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「偽ニュース」の識別に聖書は役立つか? 米専門家2人に聞く

2016年12月18日08時05分
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関連タグ:アメリカフランシスコ(ローマ教皇)
「偽ニュース」の識別に聖書は役立つか? 米専門家2人に聞く+
ドナルド・トランプ氏の勝利を伝える米ニューヨーク・ポスト紙=2016年11月9日(写真:Marco Verch)

「偽ニュース(フェイクニュース)」が拡散する中、聖書はその識別に役立つのだろうか。このトピックについて、クリスチャンポストは2人の専門家に意見を聞いた。

多くの人は、偽ニュースを事実だと思い込んでしまう。米国では今、この問題がメディアで大きく取り上げられている。

偽ニュースの問題は、米大統領選におけるドナルド・トランプ氏の予期せぬ勝利の後、その勝利が偽ニュースによってもたらされたのではないかとして、関心が高まった。偽ニュースの実例の1つとしては、先日、首都ワシントンで起きた事件がある。男がピザ屋に乱入し、銃でオーナーを脅した事件だが、理由は、そのピザ屋が子どもの性的人身売買を行っているという偽ニュースを「個人的に捜査する」ためだったという。

デイリー・ビースト、米公共ラジオ局(NPR)、ワシントン・ポスト紙などの米国の各メディアは、フェイクニュースのサイトの運営者にインタビューを行うなどしている。

米ウィートン大学教授(政治学)で、『Honoring God in Red or Blue: Approaching Politics with Humility, Grace, and Reason(赤か青で神に栄光を帰す―謙遜、恵み、道理を持って政治に接する)』(赤と青は、それぞれ共和党、民主党を象徴)の著者でもあるエイミー・ブラック氏は、クリスチャンは「真実を知る人」であるべきだとクリスチャンポストに語った。

「クリスチャンは、自分が見聞きすることが真実であるかどうかを確認すべきです。政治の世界では、欺くことが当たり前になっているからです。政治に関わる人たちは、うわさやうそに力があることを知っているのです」と、ブラック氏は言う。

「十戒の9番目の戒めは、偽りの証言を禁じるものです。旧約聖書の律法は、言葉や行いが真実でなければならいと教えています。イエスは、『わたしは道であり、真理であり、いのちである』と言っています。また偽教師など、信者を惑わす者についても警告しています」

「偽ニュース」の識別に聖書は役立つか? 米専門家2人に聞く
保守派のニュースサイト「ブライトバート」

ブラック氏は、偽ニュースは「現実的な影響を伴う現実的な問題」だと述べ、人は、ネット上で読む情報に基づいて行動してしまう恐れがあると警鐘を鳴らした。

「ペトロもパウロも、偽教師や偽預言者について記しています。偽教師たちが惑わしや偽りを広めるので、クリスチャンは彼らを警戒すべきだと教えています」

「調査報告によると、事実とうわさを区別するのが困難になっている米国人が増えています。偽ニュースは問題ですし、政策論争の一面だけを過度に強調するニュースも問題です」と、ブラック氏は続けた。

スタンフォード歴史教育グループ(SHEG)は、学生たちが「事実とうわさ」の区別をつけられなくなっている問題に関する研究の報告書を、最近公開した。

SHEGの創設者であり報告書の筆頭著者でもあるサム・ワインバーグ氏(米スタンフォード大学教授)は、メディアに精通している人間でさえ、事実とフィクションの区別ができなくなっている傾向があると述べた。

「多くの人は、若者はソーシャルメディアにたけているので、そこで目にするものを識別できると思い込んでいます」「私たちの研究は、事実がその逆であることを示しています」と、ウィンバーグ氏は述べている。

ローマ教皇フランシスは最近、偽ニュースをめぐる懸念は米国に限られたことではなく、偽ニュースを拡散する人々は、糞便(ふんべん)に不健全な愛着を示す人と同じだと、ベルギーのカトリック系週刊誌「テルティオ」とのインタビューの中で語った。

「メディアにできることの中で、偽情報を流すことほど損失が大きいことはないでしょう。世論が1つの方向に誘導されてしまい、事実の別の一面を無視することになります。私としては、メディアというのは、非常に明快で透明性の高いものでなければならないと考えます」と教皇は言う。

「メディアは、好糞症に伏すべきではありません。好糞症というのは、事実の可能性があるスキャンダルや醜聞ばかりを伝えたがる病気です。人には食糞癖があるので、大きな害をもたらす恐れがあります」

偽ニュースは大きな問題だと考える人もいるが、ジャーナリズムが専門のクリストファー・ハーパー氏(米テンプル大学教授)は、懸念され過ぎている一面があると考えている。

「偽ニュース」の識別に聖書は役立つか? 米専門家2人に聞く
リベラル派のニュースサイト「オキュパイ・デモクラッツ」

ハーパー氏はクリスチャンポストとのインタビューで、「偽ニュースについてはあまり心配していません」と語った。偽ニュースをめぐる議論の多くには、イデオロギー的な偏りがあると感じているという。

「懸念の大部分を占めているは、ドナルド・トランプ氏の勝利にまつわるリベラル派の困惑だと思います。大抵の場合、メディアは、スティーブ・バノン氏やブライトバート(バノン氏が会長を務める保守派のニュースサイト)が偽ニュースを流していると伝えているようです」と、ハーパー氏は述べた。

「オキュパイ・デモクラッツ(リベラル派のニュースサイト)は偽ニュースとして名が挙げられていますが、私は多くのリベラル派が保守派を非難する口実として、それ(偽ニュースに対する批判)を利用しているのだと考えています」とハーパー氏は続けた。

しかしハーパー氏は、聖書が教える倫理観と偽ニュースの拡散は、互いに共存できないと語った。

「十戒に偽りの証言を禁じるおきてがあるのと同様、黄金律に照らしても、明らかにそのようなサイトは倫理的に間違っています」とハーパー氏。「現代社会の悩みの多くは、聖書信仰の衰退が原因ではないでしょうか。偽ニュースは、社会全体における価値観低下の一端に過ぎません」と語った。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:アメリカフランシスコ(ローマ教皇)
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