Skip to main content
2025年11月15日12時01分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

「平和を想う」テーマにクリスチャン美術家の作品100点以上展示 B&A美術展2014

2014年10月22日14時53分
  • ツイート
印刷
関連タグ:バイブル・アンド・アートミニストリーズ(B&A)
B&A美術展2014 「平和を想う」をテーマにクリスチャン美術家の作品100点以上展示+
B&A美術展2014「平和を想う」会場の様子。絵画だけでなく立体作品も多数並ぶ=21日、目黒区美術館(東京都目黒区)で

バイブル・アンド・アート美術展2014「平和を想う」(バイブル・アンド・アート・ミニストリーズ=B&A主催)が21日、目黒区美術館区民ギャラリー・スペースAで初日を迎えた。

B&Aは、クリスチャンによる美術活動を通して、神の存在、またイエス・キリストを証していくことを目的としたミニストリー。1995年から活動を始め、今では約170人のメンバーが在籍している。全国各地にいるメンバーに応募を呼び掛け、美術展を開催するのは年に一度。今回は48人のメンバーによる110点近い非常に多くの作品が集結した。

今年のテーマは「平和を想う」。来年の戦後70年、広島・長崎被爆70年を意識したテーマで、水彩画、油彩画、ペン画、日本画、写真、プリザーブドフラワー、彫刻、クレイアートなど、さまざまな技法を用いて、視覚的にテーマが表現された。この日は美術展オープンにあたり、メンバーがそれぞれの作品解説を行ったが、テーマが与えられたときに、「平和」について自分なりに考えを巡らし、イメージを膨らませたという声が多く聞かれた。

B&A美術展2014 「平和を想う」をテーマにクリスチャン美術家の作品100点以上展示
Chiyoko Myose さんの作品「平和への想い、次の世代へ」。その全貌は実際に展示場で見ていてだきたい。

米カンザス州から美術展に合わせて来日した Chiyoko Myose さんは、新作のインスタレーションアート「平和への想い、次の世代へ」を展示。ボリュームのある作品を作ってほしいという要望を受け、展示室の三角コーナーを利用した立体アートを作り上げた。多民族の国に住んでいる Myose さんは、国家間の平和は個人同士の平和から始まると常々考えているという。

アートに使用した素材は、黄色い糸と柔軟剤シート。柔軟剤シートは、米国では一般的な、乾燥機に入れて使用する白い布。洋服の生地が柔らかくなり、良い香りが付く効果があり、静電気を防ぐ役割も果たす。人の心が柔らかくなる、キリストのかおりが広がる、人と人とが握手をするときに静電気が起きない、そのイメージから今回のアートが生まれた。

家の近くのランドリーに行き、「使用済みのシートをください」と言ってもらってきたものを集め、糸で縫い合わせた。人間関係をつなぐように、結んだり、縫い合わせたり、編んだりして、浮かび上がってきた形が花のようなのを見て、花粉のように糸を垂らすことにしたのだという。

花粉が、次の世代を生み出す大事なものであるように、平和も継承されていってほしい、そんな願いが込められている。「あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい」(ローマ12:18)と添えられた御言葉が、制作の過程や完成した作品に表れているのではないだろうか。

B&A美術展2014 「平和を想う」をテーマにクリスチャン美術家の作品100点以上展示
B&A美術展2014「平和を想う」開催にあたり、挨拶と自身の作品解説を行うB&A代表の町田俊之氏

B&A代表の町田俊之氏は、この美術展が「教会のようだ」と語る。一つの神を見つめながら、個性が生かされた作品が溢れている。全員の作品をもって同じ神をあがめる姿は、まさにキリストの御身体である教会の姿を表しているようだ。

数年前に、B&Aのメンバーに加わった八角洋子さんは、10代のころから絵に親しみ、絵に関わる仕事を目指していた。だが、結婚を機に環境が変わり、子育てに追われる中で、筆を持つ機会が減り、気付けば「自分は絵が描けない」と思い込んでしまっていたという。

クリスチャンになった後も、絵を描くことはなかったが、B&A主催の「みことばを描くワークショップ」に導かれ、人生が変わった。作品の評価を意識するばかりに、一度は挫折を味わったアートが、神にささげることで大きな喜びに変わることを知った。

今では、絵を描いているとき、自分の手が神の手のように感じるときがあるという。絵を描いている時間が、神と自分の平和を感じる時であり、作品から発せられるメッセージを通じて、新しい平和が作り出される。まさに、「平和をつくる者は幸いです」だ。

B&A美術展2014 「平和を想う」をテーマにクリスチャン美術家の作品100点以上展示
B&A美術展2014「平和を想う」会場の様子。全国から集まったB&Aメンバーの交流の場ともなっている。

町田氏は、「平和の伝え方にはさまざまな方法があるだろうが、美術家には美術家なりの主張がある。言葉は巧みでないにしても、行動力はないにしても、自分ができることで平和を発信することが使命ではないか。ここが新しいスタートです」と語った。「平和を想う」というテーマは、今年度と来年度の一貫したテーマとして掲げられている。この美術展の開催期間だけでなく、年間を通じて平和を思ってほしいという願いが込められており、美術展だけでなく、美術館などでの勉強会も企画されるという。

バイブル・アンド・アート美術展2014「平和を想う」は26日(日)まで開催。午前10時から午後6時まで。ただし、最終日の26日は午前10時から午後4時まで。問い合わせは、バイブル・アンド・アート・センター(048・837・8583)。

関連タグ:バイブル・アンド・アートミニストリーズ(B&A)
  • ツイート

関連記事

  • バイブル・アンド・アートミニストリーズ創立15周年記念展開催

  • 町田俊之代表:神と美術の正しい関係伝えたい

  • ルイ・フランセン展、町立湯河原美術館で開催中 カトリック元宣教師の美術作家によるパブリックアートの世界

  • お蕎麦屋さんにクリスチャン・アートギャラリーが登場 大和市

  • バチカン、システィーナ礼拝堂の来場者数制限へ フレスコ画保護のため

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • AIは福音宣教の未来をどのように形づくるか ローザンヌ運動が福音主義の視点で考察

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 米ムーディー聖書学院、教育実習プログラムからの排除巡り教育委員会を提訴

  • ローマ教皇レオ14世に聖書協会共同訳のミニチュアバイブルなど献呈

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 神の見えざる御手 佐々木満男

  • 超自然的現象と科学(13)アガペーを持続させる火「ドード」 愛多妥直喜

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.