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米南部バプテスト連盟の牧師会議、黒人議長選出へ 172年の歴史で初

2017年6月5日21時54分 翻訳者 : 山本正浩
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関連タグ:南部バプテスト連盟(SBC)アメリカ人種差別
米南部バプテスト連盟の牧師会議、黒人議長選出へ 172年の歴史で初+
米南部バプテスト連盟(SBC)牧師会議の初の黒人議長に選出される見通しとなったH・B・チャールズ・ジュニア牧師(シャイロー教会、フロリダ州)(写真:同牧師のホームページより)

米南部バプテスト連盟(SBC)は、創立以来172年の歴史で初めて、黒人牧師のH・B・チャールズ・ジュニア牧師(シャイロー教会、フロリダ州)を牧師会議の議長に指名した。SBC自体の議長には2012年、フレッド・ルター牧師(フランクリン通りバプテスト教会、ルイジアナ州)が初の黒人牧師として選任されており、牧師会議の議長にチャールズ氏が選ばれるのはそれに続くもの。今月開かれるSBCの年次総会で正式に決定する。

SBCは世界最大のバプテスト教団であり、1500万人余りの会員を擁する全米最大のプロテスタント教団でもある。牧師会議は、SBCの年次総会と併せて毎年開催されている。チャールズ氏は現在、牧師会議の唯一の議長候補者であるため、今月13、14の両日にアリゾナ州フェニックスで開催されるSBCの年次総会で、牧師会議の次期議長に選出される見通し。牧師会議の元議長であるケン・ウィッテン牧師(アイドルワイルド・バプテスト教会、フロリダ州)は、チャールズ氏を「非凡な説教者」と評している。

ブラッド・グレイブス牧師(第一バプテスト教会、オハイオ州)は、ウィッテン氏が2018年の牧師会議の議長としてチャールズ氏を指名する意向を先月11日に発表したことを受け、自身の立候補を取り下げた。SBCのニュースメディア「バプテスト・プレス」(英語)によると、グレイブス氏の撤退よりチャールズ氏の歴史的選出が確実となった。

チャールズ氏は同15日、指名の知らせを受けて自身のウェブサイトに声明(英語)を掲載し、牧師会議の議長としてSBCに奉仕できることは「特権」だと述べた。

「牧師会議で何度か説教したことは私の喜びであり、2018年の牧師会議を導くことは特権となるでしょう。アイドルワイルド・バプテスト教会のケン・ウィッテン主任牧師が、フェニックスで開催されるSBCの年次総会で私が指名を受けることに同意してくださったことは感謝であり、栄誉なことです。また、オクラホマ州アダの第一バプテスト教会のブラッド・グレイブス牧師にも感謝しています」

「グレイブス氏は1カ月前、議長に立候補する旨を発表しました。しかし私が指名されたことを受け、寛大で謙遜にも立候補を取り下げてくださり、私に道を譲ってくださいました。それは霊的一致による犠牲的な行為であって、私は主にある兄弟に感謝し、主の栄光をたたえています」とチャールズ氏は付け加えた。

ウィッテン氏がバプテスト・プレスに語ったところによると、チャールズ氏の指名は、同2日に行われた牧師会議の歴代議長の非公式な会合で決定されたもので、人種的和解に意図的に賛同したものだったという。

ウィッテン氏は、「指導的立場における人種的一致について、教団内部で語るのはもうやめて、牧師会議という公の場において、素晴らしい教会を牧会し、教団の指導者としてふさわしいアフリカ系、ヒスパニック系、アジア系米国人の中から議長を立てるべきだと、私たちは考えました」と語った。

グレイブス氏の立候補は4月17日に発表されたが、5月9日にチャールズ氏が指名されるとの情報が伝えられたとき、グレイブス氏は他の人たちに相談し、祈った上で、「大いなる神の時」の中で「道を譲る」ことにしたとバプテスト・プレスに語った。

「私はSBC内に分裂をもたらすようなことは何もしたくありません」とグレイブス氏。「南部バプテストのメンバーを団結させるのは『共同プログラム』やミッション・ステートメント(使命に関する声明文)だけでなく、互いへの真の思いやりであることを世間に示す時が来たと私は考えています。1つの団体の中にあって、私たちは真の兄弟だからです」と語った。

チャールズ氏は、2008年にシャイロー教会の牧師に就任。同教会は黒人中心の教会であったが、15年にフロリダ州オレンジパークにある白人中心の教会であるリッジウッド・バプテスト教会と合併した。チャールズ氏は結婚しており、3人の子どもの父親でもある。今月、最終的に選出されたあかつきには、単なる象徴に終わることのない変化をもたらしたいと期待を示している。

「シャイロー教会がSBCの加盟教会になって5年になりますが、その間私は、SBCのキリスト教教育、教会開拓、世界宣教の戦略的パートナーになれるよう、教会を指導してきました。実際、私たちの教会が、福音宣教のパートナシップを発展させてこられたことを感謝しています」とチャールズ氏は述べた。

「私の限られた立場から、人種的和解に向けて素晴らしい信仰のステップが取られるのを見てきました。私が牧師会議の議長に指名されたことも、そのステップの1つだと見ています。私が議長になることは、初めてアフリカ系米国人の牧師が牧師会議を導いた足跡となるでしょう。しかし私が議長となることが、単なる象徴で終わることのないよう祈っています。私は主がこのプロセスを用いて、私たちがキリストにある兄弟姉妹として共に前進することを切望しています。互いに愛し合うことにより、私たちが真のキリストの弟子であることをこの世が見、また知りますように」

1995年の決議でSBCは、過去に奴隷制度や人種隔離政策を支持したことを謝罪し、アフリカ系米国人の信者たちに赦(ゆる)しを求めた。決議書には次のように書かれている。

「以下のとおり決議する。1995年6月20日から22日にジョージア州アトランタで開催された南部バプテスト連盟創立150周年大会で、われわれ説教者たちは、あらゆる形の人種差別を嘆かわしい罪として断固非難する」

「われわれは奴隷制度などの邪悪な歴史的行為を嘆き、これを絶縁する。われわれは奴隷制度から苦々しさを刈り取り続けており、今日の文化にいまだに災いをもたらしている人種差別は、過去と密接に結び付いているものと認識している。(中略)われわれは自らの生涯において、個人的かつ組織的人種差別を許容し、恒久化してきたことをアフリカ系米国人に謝罪する。われわれは意識していようと(詩編19:13)、していまいと(レビ記4:27)、われわれが人種差別において有罪であることを真に悔い改めるものである」

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:南部バプテスト連盟(SBC)アメリカ人種差別
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