Skip to main content
2026年6月6日15時21分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. インタビュー
安倍政権・日本国憲法・キリスト教

【インタビュー】クリスチャン政治学者・千葉眞ICU特任教授(2):政治思想とキリスト教の関連性

2015年4月15日12時05分 インタビュアー : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:千葉眞国際基督教大学(ICU)内村鑑三カール・バルトラインホールド・ニーバーナショナリズム柳父圀近

――昨年12月20日に行われたICU–上智国際シンポジウム「ナショナリズムを超えて?―アジアにおける平和構築と宗教―」では、千葉先生が基調報告「岐路に立つ日本政治と東アジアの将来:憲法破壊、靖国ナショナリズム、平和構築の課題」をされました(関連記事)。その中で強調された立憲主義や日本国憲法の平和主義、またシンポジウムのテーマであるナショナリズムは、キリスト教との関連で捉えることができるのでしょうか?

千葉氏:これは日本では非常に難しい問題で、クリスチャンが1パーセントの世界の中で、政治思想的な議論とキリスト教の議論を結び付けることに対する忌避感みたいのが、どちらかといったら知識人の中にあります。ですから、私も政治思想とか政治学、憲法学、立憲主義のテーマで語るときは、できるだけその土俵の中で、キリスト教の方に入らずに語ろうとしています。けれども、鎌田東二さんが編集している「キリスト教における平和のスピリチュアリティ」(新刊本『講座スピリチュアル学第3巻 スピリチュアリティと平和』(ビイング・ネット・プレス)、2015年4月6日の「第1部 宗教間の対立と対話」に掲載されている千葉氏の論文)では、結構キリスト教的なテーマを表面に出しています。ですから、私は二刀流をずっとやってきたのです。けれども、無教会で語るときや『内村鑑三研究』で書くとき、また『福音と世界』など・・・。でも、両方のつながりは常に考えながらやってきました。

私たちの世代では、柳父圀近(やぎゅう・くにちか)さんという人がいます。2014年9月15日、第36回内村鑑三研究会を今井館でやったときに、内村の預言者的ナショナリズムについて語られた方ですが、その方がそういうことをしていると思いますし、栗林(輝夫)さん(関西学院大学教授、神学者)もそうだと思います。やはり世俗に語るときは、牧師であり神学者ですけれど、そちらで勝負せずに、人権とか、部落民とか、そういう視点で。だから、私たちの世代の前の世代というか、一世代から一世代半前ですけど、宮田光雄先生や飯坂良明先生、さらに斎藤眞先生(東京大学名誉教授、アメリカ政治史)や京極純一先生(東京大学名誉教授、政治学者)も入るかもしれませんが、どういうわけかみんな東大の法学部でなのですが、クリスチャンの先生方が多いのです。やはり大体分けて語られていたと思います。一番大胆に両方を結び付けようとされたのが、宮田光雄先生と飯坂良明先生だと思いますが、それでもやはりオーディエンス(読者)を考えながら書いておられたと思います。

最後はやはり方法論的にどう考えているのか、という問いは多くの人に残りますので、それについて答えないといけないと私も思っていますが、まだ余命もう少しありそうかなあと思っていますので(笑)、方法論的にそこまで詰めて書いている論文とか本は書いていないですが、考えてはいます。

というのは、(カール・)バルトの「神の国の類比」という考え方がありますが、神の国の類比において一番地上で近いものを、私たちは相対的なこの地上の世界の中で選ぶべきだと。例えば、神の国における平和だから、できるだけ平和に近い方を選ばなければいけないとか。神の国においてはやはり、民族・男女の違い、そういうものもないので、ナショナリズムであるとか、ジェンダー的な male chauvinism(男性優越主義)であるとか、そういうものに対しては違和感があるとかです。そのような形で、神の国の現実から、逆に地上においてそこにつながるような方向と線を選ぼうというのがバルトの戦略でしたよね。そのようなことは考えています。

あともう一つは、(ラインホルド・)ニーバーの戦略ですが、聖書的な前提や命題と、社会諸科学や人文諸科学、歴史諸科学のいわゆる真理追究は、切れてないだろうと彼は言うのです。神の創った宇宙で、神の創った歴史で、(神の)導く歴史の中で、やはりつながっているのではないかと。ですから、学問的な真理の追究と、それから啓示的な、聖書的な真理の追究とは、どこかで同じ真理で結び付く可能性があると。やはり、ニーバーだったと思うのですよね。彼は大胆に政治や社会の諸事実の探求とか、そこにおいて命題的に適切なもの、キリスト教現実主義にあまりにも近づいて、パワー・ポリティクス(権力政治)の面が強調されたきらいはあると私は思いますが、彼の方法論としては、神学的なものと、社会的なリアリティーとが円環していたと思うのです。対話が彼の中でなされていた。ニーバーからも学べるのではないかという感じがしています。その他、ニーバーの弟のH・リチャード・ニーバーとか、いろんな人がキリスト教と文化とか、そういう面からずっと考えてきた伝統がありますので、やはりどこかで私も方法論的に書きたいと思ってはいます。(続く:内村鑑三の信仰とナショナリズム①)

◼︎ 千葉眞ICU特任教授インタビュー:(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)

関連タグ:千葉眞国際基督教大学(ICU)内村鑑三カール・バルトラインホールド・ニーバーナショナリズム柳父圀近
  • ツイート

関連記事

  • クリスチャン憲法学者・深瀬忠一氏、安倍政権の「積極的平和主義」は「破滅的軍拡主義」に 時代は「国家の安全保障」から「人間の安全保障」へ(1)

  • クリスチャン憲法学者・稲正樹氏、「いま起こっていることを正確に認識して、それを押しとどめる行動を」(1)

  • WCC総幹事、安倍首相に書簡 憲法9条に関する見解伝える

  • 8・15 クリスチャン憲法学者・稲正樹教授が講演「憲法9条で真の平和を実現しよう」 戦争する国づくりに抗議

  • 教派超え平和憲法の危機考える 松浦悟郎司教迎え大阪の4教会が合同研修会

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • ワールドミッションレポート(6月5日):ネパール 「耳」から入る福音─ヒマラヤの国に届いた子どもたちの純粋なささげ物

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

  • ワールドミッションレポート(6月6日):イランのモガッダム族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(281)聖書と考える「余命3ヶ月のサレ夫」

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(249)日本人に天国の希望を届けたい 広田信也

  • 人を慰められる人に 菅野直基

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 同志社国際高校の辺野古移設工事巡る学習、文科省が「教育基本法に違反」と認定

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『行為と存在 組織神学における超越論哲学と存在論』

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 人を慰められる人に 菅野直基

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 毒麦はそのままに 穂森幸一

  • 同志社国際高校の辺野古移設工事巡る学習、文科省が「教育基本法に違反」と認定

  • AI時代の「人間の保護」テーマ 教皇レオ14世が初の回勅「マニフィカ・フマニタス」

編集部のおすすめ

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 「絶望の隣は希望」 在日ウクライナ正教会、ロシアの軍事侵攻4年で祈りの集会

  • 「罪のない最も弱い存在を殺す行為」 中絶反対を訴え行進、マーチ・フォー・ライフ

  • AIに心を持たせることは可能なのか クリスチャンの東京科学大学名誉教授が解説

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.