Skip to main content
2025年8月3日07時46分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

愛するとは? 菅野直基

2016年3月23日07時40分 コラムニスト : 菅野直基
  • ツイート
印刷
関連タグ:菅野直基

「愛」は、「恋」と混同しやすいです。では、「恋」とはどのようなものでしょう。

「恋」は、相手のいい部分だけを見、相手を過大評価していることが往々にあります。結婚をした後に理想と現実のギャップに気付き、慌てて相手を変えようとけんかをしたり、DVをしたり、性格の不一致などの理由によって離婚をするカップルがいるのはそのためです。

次に、「愛」とはどのようなものでしょう。

「愛」は、相手の全てを知った上で、なお愛することです。最初、相手の「あばたもえくぼ」が、「あばたはあばた」であると気付く日が来ます。そこで対処をしないと、「えくぼまでがあばた」に見えてしまいます。恋はそこで終わります。

しかし、愛とは、恋が終わったところから始まるものです。人は、他人の欠点はよく分かるのに、自分の欠点はなかなか見えません。自分の欠点は見えにくいですが、それは「愛がない」ということではないでしょうか。

誰にでも、恋する相手はいるはずです。相性のいい人、好きなタイプの人がいると思います。しかし、愛せないタイプ、「こいつは許せない!」と思う人に遭遇するは時間の問題で、愛のない自分を見せつけられるものです。

聖書は、「神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません」と語ります。

人を愛するとは、目の前にいる人を受け入れ、その人の幸せを願っているかどうかで分かります。遠くにいる飢餓難民を助けるために募金をしたり、被災地の人のために祈れたりするのに、身近な人を愛せないでいる場合があります。

次に、ねたみのあるなしで愛があるかが分かります。天皇陛下、総理大臣、大スターなどにねたみを感じる人はまずいません。しかし、自分と立場があまり変わらず、年齢が近く、能力的に近い人が自分よりも脚光を浴び、称賛され、成功し、豊かな暮らしをしていること知ったときに、ねたみを感じるものです。

ねたみとは、自分の興味のあるジャンルで、しかも、自分が「こうしたい!」「こうなれたらいい!」と思っていることをしている人を見たときに感じます。そんな時、心から祝福し、「よかったねー」と言って、一緒に喜べるかどうかで愛のあるなしは判明します。

愛は、身近な人の幸福や成功を心から喜べる心を持つところから始まります。さらに、愛は、あるがままの相手を受け入れる心を持つことです。消極的には、気に入らない人がいても、誹謗中傷をしたり、うわさ話をしたり、拒絶したり、無視したり、嫌がったり、否定しないことです。積極的には、喜ぶ人と共に喜び、悲しむ人と共に悲しむことです。

聖書は、「目に見える兄弟(人々)を愛することが、神を愛することになる」と語ります。 聖書を一言で要約するならば、「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」という言葉になります。隣人愛に生きるなら聖書を生きていることになります。

しかし、愛に生きるのは困難です。だから、敵を愛し、十字架の上で赦(ゆる)しを祈ったイエス様が必要です。「愛を下さい」と祈り求めるなら、少しずつですが、愛に生きられるように変わります。そして、愛せるようになった分だけ幸せになり、周りの人を幸せにし、その幸せは、世界中に広がっていきます。

海に水を注ぐ川は、最初一滴の水から始まり、それが大きな川になるように、あなたの小さな愛が、やがて大きな愛となって、地域を満たし、地方を満たし、国を満たし、世界を満たします。共に、幸せな国、幸せな世界を作っていきたいですね。

◇

菅野直基

菅野直基(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 外部リンク:

新宿福興教会ホームページ
(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)

菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:菅野直基
  • ツイート

関連記事

  • まことの喜び(9)憂いはこの世に属するものです:神様の摂理を仰ぎ見なさい(その1) イ・ヨンフン

  • 【科学の本質を探る㉞】脳科学の未解決問題(その3)物質で作られた脳から心(意識)がどのようにして生じるか? 阿部正紀

  • 主キリストの教会に伴う癒やし 万代栄嗣

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ワールドミッションレポート(7月29日):グローバル 沈黙の壁を超えて福音を響かせる

  • 肯定的に考え、語ろう! 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(8月3日):エチオピアのランゴ族のために祈ろう

  • 人生を「愚かさ」で終わらせない 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(8月2日):中東某国 イエスのために全てを失った女性ミリアム(2)

  • 聖書のイエス(14)生ける水の川 さとうまさこ

  • 東京神学大学元学長の山内眞氏死去、84歳

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • メディアに取り上げられるキリスト教のイメージを改善する4つの方法

  • 2025年参院選、クリスチャン候補者1人が当選 牧師2人は落選

  • 東京神学大学元学長の山内眞氏死去、84歳

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 「神の国」の実現を目指して 地域開発と福音宣教の国際会議「IKCD2025」

  • Gゼロ時代の津波石碑(6)アニミズムと創造神信仰―共振する心の襞 山崎純二

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • メディアに取り上げられるキリスト教のイメージを改善する4つの方法

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 肯定的に考え、語ろう! 菅野直基

  • 東京神学大学元学長の山内眞氏死去、84歳

  • シリア語の世界(29)シリア語旧約聖書の各書名と1章1節の和訳(3)エゼキエル書からマラキ書まで 川口一彦

  • 2025年参院選、クリスチャン候補者1人が当選 牧師2人は落選

  • 聖書のイエス(14)生ける水の川 さとうまさこ

  • ワールドミッションレポート(8月2日):中東某国 イエスのために全てを失った女性ミリアム(2)

編集部のおすすめ

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.