覚え、喜びをも示されました。福音書を読んでこれらの点の印象が強く残った方は、設問のような疑問を持たれるわけです。

しかし一方で、イエスは奇跡によって、死人をよみがえらせ、多くの人の病いを癒やし、生まれつき目が見えない人を見えるようにし、足がなえている人を立たせ、耳が聞こえず話せない人の耳が聞こえるようにしました。水の上を歩き、嵐をしずめ、多くの人の心を読み取り、心の中の思いを非難されました。これらは、人間にはできないことです。こんな奇しいこと、こんな不思議なことをこんなにたくさんされたのは、イエスの中に神としての部分がおられたからです。この部分も正しく認めねばなりません。

イエス・キリストは人の罪を背負って死ぬために、死ぬことができるよう、人間の体を持って生まれてきました。しかし、単なる人間でなく裏に神がついている方でしたから、その神性の故に復活させられたのです。キリストの復活は、キリストの神性の証拠です。

イエス・キリストは、人であり、神である方でした。

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◇

正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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