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働くことに喜びがありますか?

働くことに喜びがありますか?~新約聖書に見る本来の労働の姿~(10)ペテロたちの漁に見る本来の労働の姿 門谷晥一

2015年1月4日07時26分 コラムニスト : 門谷晥一
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関連タグ:門谷晥一
門谷晥一氏+

新約聖書に見る本来の労働の姿として、ペテロたちの漁を取り上げる。ペテロたちの漁についての聖書の御言葉ほど、本来の労働の姿を明快かつ鮮やかに表している箇所は他にない。ヨハネの福音書21章1節~3節に「この後、イエスはテベリヤの湖畔で、もう一度ご自分を弟子たちに現された。その現された次第はこうであった。シモン・ペテロ、デドモと呼ばれるトマス、ガリラヤのカナのナタナエル、ゼベダイの子たち、ほかにふたりの弟子がいっしょにいた。シモン・ペテロが彼らに言った。『私は漁に行く。』彼らは言った。『私たちもいっしょに行きましょう。』彼らは出かけて、小舟に乗り込んだ。しかし、その夜は何もとれなかった」とある。これより、ペテロたちは夜通し漁をしたが、何も取れなかったことが分かる。このように、人間の力によって行う労働は、時として何の成果をももたらさないことがある。即ち非常に低い生産性、低い効率の労働に終わる。

しかし、彼らがイエスの言われたことに従い、その通りに行った時、彼らの網には大量の魚がとれた。「イエスは彼らに言われた。『舟の右側に網をおろしなさい。そうすれば、とれます。』そこで、彼らは網をおろした。すると、おびただしい魚のために、網を引き上げることができなかった。そこで、イエスの愛されたあの弟子がペテロに言った。『主です。』すると、シモン・ペテロは、主であると聞いて、裸だったので、上着をまとって、湖に飛び込んだ」(ヨハネ21:6、7)。彼らは、指示を与えられたのがイエスだとは知らずにその通りに行った。その結果、想像を超える大いなる成果をあげることができ、それは彼らを驚かせるに充分であった。

このペテロたちの漁から、大いなる成果の源はただイエスにあり、人間にはないこと、また神のみが溢れるほどの豊かな成果を与えることができることを知ることができる。人間の力だけであげうる成果は、たとえそれが人の目には大きいように見えたとしても、それは一般恩恵の枠内に留まる成果でしかないことを覚えたい。

参考文献

[1] 林晏久編(2004年)『刈り入れの時は来た―ビジネスマン・壮年者伝道ハンドブック』いのちのことば社
[2] 山崎龍一(2004年)『クリスチャンの職業選択』いのちのことば社
[3] 唄野隆(1995年)『主にあって働くということ』いのちのことば社
[4] ジョン.A .バーンバウム、サイモン.M .スティアー(1988年)『キリスト者と職業』村瀬俊夫訳、いのちのことば社
[5] 唄野隆(1979年)『現代に生きる信仰』すぐ書房
[6] 山中良知(1969年)『聖書における労働の意義』日本基督改革派教会西部中会文書委員会刊
[7] 大谷順彦(1993年)『この世の富に忠実に』すぐ書房
[8] H.F.R.キャサーウッド(1996年)『産業化社会とキリスト教徒』宮平光庸訳、すぐ書房
[9] 鍋谷憲一(2005年)『もしキリストがサラリーマンだったら』阪急コミュニケーションズ
[10] 宇田進ほか編(1991年)『新キリスト教辞典』いのちのことば社
[11] カール.F.ヴィスロフ(1980年)『キリスト教倫理』鍋谷堯爾訳、いのちのことば社
[12] マックス・ヴェーバー(1989年)『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』大塚久雄訳、岩波書店
[13] 小形真訓(2005年)『迷ったときの聖書活用術』文春新書
[14] ケネス.E.ヘーゲン『クリスチャンの繁栄』エターナル・ライフ・ミニストリーズ発行
[15] D.M.ロイドジョンズ(1985年)『働くことの意味』鈴木英昭訳、いのちのことば社
[16] ルーク・カラサワ(2001年)『真理はあなたを自由にする』リバイバル新聞社
[17] 遠藤嘉信(2003年)『ヨセフの見た夢』いのちのことば社
[18] 唄野隆(1986年)『主に仕える経済ライフ』いのちのことば社
[19] E.P.サンダース(2002年)『パウロ』土岐健治、太田修司訳、教文館
[20] エドウィン.H .パーマー(1986年)『聖霊とその働き』鈴木英昭訳、つのぶえ社
[21] 松永真里(1994年)『なぜ仕事するの?』講談社
[22] 厚生労働省編(2005年)『労働経済白書(平成17年版)』国立印刷局発行
[23] ウッチマン・ニー(1960年)『キリスト者の標準』斉藤一訳、いのちのことば社
[24] ロナルド・ドーア(2005年)『働くということ』石塚雅彦訳、中公新書
[25] 共立基督教研究所編(1993年)『聖書と精神医学』共立基督教研究所発行
[26] 生松敬三(1990年)『世界の古典名著・総解説』自由国民社
[27] 東方敬信(2001年)『神の国と経済倫理』教文館
[28] バンソンギ(2005年)『キリスト教世界観』CBMC講演会資料
[29] ジョン・エドムンド・ハガイ(2004年)『聖書に学ぶリーダーシップ』小山大三訳、ハガイ・インスティテュート・ジャパン発行
[30] William Nix (1997) "Transforming Your Workplace For Christ" , Broadman & Holman Publishers
[31] ミラード.J.エリクソン(2005年)『キリスト教神学』(第3巻)伊藤淑美訳
[32] 国際ハガイセミナー資料(2005年、シンガポール開催)
[33] ダニエル・フー「Goal-Setting」、国際ハガイセミナー資料(2005年、シンガポール開催)
[34] ヘンリー・シーセン(1961年)『組織神学』島田福安訳、聖書図書刊行会
[35] ジョージ.S.ヘンドリー(1996年)『聖霊論』一麦出版社
[36] 安黒務(2005年)『組織神学講義録、人間論及び聖霊論』関西聖書学院
[37] ヘンドリクス・ベルコフ(1967年)『聖霊の教理』松村克己、藤本冶祥訳、日本基督教団出版局
[38] ピーター・ワグナー(1985年)『あなたの賜物が教会成長を助ける』増田誉雄編訳、いのちのことば社
[39] ケネス.C.キングホーン(1996年)『御霊の賜物』飯塚俊雄訳、福音文書刊行会
[40] ポール.J.マイヤー(2003年)『成功への25の鍵』小山大三訳、日本地域社会研究所
[41] 国内ハガイセミナー資料(2004年11月、名古屋開催)
[42] 三谷康人(2002年)『ビジネスと人生と聖書』いのちのことば社
[43] 平野誠(2003年)『信念を貫いたこの7人のビジネス戦略』アイシーメディックス
[44] 『バイブルに見るビジネスの黄金律』(2004年、いのちのことば社マナブックス)
[45] 『バイブルに見るビジネスの黄金律2』(2006年、いのちのことば社マナブックス)
[46] ウィリアム・ポラード(2003年)『企業の全ては人に始まる』大西央士訳、ダイヤモンド社
[47] 「キリスト教主義打ち出すクリスチャン企業」(『リバイバル新聞』2005年5月22日号)
[48] 「フィジーのリバイバルを収録」(『リバイバル新聞』2005年)、及びDVDビデオ「海は鳴りとどろけ」(2005年、プレイズ出版)

■ 働くことに喜びがありますか?: (1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)

◇

門谷晥一(かどたに・かんいち)

1943年生まれ。東京大学工学部大学院修士課程卒業。米国ミネソタ州立大学工学部大学院にてPh.D.(工学博士)取得。小松製作所研究本部首席技監(役員待遇理事)などを歴任。2006年、関西聖書学院本科卒業。神奈川県厚木市にて妻と共に自宅にて教会の開拓開始。アガペコミュニティーチャーチ牧師。著書に『ビジネスマンから牧師への祝福された道―今、見えてきた大切なこと―』(イーグレープ)。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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