Skip to main content
2025年10月18日17時15分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

教会は「心の病」とどう向き合うか ステファンミニストリー創始者が来日へ

2017年4月13日07時02分
  • ツイート
印刷
関連タグ:日本福音ルーテル教会(JELC)ステファンミニストリー
教会は「心の病」とどう向き合うか ステファンミニストリー創始者が来日へ+

日本ルーテル神学校デール・パストラル・センター第4回デール記念講演が5月20日(土)、日本福音ルーテル東京教会で行われる。「寄り添い人となる―全信徒祭司の教会」と題し、「ステファンミニストリー」創始者のケネス・ハーグ氏が、心の病に教会がどう対応するかについて語る。また、当日は同ミニストリー講師でもあるアミティー・ハーグ氏も来日する予定。

ケネス・ハーグ氏は、ルター派牧師であり精神科医でもある。このミニストリーは、さまざまな問題を抱えて教会を訪れる人々に、聖書と心理学をベースにして信徒が対応するという働きだ。

人間関係に疲れ、生きづらさを抱えて思い悩む人が、憩いと潤いを求めて教会を訪れるケースは少なくない。一方、受け入れ側の教会は、多様化する「心の病」に関する知識が薄いために対応することができず、かえって人を傷つけてしまうこともある。

1974年、牧師として派遣された教会でケネス氏は、心の病、離婚、失業などのさまざまな問題を抱えた人々が教会を訪てくる現実に直面する。その一人一人を牧師だけでケアするのでなく、信徒9名を育成すると、彼らは驚くほどに賜物(たまもの)を生かして、これらの困難の中にある人に寄り添うことができるようになったという。

「この働きを1教会にとどめていてはもったいない」ということから、この「ステファンミニストリー」は全米に広がった。これまでにカトリックやペンテコステ派の教会を含む超教派の1万2千教会が取り入れ、7万人の牧師、60万人の信徒が「ステファンミニスター」となっている。

関野和寛氏(日本福音ルーテル東京教会牧師・日本ルーテル神学校デール・パストラル・センター所員)は言う。

「私がこのミニストリーを勉強して東京教会に取り入れようと思ったのも、ケネス氏と同じ理由からでした。私たちの教会はJR新大久保駅から近く、繁華街の中にあることから、毎日、さまざまな人がやって来ます。中には、心の病を抱えた方、失業や離婚で傷ついている方なども多く、その方々の悩みや話を聞くたびに、継続的な何かができる場合もあれば、結局は何もできない時もあり、私自身も悩みの中にいました。そんな中で出会ったのがこのミニストリーでした。昨年、アメリカで行われたステファンミニストリー・トレーニングに教会のメンバーを誘ってみたら、10人近くの方が一緒に来てくれました。まずは、ここから彼らと共にミニストリーを始めていきたいと思います」

教会は「心の病」とどう向き合うか ステファンミニストリー創始者が来日へ
東京教会で行われた「スーパービジョン」の様子

同ミニストリーでは、十分な学びを終えた資格を持った指導者のもと、テキストに従って、時間をかけて必要な知識と技術を学んでいく。実際の働きにおいては、「スーパービジョン」と呼ばれる奉仕者の報告会の中で、牧師と共に働きを確認しつつ、悩みや迷いがあれば皆で解決を求めていく。この働きは同性同士のケアが基本であり、また共依存関係に陥ることを避けるため、ケアする者が危険を1人で抱え込むことがないよう細心の注意を払っている。

昨年のセミナーに参加し、現在は教会内で活動しているという女性に感想を聞いた。「身内に心の病を抱えている人がいるので、何か役に立てばと思って参加した。現在は1人の女性のケアを担当しているが、特別なことをしているというより、自然に寄り添っているという感じ。長い時間をかけて信頼関係を築いていきたい」

関野牧師は、このミニストリーの目指すところを次のように話す。

「このミニストリーは、解決策を生み出すものではなく、従来のカウンセリングとも違う。いわば『魂の伴走者』だと思っています。しかし、ただ相手の話を聞くといったものではなく、状況によっては、専門家などへの委託をすることなど、メソッドに従って判断することができます。アメリカから来たミニストリーをどのように日本で展開していくかは、今後、試行錯誤を重ねる必要がありますが、教会としては急速に取り組まなければならない課題の1つとして捉えています。困難の中にある人々を牧師だけでケアするのでなく、信徒に大きな力があることを学び、実践していきたい。この働きを、宗教改革500年を迎えるこの年に始める意味は大きいと思います」

ケネス・ハーグ氏とアミティー・ハーグ氏の講演会には申し込みは不要。

日本ルーテル神学校デール・パストラル・センター 第4回デール記念講演 宗教改革500年記念
「寄り添い人となる〜全信徒祭司の教会」

日時:5月20日(土)10時30分~12時30分
場所:日本福音ルーテル東京教会
東京都新宿区大久保1-14-14
問い合わせ:03・3209・5702
※通訳付き ※参加費無料

関連タグ:日本福音ルーテル教会(JELC)ステファンミニストリー
  • ツイート

関連記事

  • 音楽を聴きながら牧師に悩み語れるカフェ 地域に開かれた教会に 日本福音ルーテル東京教会

  • 「評価に疲れた若者に『何とかなる』と話し掛けたい」日本福音ルーテル最年少で初の平成生まれの牧師 中島和喜さん

  • FINE ROAD(45)西村建築設計事務所シリーズ②日本福音ルーテル箱崎教会 西村晴通

  • FINE ROAD(44)西村建築設計事務所シリーズ①日本福音ルーテル津田沼教会 西村晴道

  • 日本福音ルーテル教会、宗教改革500年記念シンボルマーク決定

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • イスラエルとハマスが和平合意、生存人質20人全員解放 キリスト教界から歓迎の声

  • 「アジア太平洋伝道会議」2027年に開催決定 50カ国・地域から2500人が参加へ

  • 焦りは禁物 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(10月18日):エチオピア アファル族に福音を

  • 栄光への脱出の道 穂森幸一

  • 花嫁(35)古い人を脱ぎ捨てて 星野ひかり

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • グラミー賞受賞のクリスチャンソングライター、飛行機事故で死亡

  • ビリー・グラハム伝道協会とサマリタンズ・パース、福音主義財務責任協議会を脱退

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • イスラエルとハマスが和平合意、生存人質20人全員解放 キリスト教界から歓迎の声

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 加速する聖書翻訳、3日に1つのペースで新しい言語訳の聖書が誕生

  • シリア語の世界(34)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(1) 川口一彦

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.