米フロリダ州ナイトクラブ銃乱射事件、50人死亡 犯人は「イスラム国」に忠誠か

2016年6月13日08時03分 記者 : 内田周作 印刷
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警察や救急隊が駆け付ける事件現場の様子。米フロリダ州オーランドの同性愛ナイトクラブで現地時間12日午前2時過ぎ(日本時間同日午後3時過ぎ)に発生した銃乱射事件では、これまでに50人が死亡、53人が負傷した。(写真:オーランド警察)

米フロリダ州オーランドにあるナイトクラブで現地時間12日午前2時過ぎ(日本時間同日午後3時過ぎ)、男が銃を乱射する事件があり、これまでに50人が死亡、53人が負傷した。犯人の男は、過激派組織「イスラム国」(IS)へ忠誠を誓う発言をしていたとされており、バラク・オバマ米大統領は同日開いた記者会見で、「テロ行為」であり「ヘイト行為」だと強く非難した。米クリスチャンポストなどが伝えた。

事件が発生したのはオーランドにある同性愛者のナイトクラブ「パルス」で、犯人はニューヨーク生まれのオマル・マティーン容疑者(29)。マティーン容疑者はクラブ内で自動小銃を乱射し、人質を取って立てこもったが、警察に射殺された。

死者50人は、米国の銃乱射事件としては、2007年に発生し、容疑者1人を含む33人の死者を出したバージニア工科大学での銃乱射事件を上回り、過去最悪。事件が発生したフロリダ州とオーランド市は、非常事態宣言を出すなどしている。

一方、マティーン容疑者は事件直前、警察・消防への緊急ダイヤルに自ら電話し、ISに忠誠を誓うとする内容の発言をしていたという。また、IS系のアマク通信は同日、「100人以上が死傷した米フロリア州オーランドの同性愛ナイトクラブを狙った武装攻撃は、ISの戦士によってなされた」などと伝えた。

事件を受け、米サドルバック教会(カリフォルニア州)のリック・ウォレン牧師は自身のフェイスブックで、「オーランドでの出来事に心が痛む。今日、この悲劇の犠牲者と家族のための祈りに加わってほしい」とコメント。米ビリー・グラハム伝道協会(BGEA)のフランクリン・グラハム牧師は、「オーランドの同性愛ナイトクラブで今日未明に発生したこの愚かな銃撃事件――今はテロ行為と呼ばれている――の多くの犠牲者、また愛する人を失った家族と共に私の祈りはある。命は尊く、われわれはこの地で生きる機会を一度しか持っていないのだ」と述べ、哀悼の意を示した。

一方、グラハム牧師によると、負傷者が搬送されているオーランド健康地域医療センターの主任外科医であるマイケル・チャータン医師は、グラハム氏が代表を務めている国際的なキリスト教NGO団体「サマリタンズ・パース」の理事でもあり、グラハム牧師は、負傷者の治療に懸命に当たっているチャータン医師や同センターの医療チームのための祈りも呼び掛けている。

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