Skip to main content
2025年8月30日22時21分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
米大統領選

クリスチャンがトランプ次期米大統領から学べる4つのリーダーシップ

2016年11月17日18時32分 翻訳者 : 小又香織
  • ツイート
印刷
関連タグ:ドナルド・トランプマーティン・サンダースアメリカ
クリスチャンがトランプ次期米大統領から学べる4つのリーダーシップ+
支持者を前にスピーチするドナルド・トランプ氏=6月18日(写真:Gage Skidmore)

米国の著名なオペラ指揮者、サラ・コールドウェル(1924〜2006)がかつて口にした言葉に、「どんなことからでも、どんな時にも、どんな人からでも学びましょう」というものがある。これは、リーダーたちが従うべき素晴らしい教訓であろう。私たちが型通りの教育方法や、自分の好きな人、自分の尊敬する人、または自分がついていきたいと思える人だけからしか学ぶことをしないならば、日常にあふれる絶好の学習の機会を逃してしまうことになる。成功よりも、失敗からずっと多くのことを学べるのと同じで、私たちは、好きではない、あるいは私たちが同意できない人々から学ぶことの方がたくさんあるのだ。

というわけで、筆者は次期米大統領に選ばれたドナルド・トランプ氏を支持していなかったので、彼から学べることがたくさんあるということだ。ではここで、キリスト教の指導者たちが、トランプ氏から、また彼の選挙活動から学べることを見ていきたい。

1. 高く目標を定め、自信を持ち続ける

最初、トランプ氏が大統領選への出馬を発表したとき、多くの人々は笑った。彼は、真面目な候補者たちの中で面白い見世物と見なされた。しかし、有力候補者らが勢いを失い、選挙運動が活発になると同時に、トランプ氏は勢いをつけ続けた。そしてトランプ氏は、スキャンダルの暴露、泥沼の疑惑、そしてあらゆる著名人からの反対があっても気にしなかった。今、彼のことを笑っている人は誰もいない。

自信というものが深刻に欠けている教会にとって、これは本当に面白く、奇妙で、インスピレーションを与えてくれる話だ。不屈の精神で何かを十分に求め続けるなら、駄目そうに見えることに対抗することも起こり得る。多くの教会指導者たちは、教勢の減速はもう取り消せないものとして認めてきた。トランプ氏はそのようなことは決してしないだろう。

2. 「現実」を受け入れることを拒む

選挙戦の間、トランプ陣営が、たとえヒラリー・クリントン氏が勝利しても、結果を受け入れないことを繰り返し示唆していたことは衝撃的だが、私はそれが一種の粘り強さを示していると思う。あなたが正しいと本当に信じているなら、なぜ民主的な選挙で負けるというようなことで、それを追求し続けることをやめるのか? 今、英国は、政治家たちが望まず、ほとんどの有権者もそれが良いアイデアかどうか疑問に思っているにもかかわらず、欧州連合(EU)を離れる準備を進めている。もしトランプ氏が英国の残留派だったら、英国のEU離脱問題(ブレグジット)は、数十年にわたり、官僚主義の法的な戦いで縛られることになったであろう。

教会は、トランプ氏が実証した、深く考えずに気楽に戦う方法を見習うことができる。大局的に見れば、礼拝出席者が一時的に落ち込むかもしれない。誰もが好きではない定期的なメディアスキャンダルや心配事で傷つくかもしれない。しかし、それらのことで、未来に対して楽観的であることをやめるべきではない。結局のところ、「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認すること」(ヘブライ11:1)なのである。私たちは何があっても御国を追い求め続けるべきだ。トランプ氏が牧師ならそうするだろう。

3. 自分の間違いを認める

トランプ氏の選挙運動での最も魅力的な要素の1つは、自分の過ちを素直に認め、またその過ちをはねのけるという能力を身に付けていたことだ。悔い改めと赦(ゆる)しこそないが、これは少なくともキリスト教の恵みに関する理解の途中まではいっている。 彼は彼自身が完璧でないことを知っている人である。彼が完璧ではないという事実を彼に思い出させるメディアの繰り返される試みは、欠陥のある天才としての彼の(個人的に生成された)評判を高めただけである。

確かに、トランプ氏は映画「ミッション」の俳優ロバート・デ・ニーロではないが、少なくとも彼は少しの間違いを見せることに関して準備ができていた。一部のキリスト教指導者たちが全く間違いのないように見えることは、礼拝堂に座っている一般の教会員たちに、恐ろしく価値がない者と感じさせてしまい、その指導者の内の1人が失敗すると大きな危機を引き起こす。もしかしたら、キリスト教の指導者たちはトランプ氏のように、自身の欠陥をもう少し出してみてもいいかもしれない。

4. 教会の力を理解する

英国のキリスト教徒として、「クリスチャン票」の衝撃と影響は魅力的だ。だから、トランプ陣営もその獲得を狙った。英国のポスト・キリスト教的背景では、文化に影響を与え、文化を形作るような力を持つ教会を簡単には想像することができない。何ら知識のない傍観者である筆者にとっては、さまざまな主要な福音派の指導者たちが、共和党候補者への支持を取り下げようと決めたとき、選挙戦全体で何かが動いたように見えた(ありがたいことに、スティーブン・ボールドウィンは最後までトランプ氏を支持したが)。

これは、米国の教会が、もし一緒に協力するなら、本当に何かを実現できるかもしれないことを想像させる。国家を脅かす人種差別を打ち砕き、偏見と闘い、銃の繁栄の惨事を打ち負かし、貧困を終わらせる潜在的な可能性は驚異的だ。選挙が、「キリスト教の価値観」が熱心にまだ米国中で感じられることを示した。そして今、教会がその良いところを引き出し、あらゆる社会変革をもたらすために協力し合う時が来たのではないだろうか。

ドナルド・トランプ、この諦めない人について考える中で、私は突然、教会の力について希望と期待でいっぱいになった。米国の教会よ、今がその時だ。(トランプ氏のスローガン「再び偉大なアメリカを」にかけ)再び偉大な教会を。

マーティン・サンダース(Martin Saunders)

マーティン・サンダース(Martin Saunders)

英国のキリスト教青年団体「ユーススケープ」の最高責任者(CEO)代行。英国クリスチャントゥデイ協力編集者。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:ドナルド・トランプマーティン・サンダースアメリカ
  • ツイート

関連記事

  • 米大統領選が終わった今、福音派がすべきこと

  • キリスト教から米大統領選を見る(19)「トランプを支持した福音派」とは何を意味するのか?

  • 「トランプ大統領」へキリスト教会は暗中模索

  • 在日米国人に聞く米大統領選 トランプに賛成しクリントンに反対した理由

  • オバマ米大統領の元信仰顧問「クリントン氏は白人福音派とカトリックを無視した」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • アッセンブリー京都教会の村上密牧師死去、異端・カルト問題に長年取り組む

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • イエス様と共に働く 菅野直基

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • ワールドミッションレポート(8月30日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(4)

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.