ニューヨークの教会に置かれていた新生児の母親 「もし神の手に委ねたなら、赤ちゃんは助かると知っていた」

2015年12月10日22時06分 翻訳者 : 木下優紀 印刷
ニューヨークの教会に置かれていた新生児の母親 「もし神の手に委ねたなら、赤ちゃんは助かると知っていた」
ニューヨーク市のホーリー・チャイルド・ジーザス・カトリック教会で11月23日、展示されていたキリスト降誕場面の飼い葉おけに置かれていた新生児。発見されてからは教会のスタッフが付き添っている。(写真:Christopher Ryan Heanue)

ニューヨーク市のホーリー・チャイルド・ジーザス・カトリック教会で11月23日、展示されていたキリスト降誕場面の飼い葉おけに置かれていた新生児の母親は、匿名でニューヨーク・ポスト紙に対し、「もし神の手に委ねたなら、赤ちゃんは助かると知っていました」と話した。

メキシコから米国に移住したばかりの18歳の母親は、妊娠中に10ポンド(約4・5キロ)しか体重が増えなかったので、同居しているおばさえ彼女が妊娠していることに気付かなかったという。

「耐え難い」陣痛の後に出産。怖くてへその緒を切ることができなかった上に、乳児の服を持っていなかった。同教会に向かう途中、子どもの唇が紫になったので、急いで店に駆け込み、子どもを包むためのタオルを購入した。

「赤ちゃんは泣いていました。私はただ、赤ちゃんが十分暖かくしていることを祈りました。神父様が見つけてくれるか、そうでなければ誰かが助けてくれるだろうと思っていました」と語った。

新生児を匿名で教会、病院、警察、消防署に遺棄することは犯罪に問われないという「赤ちゃん避難所法(Safe Haven Law)」の規定に当たることから、警察は母親を訴追しないことで合意している。

乳児は、外に昼食を買いに無人の教会を出た守衛によって発見された。守衛は、乳児が泣き始めるまで存在に気付かなかったという。

母親は、乳児を引き取るかどうかをまだ決めておらず、責任を取るためには安定した雇用が必要だと述べた。しかし、同教会のクリストファー・ヒーヌ神父によると、教会員のある若い夫婦が、「この教会に対する神からの尊い贈り物として」乳児を養子に迎えたいと強く望んでいるという。「このことは、大きなクリスマスの奇跡となるでしょう」とヒーヌ神父は語った。

「この女性が、必要のある人の家となっているこの教会を、彼女の子どもの家として見いだしたことは、素晴らしいことです」

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。


国際の最新記事 国際の記事一覧ページ

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

おすすめのコンテンツ【PR】

コラム

主要ニュース