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弱い時にこそ強い信仰の極意 万代栄嗣

2015年10月12日06時52分 コラムニスト : 万代栄嗣
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「・・・そのために私は、高ぶることのないようにと、肉体に一つのとげを与えられました。それは私が高ぶることのないように、私を打つための、サタンの使いです。このことについては、これを私から去らせてくださるようにと、三度も主に願いました。しかし、主は、『わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである』と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。・・・私が弱いときにこそ、私は強いからです」(Ⅱコリント12:6~10)

素晴らしい天気、気持ちの良い季節を感謝します。最近は運動会で定番の人間ピラミッドや騎馬戦を、危険だからと中止にするかどうかが話題になっています。物質的に豊かになり、安全や幸せが保証される度合いが深くなった現代ですが、そのせいで私たちが線の細い弱い生き方しかできなくなることのないように気を付けたいものです。そして一人ひとりに、イエスが力強く働いてくださり、キリストの香りを放つ人生を歩みたいものです。

今年も残るところ3カ月を切ったこれからの歩みを、しっかりと中身のあるものとするためにも2つの大切な約束・真理をおさえておきましょう。

1. 困難や試練の中にも主は共におられる

伝道者として最も神に用いられたとされるパウロは、時には自身を誇りたいと思う(6節)と書きながらも、試練や困難、問題や悩みについても語っています。前章の23~27節を見るとパウロが迫害を受け、伝道者として激しい苦しみに遭っていたことが分かります。彼はさらに肉体的な苦しみも背負っていました。何かの病を抱えていたのでしょうか。詳しくは分かりませんが、彼は癒やしのために3度真剣に祈りましたが、癒やされませんでした。パウロほどの人間にも苦しみがあったのです。

しかし、一方でパウロは弱さを感じた時に、9節「わたしの恵みは、あなたに十分である」とイエスが語ってくださったと記しています。また、別の箇所では「もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられる」と告白しています。これは、弱い私たちをキリストがおおってくださり、2つの命が常に重なって歩んでいるということです。私たちのピンチの時に、神は私たちを見捨てることはしません。聖書のどこを開いても主が共にいてくださると書いてあります。幸せなことばかりが続く、世の中的に言えば「ツイてる」時だけ神が共にいてくださるのではありません。聖書は、私たちが試練や困難の中で弱さを覚えている時にも、キリストが共にいて力や恵みを十分に注いでくださると約束しています。クリスチャンにとっては、このことこそが祝福なのです。

2. 大逆転・逆説の勝利

「なぜなら、私が弱いときにこそ、私は強いからです」(10節)。神は、弱さを通して勝利を現される、逆説的な方法を好まれます。例えば神は、無学のただ人であったペテロやヨハネを通して世界全体の歴史をひっくり返されることをなされました。弱い者を用いて偉大なことをなされたのです。伝道中のパウロやイエスは何度も危険な状況に陥りましたが、神のご計画がなされるまで命は守られました。そしてイエスは私たちの罪のために十字架にかかり死なれましたが、よみがえり勝利を収められました。同じように私たちも試練の中にあっても勝利や強さを体験させていただくことができます。弱さを覚えるような状況は、私たちの信仰を成長させ、逆転の勝利の極意にまで到達させてくれるチャンスの時なのです。イエスの命と愛に支えられ、何があっても大丈夫という保証・土台のあることを感謝し、腰を据えた信仰を持ちましょう。そして、私たちを愛し十字架で死なれたキリストの命と、今を生きる私たちの人生をきちんと重ね合わせましょう。

◇

万代栄嗣

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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