日本宣教を準備していた米国人夫妻、3人の幼児と共に交通事故で死亡

2016年8月7日22時53分 印刷
+日本宣教を準備していた米国人夫妻、3人の幼児と共に交通事故で死亡
ジャミソン・パルズさん(左上)と妻のキャスリンさん(右上)。子どもたちは左から、エズラくん(3)、バイオレットちゃん(1)、カルバンくん(2カ月)。(写真:ゴー・ファンド・ミーより)

米ミネソタ州在住のジャミソン・パルズさんと妻のキャスリンさんは、宣教師として家族5人で日本の名古屋市へ渡ることを計画していた。しかし、神の御言葉を広めるという彼らの夢は7月31日正午前、一家5人全員が死亡するという悲惨な交通事故のために、実現することはなかった。

英デイリー・メール紙によると、ジャミソンさんとキャスリンさんは、3人の子どもたち――エズラくん(3)、バイオレットちゃん(1)、カルバンくん(2カ月)――と共に、ネブラスカ州西部の州間高速道路80号線で交通事故に遭い、亡くなった。

彼らは、名古屋市にあるキリスト聖書学園(CBI)での奉仕の準備として、5週間の言語習得の授業を受けるために、ミネソタ州セントポールの自宅から、コロラド州のパーマー湖へ向かっている途中だった。

しかし、両州の間にあるネブラスカ州西部の町ブリュレから約6・5キロの地点で、パルズ家が乗ったミニバンはセミトレーラーに衝突され、その弾みで3台の通過車両と相次いで衝突した。

トレーラーを運転していたフロリダ州出身のトニー・A・ウィークリー容疑者は、危険運転致死の容疑で逮捕された。地元のオマハ・ワールド・ヘラルド紙が、ネブラスカ州巡回パトロール隊の話として伝えたところによると、ウィークリー容疑者は、パルズ家の車に「高速で」衝突したとき、「不注意で外部の影響によって気を散らされていた」という。

宣教団体「ワールド・ベンチャー」の人材開発部長であるデニス・ボーガン氏は、パルズ家の死に非常にショックを受け、哀悼の意を示した。ボーガン氏は「パルズ家は私たちの団体と一心同体でした」と述べ、日本にいる宣教師たちが「彼らの来日をとても楽しみにしていた」と語った。

ミネソタ州イーガンを拠点とするキリスト教非営利団体「フィード・マイ・スタービング・チルドレン」のアンディー・カー副会長は、パルズ夫妻について「素晴らしい人たち」であり、親友だったと語った。

「彼らは、私がこれまでに会うことができた最も謙遜で無私の人たちでした。自己主張、自分の権利の主張、自分の要求ばかりで頭がいっぱいの今日の世界の中で、パルズ夫妻は決してそうではありませんでした。彼らは、いつも他の人たちのことを思いやっていたのです」

ジャミソンさんの父リック・パルズさんは、息子の遺志が引き継がれることを望んで、パルズ夫妻がビジョンとして描いていた宣教活動を継続する基金を設立することを計画した。ファンディングサイト「ゴー・ファンド・ミー」に、基金設立のためのページが作られ、7日までに約3万4千ドル(約345万円)が集まっている。

リックさんは、「惜しみのない寛大さは本当に素晴らしいです。この献金と祈りは、実際に私たちを助けるために今皆さんができることです」と話している。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。

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