米南部バプ連盟幹部、大統領選中の発言を謝罪 「不必要に辛辣だった」

2017年3月29日23時56分 印刷
+米南部バプ連盟幹部、大統領選中の発言を謝罪 「不必要に辛辣だった」
ラッセル・ムーア氏(写真:クリスチャンポスト / NAPP NAZWORTH)

米プロテスタント最大教派である南部バプテスト連盟(SBC)のラッセル・ムーア倫理宗教自由委員会(ERLC)委員長は20日、昨年の大統領選中の発言が「不必要に辛辣(しんらつ)だった」と認め、謝罪した。

ERLCは20日、ウェブサイトにERLC執行委員会とムーア氏による声明(英語)を発表。この中でムーア氏は、昨年の大統領選に関してSBC内に生じた緊張と、多くの教会員たちが、当時大統領候補であったドナルド・トランプ氏の支持者たちをムーア氏が非難した強い言葉の受け取り方に関して悲しみを表明した。

「2016年の大統領選は、私たちの生涯におけるどんな出来事とも違っていました。善良で敬虔な人々は非常に困難な決断をする必要があったのです」。ムーア氏はこう述べ、昨年の一番の関心事は、福音の明瞭さ、聖書的結婚と性倫理を肯定することの重要さ、性的不道徳がその人の人格と社会全体の両方に与える影響、人種間の不和と不正に関して明確に話すことであったと語った。

「選挙期間中、私はしばしば道徳問題と道徳的人格に関しての福音主義の見解について尋ねられました。そしてその中で、私はしばしば非常に鋭く、このような関心が重要でないとか、それについて語るべきではないと言ったり、ほのめかしたりするクリスチャンたちについて語りました」

しかしムーア氏は、自身のアプローチにおいて重要な区別をすることを怠り、自身のレトリックが時折「過度に広範囲に及び、不必要に辛辣だった」ことを認め、「これは私の側の落ち度でした」と謝罪した。

トランプ氏の支持者たちに対するムーア氏の「無礼」に抗議していたプレストンウッド・バプテスト教会(テキサス州、教会員4万人)のジャック・グラハム牧師はこれを受け、自身のツイッターに、ムーア氏の声明は「礼儀正しく、一致をもたらす」メッセージだと評価する投稿をした。

声明では、ERLC執行委員会も見解を表明している。同委は、ムーア氏が彼を批判する多くの人々と数多くの私的な会話をしていることを伝え、「私たちは、分裂が一夜にして癒やされることはないことを知っています」と認める一方、「ムーア氏は、私たちの文化と私たちの連盟に対し預言的に語り、この委員会を導くことを委ねられた人物です」と述べ、ムーア氏への支持を示した。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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