バルセロナでテロ、13人死亡・100人以上負傷 IS系通信が犯行表明

2017年8月18日13時27分 記者 : 内田周作 印刷
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ランブラス通りの平常時の様子。バルセロナを代表するメインストリートで、中心部から臨海地区まで約1・2キロある=2011年4月23日(写真:JT Curses)

スペイン第2の都市、バルセロナで17日午後4時50分(日本時間同日午後11時50分)ごろ、ワゴン車が暴走して13人が死亡、100人以上が負傷する事件があった。警察はテロ事件と断定し、容疑者2人を拘束した。また、バルセロナから南西に約120キロ離れたカンブリスでも18日未明にテロとみられる事件があり、警察は容疑者5人を射殺した。

英BBC(日本語版)などの報道によると、バルセロナの事件は、中心部にあるカタルーニャ広場に近いランブラス通りで発生。観光客などでにぎわう通りを、白いワゴン車がジグザグに500メートル近く暴走した。車はレンタカーだったという。ロイター通信によると、事件に関わったとしてモロッコ出身の男1人と、モロッコのスペイン領メリリャ出身の男1人を拘束した。車の運転手については、現場から走り去ったという目撃証言があるという。

過激派組織「イスラム国」(IS)系のアマク通信は、ISの戦士が事件を行ったと伝えているが、真偽は不明。

バルセロナでの事件の数時間後には、カンブリスで市民6人が負傷、うち2人が重傷を負う銃撃戦が発生し、警察が容疑者5人を射殺した。時事通信によると、警察はこれまでのところ、バルセロナとカンブリスの事件の関連は明らかにしていない。

一方、2つの事件が発生する前の16日夜には、カンブリスから西南に約90キロ離れたアルカナルの民家で爆発が発生し、1人が死亡、7人が負傷する事件が起きている。民家があったのは、拘束されたメリリャ出身の男がいた地域で、警察は爆弾の製造過程で発生した事故だった可能性もあるとし、テロ事件との関連も含めて調べを進めている。

カトリック系のCNA通信(英語)によると、バチカン(ローマ教皇庁)は事件を受け、「教皇は、事件の犠牲者のために祈っています。スペインの全国民、特に負傷者の方々、また犠牲者の家族と共におられることを表明しています」とする声明を発表した。また、スペイン・カトリック司教協議会事務局長のホセ・ギル・タマヨ主教は、「ランブラス通りのテロの犠牲者の状況のために、懸念と祈りを表明します。われわれの心は、犠牲者とバルセロナと共にあります」とコメントした。

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