ツツ元大主教、感染症治療のため入院

2016年8月31日14時53分 印刷
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南アフリカ・ダーバンで2011年11月に開催された国連気候変動枠組条約第17回締約国会議(COP17)であいさつするデズモンド・ツツ元大主教(写真:Kristen Opalinski)
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ノーベル平和賞受賞者であり、南アフリカの平和運動家である聖公会のデズモンド・ツツ元大主教が、家族の声明によると、「再発性感染症の治療」のためケープタウンの病院に入院した。

家族によると、84歳になるツツ元大主教は昨年も同種の治療を受けており、今回の入院は1、2週間になると見込まれている。

ツツ元大主教はここ数年間、自身の健康問題に取り組んできた。現在の健康状態は良好とはいえない。2013年には持続感染の検査を受け、現在は前立腺がんの長期治療中である。しかし、ツツ元大主教は自身の命をささげた使命、特にデズモンド・ツツ平和財団のために精力的に活動している。

ツツ元大主教はアフリカで最も尊敬されている聖職者の1人だ。南アフリカのアパルトヘイト政策を終わらせるために尽力した功績を認められて、1984年にノーベル平和賞を受賞。南アフリカの真実和解委員会は、当時のネルソン・マンデラ大統領の指示によって設置され、ツツ元大主教が委員長を務めた。同委員会は南アフリカが多数決支配へ円滑に移行することを助けたことで高い評価を得ている。

ツツ元大主教は非暴力主義を掲げていたため、アフリカ民族会議を含む反アパルトヘイト政策運動の他の指導者たちを批判することもあった。アパルトヘイト廃止後の南アフリカを表すイメージである「虹の国」という言葉をつくったことでも高く評価されている。

一方、ツツ元大主教の娘であるカノン・ムホ・ツツ・フォン・ファース氏は昨年、同性のパートナーと結婚したため、聖公会での牧会者としての働きを辞めることを余儀なくされている。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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