Skip to main content
2025年5月19日23時51分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

「平和を想う」テーマにクリスチャン美術家の作品100点以上展示 B&A美術展2014

2014年10月22日14時53分
  • ツイート
印刷
関連タグ:バイブル・アンド・アートミニストリーズ(B&A)
B&A美術展2014 「平和を想う」をテーマにクリスチャン美術家の作品100点以上展示+
B&A美術展2014「平和を想う」会場の様子。絵画だけでなく立体作品も多数並ぶ=21日、目黒区美術館(東京都目黒区)で

バイブル・アンド・アート美術展2014「平和を想う」(バイブル・アンド・アート・ミニストリーズ=B&A主催)が21日、目黒区美術館区民ギャラリー・スペースAで初日を迎えた。

B&Aは、クリスチャンによる美術活動を通して、神の存在、またイエス・キリストを証していくことを目的としたミニストリー。1995年から活動を始め、今では約170人のメンバーが在籍している。全国各地にいるメンバーに応募を呼び掛け、美術展を開催するのは年に一度。今回は48人のメンバーによる110点近い非常に多くの作品が集結した。

今年のテーマは「平和を想う」。来年の戦後70年、広島・長崎被爆70年を意識したテーマで、水彩画、油彩画、ペン画、日本画、写真、プリザーブドフラワー、彫刻、クレイアートなど、さまざまな技法を用いて、視覚的にテーマが表現された。この日は美術展オープンにあたり、メンバーがそれぞれの作品解説を行ったが、テーマが与えられたときに、「平和」について自分なりに考えを巡らし、イメージを膨らませたという声が多く聞かれた。

B&A美術展2014 「平和を想う」をテーマにクリスチャン美術家の作品100点以上展示
Chiyoko Myose さんの作品「平和への想い、次の世代へ」。その全貌は実際に展示場で見ていてだきたい。

米カンザス州から美術展に合わせて来日した Chiyoko Myose さんは、新作のインスタレーションアート「平和への想い、次の世代へ」を展示。ボリュームのある作品を作ってほしいという要望を受け、展示室の三角コーナーを利用した立体アートを作り上げた。多民族の国に住んでいる Myose さんは、国家間の平和は個人同士の平和から始まると常々考えているという。

アートに使用した素材は、黄色い糸と柔軟剤シート。柔軟剤シートは、米国では一般的な、乾燥機に入れて使用する白い布。洋服の生地が柔らかくなり、良い香りが付く効果があり、静電気を防ぐ役割も果たす。人の心が柔らかくなる、キリストのかおりが広がる、人と人とが握手をするときに静電気が起きない、そのイメージから今回のアートが生まれた。

家の近くのランドリーに行き、「使用済みのシートをください」と言ってもらってきたものを集め、糸で縫い合わせた。人間関係をつなぐように、結んだり、縫い合わせたり、編んだりして、浮かび上がってきた形が花のようなのを見て、花粉のように糸を垂らすことにしたのだという。

花粉が、次の世代を生み出す大事なものであるように、平和も継承されていってほしい、そんな願いが込められている。「あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい」(ローマ12:18)と添えられた御言葉が、制作の過程や完成した作品に表れているのではないだろうか。

B&A美術展2014 「平和を想う」をテーマにクリスチャン美術家の作品100点以上展示
B&A美術展2014「平和を想う」開催にあたり、挨拶と自身の作品解説を行うB&A代表の町田俊之氏

B&A代表の町田俊之氏は、この美術展が「教会のようだ」と語る。一つの神を見つめながら、個性が生かされた作品が溢れている。全員の作品をもって同じ神をあがめる姿は、まさにキリストの御身体である教会の姿を表しているようだ。

数年前に、B&Aのメンバーに加わった八角洋子さんは、10代のころから絵に親しみ、絵に関わる仕事を目指していた。だが、結婚を機に環境が変わり、子育てに追われる中で、筆を持つ機会が減り、気付けば「自分は絵が描けない」と思い込んでしまっていたという。

クリスチャンになった後も、絵を描くことはなかったが、B&A主催の「みことばを描くワークショップ」に導かれ、人生が変わった。作品の評価を意識するばかりに、一度は挫折を味わったアートが、神にささげることで大きな喜びに変わることを知った。

今では、絵を描いているとき、自分の手が神の手のように感じるときがあるという。絵を描いている時間が、神と自分の平和を感じる時であり、作品から発せられるメッセージを通じて、新しい平和が作り出される。まさに、「平和をつくる者は幸いです」だ。

B&A美術展2014 「平和を想う」をテーマにクリスチャン美術家の作品100点以上展示
B&A美術展2014「平和を想う」会場の様子。全国から集まったB&Aメンバーの交流の場ともなっている。

町田氏は、「平和の伝え方にはさまざまな方法があるだろうが、美術家には美術家なりの主張がある。言葉は巧みでないにしても、行動力はないにしても、自分ができることで平和を発信することが使命ではないか。ここが新しいスタートです」と語った。「平和を想う」というテーマは、今年度と来年度の一貫したテーマとして掲げられている。この美術展の開催期間だけでなく、年間を通じて平和を思ってほしいという願いが込められており、美術展だけでなく、美術館などでの勉強会も企画されるという。

バイブル・アンド・アート美術展2014「平和を想う」は26日(日)まで開催。午前10時から午後6時まで。ただし、最終日の26日は午前10時から午後4時まで。問い合わせは、バイブル・アンド・アート・センター(048・837・8583)。

関連タグ:バイブル・アンド・アートミニストリーズ(B&A)
  • ツイート

関連記事

  • バイブル・アンド・アートミニストリーズ創立15周年記念展開催

  • 町田俊之代表:神と美術の正しい関係伝えたい

  • ルイ・フランセン展、町立湯河原美術館で開催中 カトリック元宣教師の美術作家によるパブリックアートの世界

  • お蕎麦屋さんにクリスチャン・アートギャラリーが登場 大和市

  • バチカン、システィーナ礼拝堂の来場者数制限へ フレスコ画保護のため

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 21世紀の神学(28)教皇の無謬性と聖母マリアの無原罪・被昇天の関係とは 山崎純二

  • 教皇レオ14世の就任ミサ、世界150カ国・地域から代表が参列 日本からは麻生元首相

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 欧州福音同盟、新教皇レオ14世に祝意のメッセージ

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • ドイツの大聖堂で「世界最大の聖書のページ」展示 グーテンベルク生誕625年記念で

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(222)心を癒やす祈りと賛美 広田信也

  • 聖書普及事業150年記念式典・レセプションの申し込み受け付け始まる

  • 神の憐れみ 穂森幸一

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 教皇レオ14世の就任ミサ、世界150カ国・地域から代表が参列 日本からは麻生元首相

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(222)心を癒やす祈りと賛美 広田信也

  • 21世紀の神学(28)教皇の無謬性と聖母マリアの無原罪・被昇天の関係とは 山崎純二

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 欧州福音同盟、新教皇レオ14世に祝意のメッセージ

  • 世界では神を信じている人の方が多い 85カ国・地域9万1千人を対象に大規模意識調査

  • 聖書普及事業150年記念式典・レセプションの申し込み受け付け始まる

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

編集部のおすすめ

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.