窮地にあってこそ感謝を 万代栄嗣

2015年1月21日12時42分 コラムニスト : 万代栄嗣 印刷
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万代栄嗣牧師

「私はあらゆる時に主をほめたたえる。私の口には、いつも、主への賛美がある。私のたましいは主を誇る。貧しい者はそれを聞いて喜ぶ。私とともに主をほめよ。共に、御名をあがめよう。私が主を求めると、主は答えてくださった。私をすべての恐怖から救い出してくださった。彼らが主を仰ぎ見ると、彼らは輝いた。『彼らの顔をはずかしめないでください。』この悩む者が呼ばわったとき、主は聞かれた。こうして、彼らはすべての苦しみから救われた」(詩篇34編1~6節)

今日は詩篇34編。私の大好きな御言葉です。もう一度、主を賛美し、感謝する生き方に、本当にクリスチャンの喜びの人生の秘訣があることを学んでいきたいと思います。冒頭には、ダビデ王がアビメレクの前で、気が違ったふりをして、逃げたとあります。紙一重で窮地から脱出したときの詩です。クリスチャンになっても、人生全てがバラ色というわけではありません。ため息のときも、涙を流すときも、心が重たくてたまらない辛い日々もあります。人生の窮地に陥ったとき、あなたはどうしますか?よくあるパターンは、(1)泣いて引きこもる、(2)もうダメだとあきらめ、死まで覚悟する、(3)こんなになったのはあの人のせいだと恨む、というものです。しかし私たちには、世の中のパターンとは違う別の選択肢があります。

1. もう一つの選択肢

ダビデは命からがら敵の前から逃げたその時、神を賛美し、感謝したのです。今も生きて働かれるまことの神を信じているクリスチャンだからこその選択肢です。主は私たちが信仰深いときだけ向き合って下さるのではなく、私たちの弱い部分や罪深さを知りながらも、罪人である私たちの命のすべてを救って下さったのです。ピンチに陥ったあなたをも救い、愛しておられます。あなたの生活の中で、もうダメだと思うときにも、感謝し賛美するという、もう一つの選択肢が残っています。

2. 窮地であっても神はそこにおられる

ダビデは、あらゆる時に主をほめたたえると歌い始めています。1~6節にあるように、いつどこにおいても、たとえ窮地の中であっても主なる神が共におられます。イエスの到来は、その名のとおり「主は救いたもう」という意味であり、「インマヌエル(神は私たちと共におられる)」と呼ばれた主は、救い主イエス・キリストを信じる私たちの人生の順境のときも逆境のときも、常に共にいて下さり、救って下さいます。有名な「足跡」という詩で、クリスチャンの人生を象徴する砂浜に残る2つの足跡が、人生の最も苦しいときに1つになっていたのは、主キリストが私たちを背負って歩いたからだと書かれているように。

3. 主が答え、救って下さる

4節に、主を求めると主が答え、全ての恐怖から救い出して下さったとあり、5~6節にも主は常に私たちを救って下さるとあります。主の答えは明確で力強く、いつも最善です。常に主を見上げて、賛美し祈り感謝することを忘れなければ、主は、私たちを助け、救い、必要な恵みを与えて下さいます。これが、シンプルな神にある霊的方程式です。ダビデは、命を狙われる場面でも神に感謝し、麗しい詩篇が誕生しました。皆さんの人生にも大小さまざまなピンチが訪れると思いますが、その時にこそ主をほめたたえ感謝するオプションを試してみませんか。感謝が切り開く恵みの日々をあなたのものとしてください。

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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