Skip to main content
2025年11月6日19時23分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

キリスト教と儒教の宗教間対話、WCCが初開催 韓国で5日間

2017年11月13日23時42分 翻訳者 : 野田欣一
  • ツイート
印刷
関連タグ:世界教会協議会(WCC)儒教韓国異宗教間交流ローマ教皇庁諸宗教対話評議会(PCID)張裳(チャン・サン)エキュメニカル研究所韓国キリスト教教会協議会(NCCK)
キリスト教と儒教の宗教間対話、WCCが初開催 韓国で5日間+
世界教会協議会(WCC)が初めて開催したキリスト教と儒教の宗教間対話集会=10月27日、韓国ソウルで(写真:WCC)

世界教会協議会(WCC)は10月27日〜31日、韓国の首都ソウルと中東部の安東(アンドン)市で、キリスト教と儒教の宗教間対話集会を開催した。世界宣教会(CWM、本部・シンガポール)と「韓国科学と命フォーラム」が協賛し、韓国キリスト教教会協議会(NCCK)や成均館(ソンギュングァン)大学、安東市、韓国文化倫理財団などが後援して開かれたもので、WCCによるキリスト教・儒教間の公式対話は今回が初めてだという。

WCC総幹事代行でエキュメニカル研究所所長のイオアン・サウカ神父は開会のあいさつで、「WCCは、キリスト教と儒教の宗教間対話に今回初めて直接関わっています。今日は、私たちが心を開いて互いを受け入れる最初の日です」と語った。一方、WCCの所属教会の中でも、特に東アジアの多くの教会はすでに日頃から儒教と対話を行っていると強調。「キリスト教徒が自己をどう理解し、他者とどう関わっていくか」という重要な課題に取り組む上で、今回の集会が果たす役割に期待を示した。

ローマ教皇庁諸宗教間対話評議会(PCID)議長のジャンルイ・トーラン枢機卿も、この歴史的な集会にあいさつを寄せた。「無関心と貪欲の文化が、相互依存や協力関係を壊すことによって、いかに人間関係をむしばんでいるか」と指摘したトーラン枢機卿は、「私たちの将来を形成するには、新しい対話だけでなく、新しい、普遍的な結束が必要なのです」と述べた。

また、「孔子もイエス・キリストも、そしてその信奉者たちも、人間の歴史に変化をもたらしてきたのですから、物事を変えていくことはできると私たちは確信しています。この世界に新しい希望をもたらすために、それぞれの霊的宝を再発見するのは私たち次第なのです」と語った。

WCCアジア議長の張裳(チャン・サン)牧師(韓国基督教長老会総会)は、朝鮮半島の和解に向けてさまざまな試みがなされている中で、今回のような対話が韓国で行われる重要性を指摘。「儒教とキリスト教間の対話は韓国内のキリスト教を理解するのには不可欠です。正義と平和という私たちの時代のテーマが、この2つの宗教間の対話と協議で取り上げられることは、意義深いことだと思っています」と述べた。

今回の集会は「神学的認識」と「体験」の両方が宗教間対話には不可欠だとして、さまざまなアプローチが行われたことに特徴がある。集会の中心的な役割を担ったWCC宗教間対話・協力担当責任者で牧師のペニエル・ラクマー博士と、韓国科学と命フォーラム会長で神学者の金洽榮(キム・フプヨン)博士は、対話に向けて画一的な取り組み方をしないように努めたと話す。対話は単に「会話を交わす」ことではなく、「実際に他者の視点に立って体験することが必要だ」というのが2人の一致した認識だ。

実際のプログラムとしては、10月27日から28日まではソウルで「神学上の対話」を行い、その後、韓国の儒学者・李滉(イ・ファン、1501〜70)の故郷で、韓国の儒教の中心地である安東市に移動し、29日から31日まで「実地体験の対話」を行った。参加者はそこで儒家一門の家を訪れ、実際に伝統的な儒教徒の生活を体験した。

ラクマーと金の両氏は「この体験は、もてなし合うという精神の中に、私たちの対話を再び植え付けることになるのです」と言う。

「両者がもてなす側と客になることで、対話の席において寛容で丁重であることの重要性を学べるのです。このようにもてなし合うことが、お互いに信頼と敬意の気持ちを作り上げる重要な一歩になると確信しています。互いにもてなし合うことによって築かれた固い基盤の上に立って対話を続けていくことで、実際に今日の世界に希望と癒やしを与えていくことになるのです」

※ この記事は、世界教会協議会(WCC)のプレスリリースを日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:世界教会協議会(WCC)儒教韓国異宗教間交流ローマ教皇庁諸宗教対話評議会(PCID)張裳(チャン・サン)エキュメニカル研究所韓国キリスト教教会協議会(NCCK)
  • ツイート

関連記事

  • 朝鮮半島和平における教会の役割を話し合う、韓国新大統領とWCC代表団が会談

  • 京都で「諸宗教間交流駅伝」、キリスト教や仏教の宗教者チームが相互理解と平和求めて

  • 北朝鮮問題は平和的対話で解決を 米韓のキリスト教教会協議会が呼び掛け

  • 教皇フランシスコ、メソジスト教会の指導者らと会談 対話50周年祝う

  • 音楽から対話が始まる 牧師と僧侶、異色の2人による講演会 ICU宗教音楽センター

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 都合の悪いお言葉(その2) マルコ福音書10章1~12節

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(251)聖書と考える「良いこと悪いこと」

  • ワールドミッションレポート(11月6日):ベネズエラ 福音冊子が切り開く新たな地平

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • ワールドミッションレポート(11月5日):西サハラ 砂漠の民に福音を

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 聖書が教える「行いによる義」 菅野直基

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.