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お部屋と心のお掃除 菅野直基

2016年4月13日16時43分 コラムニスト : 菅野直基
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休暇の日などに、部屋を思いっきり掃除することがあります。気持ちいいです。私は、モノを捨てることが苦手です。しかし、あるルールを作ったことで、モノを捨てられるようになりました。

① 今まで何年も使わなかったモノ、本などは未練を残さずに捨てる。

② 1年~2年以上使っていないモノは、「とりあえずしまっておく箱」に投げ入れて、1年の猶予を設けて、使わなかったら捨てる。

③ 「バザー」や「リサイクルショップ」「バーゲンセール」に行っても、買ってから使い道を考えるような買い方はしない。

④ 買う前に、何度も何度も考えて、本当に必要なモノだけを買う。つまり、①~②のように捨てる可能性がある買い物をしないようによ~く考える。

モノを持ちすぎていると、必要な時に必要なモノが出てこなくて、仕方なくもう一度買い直さないといけないことになることがあります。

例えば、ハサミ、ホチキス、両面テープ、電池、電球・・・など。安いので、まとめ買いし、たくさん買い置きしていても、肝心な時に出てこないで買い直すとしたら本末転倒です。

部屋にモノが溢れていると、このようなことになりかねません。部屋掃除をして、部屋がシンプルになってからは、必要な時に必要なものを探す手間がなくなりました。

皆さんは休みの日などをどのように過ごしていますか? 休暇を利用して掃除をされてみてはどうでしょうか? 今度の週末に時間を取って、お部屋掃除をされてはどうでしょう。

そして、お部屋の掃除とともに、もう一つオススメしたい掃除は、心の掃除です。

心の中にあるネガティブな思い、怒り、憎しみ、嫉妬、怨念、自己憐憫、恐れ、失望、絶望などを、祈りのホウキによってはき出し、愛のチリトリによって集めて捨て、感謝のぞうきんがけによって心をピカピカに磨いたら、ストレスは解消され、心は感謝で溢れ、ワクワクドキドキするようになります。

「心に満ちていることを口が話すのです。良い人は、良い倉から良い物を取り出し、悪い人は、悪い倉から悪い物を取り出すものです」(マタイ12:34、35)

「部屋は心を映す鏡」といわれます。部屋と心は連動していて、部屋掃除をすると、心の掃除がしたくなるはずですし、心を掃除したなら、部屋掃除もしたくなるものです。

「ADHD症候群」という、部屋を掃除できない病気があります。それは別として、もし部屋をキレイにしていないとしたら、心の状態も似ていて、たくさんのゴミが散乱しているかもしれません。それが悩みの原因かもしれません。

心を掃除したら、心がシンプルになります。あれこれごちゃごちゃ悩むことがなくなります。

今日も素敵な一日でありますように。

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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